コガネの記録

ちょっと記録しておきたいことをちょっとだけ

桜ドーム

2007-03-30 22:44:27 | 小金井の町
桜 満開。
小金井公園の江戸東京たてもの園前の広場は
ちょうど傘をさしたように
桜の枝が弓なりに、膝元まで落ちている。
その中に入ると少し薄暗く
見上げると空一面桜で埋め尽くされ
花びらが青空を少しだけ透かしている。




このありえない絶景は
もたもたしていると見逃してしまう。
大渋滞にめげずに、足を運ぶべし。





桃尻風の根元


+++

今日朝方、実家から宅急便が届く。いつものことなのだけど
今朝は箱の上に座布団大の黒っぽい包みがくっついている。
伝票の品名をみると父の字で「毛布」と書いてある。
何で毛布?と思いながらも、多忙なためあまり気にもとめず。

夕方どれどれ、と荷物を見てみると
その黒い物体は「毛布」ではなくなんと「昆布」であった。

巨大である。

数日前父の携帯に電話すると、電車に乗っている音がして
釜山に行った帰りだという。
そんなの聞いてないよ。。。
退職してからなぜかパスポートをとっていた父は
知らぬ間に釜山旅行をしていた。
福岡からだとビートル(高速船)に乗って4時間ほどで行けるのだ。

昆布はそのお土産のようで、
他にもドライ高麗人参やら白いさらさらの砂状の物体やら
箱一杯送ってくれた。。白い粉はパッケージにグリーンの爽やかな文字で
「soup time」と書かれているのでてっきり入浴剤かと思っていたら、
どうやらお湯に溶かして飲むものらしい。soupってかいてあるね。
(注 石けんはsoapです。)

旅行に行くと、抱えきれないほどのお土産を買い込む父は
釜山でもやはりしこたま買い、しまいには持つことができなくなり
宅急便で送ったそうだ。

・・・

座布団昆布、どうしよ。



夕飯

いただきもののちらし寿司
手羽元甘酢煮
かぶとベーコ煮
韓国産あおさとアサリの汁
カニ爪
南瓜と新玉ねぎの温サラダ









金から桃へ

2007-03-29 22:18:50 | 小金井の町
秋に黄金を散らす公園は
春、桃色に染まる








穴場だなあ・・・



ここ数日夏日が続く東京。
近くの広場で芝生に寝っ転がって桜を見る。
転がってみる世界は大迫力で
桜と空があまりに美しく、いつの間にか
眠ってしまう。。。

気持ちよすぎた。



夕飯

ざるうどん
薬味 納豆 トマト ネギ 生姜 ゴマ
天ぷら(新玉ねぎ 桜エビ カキ菜 蓮根)
昆布だし卵 大根おろし



躾力?

2007-03-28 00:50:39 | お店
吉祥寺の葡萄屋へ。
吉祥寺の街には不釣り合いなほど気品高く、
入り口からしてゴージャス。葡萄のツタがよりいっそうゴージャス感を
高めている感じ。
学生の頃吉祥寺に住んでいたときは、この店にだけは入れなかった。

でも入ってみれば意外とふつうに過ごせて個室もあるので
子連れも心配いらない。ガツガツ食べる家族がいなければ
お財布もあまり心配いらない。

入り口ではドアマン(いえ 服装チェッカーかもしれない)が
出迎えてくれる。サンダルとかTシャツとかでなければ問題ない。
でもウィンブレ姿の夫はギリギリだったに違いない。

今日は広めの個室で、あとから別の家族が隣のテーブルに入ってきた。
そちらも我が家と同じ女児3人の家族。年齢も同じくらいの子たち。
お隣家族はとてもお行儀よく、落ち着いて座っていて
静かで穏やかで、小さい子も自分で上手に食べている。
一方こちらは、お水ちょうだいだの肉切ってだの細かく騒がしく
腹5分目くらいになると掘りごたつをのぞいてみたり
テーブル周りをぐるぐる歩き出したり、きゃっきゃとふざけたり
まったく落ち着きがない。

日頃の躾の成果が、お隣100点、うち20点と出ました。

放置しすぎかな。



ユッケジャンスープの食べかけ
ときどきこれが無性に食べたくなる





たまご、ここから

2007-03-26 00:02:18 | 小金井の町
桜咲く 心躍る


だれも遊ばない小さな公園の一本の桜の木の先端に
花が咲いていた。
こんもり咲くところを見逃さないように、と言われている気分になった。



うちのすぐ近くに小さな養鶏場がある。そこでは毎日生みたて卵を売ってくれる。
入り口は人の家のふつうの門。
広い庭を通って奥に入っていく(なかなか勇気がいる)と
いつも窓際の茶の間で4、5人のおじさんおばさんが歓談している。
(この人たち、見知らぬ人が庭に入ってきても見向きもしない)
初めて踏み入れた人は、このあたりで引き返したくなる気分。
さらに奥に入っていくと、やっと卵が置かれた箱にたどり着く。



誰もいないし、さっきのおじさんたちは見向きもしないし、
ここでもひるみそうになるが、目の前のチャイムを押すと
奥の暗闇からやさしいおばさん(卵担当)が出てきて袋に入れてくれる。
200円。

今日は鶏舎を見せてもらった。
10年以上横を通ったり卵を買ったりしていて、そのにぎやかな声だけは
聞いていたけど、はじめて目にする彼らは(彼女か)
お行儀よく整列させられていて、お休みの時間なのかとても静かだった。



めんどりを見た3歳児は、たまごの中にもめんどりがはいっていると
思いこみ、卵を割ってみるようしきりにすすめてくる。
しかたがないので家で割ってみると(本人の緊張ピークに達す)
めんどりは出てこなかったのでほっとしていた。






めんどりを狙う猫、


のわけがなく
うちの庭にずうずうしく居座るお隣スタジオの猫。
あたたかくて気持ちよかったのね。

本日最高気温20度。








健康の秘訣

2007-03-25 00:02:48 | つぶやき
3月27日火曜日22時
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
スタジオジブリの宮崎駿さんです。

見なきゃ。


またダウンしました。
子供の風邪をもらうのはきまって夫だったのに、最近それが逆転している。
マスクをして完全防御の夫、勝ち誇っていわく

僕みたいに青汁と黒酢とリンゴジュースを毎日飲まないからだよ。

そうかもね・・・
いつからか彼はすっかり健康オタクになってしまった。
サプリメントに力をいれていた時期もあり。
ここ数ヶ月黒酢を一人で何本飲んだんだろう。
近くのサンドラッグも、ほぼ毎日行ってるしね。

インフルエンザも胃腸炎の風邪も移らなかったのは奇跡的なことだし
一杯の青汁、30mlの黒酢、リンゴジュース、効果ありかもしれない。


クッキー週間

2007-03-22 00:24:11 | クッキング
つい数週間前はロールケーキ週間だった。
時間があればひたすら焼いて、ここがまずいだのこれはうまいだの
ひとり黙々と試行錯誤。
家族は試作品も途中放棄品もせっせと食べる。(食べさせられる)

そして気付けば今週はクッキー週間だった。

なんか太ったな~とつぶやく夫よ、
それはクッキーのつまみ食いのせいではないか。



夕飯

いただきものの水餃子
お取り寄せのニラチヂミ
もずく酢
トマトとキュウリと紫蘇のレモン醤油
菜の花のからし醤油和え
豚汁 水菜とネギたっぷり
納豆





今日もクッキークッキー。



たくさん遊んでくれたお友達へ
パンダとイチゴのクッキー






たてもの園 天明家

2007-03-21 23:49:06 | 小金井の町
江戸東京たてもの園の天明家の男性用トイレ。
陶器に藍色柄でとってもステキ。



久しぶりにたてもの園へ。
桜の季節で渋滞が予想されたので自転車で。
桜はもう少し。だいぶふくらんでいました。

天明家ではかざぐるまを作ることができます。
割り箸と折り紙とストローとビーズと針金で。
風に向けるとよーくまわります。



たてもの園ですっかりおなじみになった紙芝居おじさん。
今日もマイペースで、前座がいつもよりだいぶ長かった。。
たてもの園には はらっぱ があって土管遊び、竹馬、米コマなど
自由に遊ぶことができます。
のび太くんやジャイアンが遊んでいた、あんな感じのはらっぱ。

その はらっぱ が39年東京オリンピックの年に、固定資産税が導入され
次々と消えていった、その後はアパートが建ったり柵で囲われたり・・・
というようなお話をしてくれていました。
子供たちには ? でした。

そして、これはおもしろくないんだよ、というお断りつきで
本題の紙芝居 黄金バット を読んでくれました。
これからストーリーが始まるか! というところで終わってしまうという
とってもシュールな紙芝居です。。。
これも子供にはかなり ? ですね。



次来るときは桜満開、のはず。


夕飯

玄米とししゃものサラダ(水菜、赤ピーマン、コーン、さつまいも)
ぜんまいと筍と油揚げ煮物
蓮根と豚バラの梅味噌炒め
牡蠣ソテー 新玉ねぎスライス
椎茸と水菜の吸い物




しみじみと江戸野菜

2007-03-20 23:27:40 | 小金井の町


小金井を農文化の博物館に!を掲げるNPO法人ミュゼダグリ
江戸野菜=伝統野菜を生産販売している。
今年初めにたてもの園で江戸雑煮をたべようという企画があったのだけど
行きそびれてしまっていた。

そして今日、江戸野菜を使ったお弁当をひょんなことから
いただくことができた。



地味目だけど甘みとコクがあってしみじみおいし。

JR東小金井駅北口梶野通り沿いにPR館あります。


夕飯

ローストビーフ サンチュ
水菜とウドのゴマ和え
こんにゃく炒り煮
イカのマリネ
味噌汁
江戸野菜弁当




3コインズ

2007-03-19 23:35:04 | クッキング
野ブタクッキーを焼く。
野、が必要かはわからない。

お皿は吉祥寺の3コインズで。300円なだけに模様が手荒なかんじ。
3コインズの食器の入れ替えが激しくて、
チェックをいれて3日後いざ買いに行ってももうなかったりする。
売れたのかな。


夕飯

昨日の鴨なんをもう一度。でも鴨がないから鶏なん。
一応ピーコックに電話して鴨肉があるか確認してみた。
鴨肉はないけど、合鴨肉ならある、とのこと。



思わずどう違うんですか?ときいた。
アヒルとカモの掛け合わせです、と。

ああそうですか、、、
と納得したようなしないような
間の悪い感じで電話を切った。


やはりこれはB級品の味であった。。
醍醐、また行きたいぞ。




ひとり時間

2007-03-18 23:17:49 | 
用事があってつかの間の一人時間を満喫する。
電車に乗って団鬼六さんの本を読んでいたら
笑いが止まらなくなってしまった。
学生の頃も原田宗典さんのエッセイにはまって
幾度となく電車でこらえ笑いをしていたけど。
顔を隠してうずくまるような格好でぴくぴく震えている姿は
どう映っただろうか・・・

+++

中央線東小金井駅北口のすぐそばに、醍醐というそば屋がある。
10人くらいが適正なお客数、くらいの小さなお店。
店主はいつも無愛想、娘さん(のような方)が店主とは対照的な
明るい笑顔で応対してくれる。

学生の頃、江戸東京たてもの園でアルバイトをしていた夫は
お昼になるとわざわざバイクで食べに来ていた。
学生の頃、このそば屋の隣に住んでいたわたしは
懐に余裕さえあれば、毎週でも食べていた。

なかでも鴨なんばんそばが絶品で、
濃いめの汁と鴨の脂身と焼きネギとちょっとのっかってる
軟骨の唐揚げが絶妙にうまくて、
これだけはものすごい集中力で食べてしまう。
途中しゃべったりするのは邪道で、真剣勝負なのだ。
すこし余裕があれば、かやくごはんを追加するとよい。
残った汁と一緒に、これまた絶品。

そんな鴨なんを、ひさしぶりに食べた。ひとりで。夢中で。

目の前には石臼が蕎麦の実を粉にすべくごりごりとまわっていて
そのうち店主がそば粉を練りだしたので、これは最後までみていこうと
そばがき入りのお汁粉も頼む。(理由にならないか。)
でも店主は練った蕎麦を帆布のようなものに包んでひっこんでしまった。
ざんねん。

ちいさなお店だけど、土日はひっきりなしにお客が出入りする。
常連さんも多い。
そう何度でも食べたくなる、一級のそば屋なのです。

東小金井に降りたら、ぜひ。


夕飯

毎週恒例、皆でお食事会。

手巻き寿司