月曜に、友人の出演する舞台を観にいってきました。
「聖なる路地」
山本周五郎原作の「深川安楽亭」を現代風にアレンジしたものです。私は本は滅多に読まないし、読んでも2時間ドラマの原作本とかだったりするんですが そんな私のほんっとに数少ない好きな作家が山本周五郎(父に教えてもらいました)なので、こりゃ楽しみにしていきました。
とはいえ、彼の作品は時代小説ですからねー、設定をどう変えていくのかが余計なお世話ですが気がかりでした。。
「娘が売られる」→「タイ人女性が売られる」
「質屋」→「レンタルビデオショップ」
「2つの抱え屋敷」→「チャイニーズ、コリアの縄張り」
などなど、なんだかんだうまくまとまっていたような。ところどころ原作どおりのセリフが聞けてなんか嬉しかったり。
で、山本周五郎といえば、私!絶対!120%泣くんです!
お好きな方ならわかっていただけますよね!
どうしようもない悪い孤独な若者が、親雀とはぐれた小雀を献身的に世話し、親雀と再会させようと尽力する。そして危険を冒してまで赤の他人のために動いた彼が命を落とした日の朝にその小雀も死んでしまう。。。
泣きました、泣きました。。。
ありがとう、泣かせてくれて。。。
ひとつ、山本周五郎といえば、最後は後味すっきり♪というイメージがあったので、この舞台で、社会に適応できないどうしようもない連中の面倒をみる「安楽亭」の主人が最後に殺されてしまったのが???でした。もちろん、原作ではこの主人は死にません。
で、その友人に聞いたところ、そこがこの劇団の演出家の味を出した部分だったそうな。。「今の日本の政治力や権力の横暴さへの、ある意味の『訴え』って感じらしい」とのことでした。この主人は「権力(利権)によって闇に葬られた」ということらしいです。
ふーん・・・
それが劇団の「味」ならしょうがないのか。。
でも、こういう真に良い作品を、形を変えて表現しようとするって素晴らしいですね これ、昔からあるカントリーを今の私たちが自分たちなりに演奏しようとしているのに似てるな・・・と思いました。
なんだか勇気付けられたような気がした舞台でした
「聖なる路地」
山本周五郎原作の「深川安楽亭」を現代風にアレンジしたものです。私は本は滅多に読まないし、読んでも2時間ドラマの原作本とかだったりするんですが そんな私のほんっとに数少ない好きな作家が山本周五郎(父に教えてもらいました)なので、こりゃ楽しみにしていきました。
とはいえ、彼の作品は時代小説ですからねー、設定をどう変えていくのかが余計なお世話ですが気がかりでした。。
「娘が売られる」→「タイ人女性が売られる」
「質屋」→「レンタルビデオショップ」
「2つの抱え屋敷」→「チャイニーズ、コリアの縄張り」
などなど、なんだかんだうまくまとまっていたような。ところどころ原作どおりのセリフが聞けてなんか嬉しかったり。
で、山本周五郎といえば、私!絶対!120%泣くんです!
お好きな方ならわかっていただけますよね!
どうしようもない悪い孤独な若者が、親雀とはぐれた小雀を献身的に世話し、親雀と再会させようと尽力する。そして危険を冒してまで赤の他人のために動いた彼が命を落とした日の朝にその小雀も死んでしまう。。。
泣きました、泣きました。。。
ありがとう、泣かせてくれて。。。
ひとつ、山本周五郎といえば、最後は後味すっきり♪というイメージがあったので、この舞台で、社会に適応できないどうしようもない連中の面倒をみる「安楽亭」の主人が最後に殺されてしまったのが???でした。もちろん、原作ではこの主人は死にません。
で、その友人に聞いたところ、そこがこの劇団の演出家の味を出した部分だったそうな。。「今の日本の政治力や権力の横暴さへの、ある意味の『訴え』って感じらしい」とのことでした。この主人は「権力(利権)によって闇に葬られた」ということらしいです。
ふーん・・・
それが劇団の「味」ならしょうがないのか。。
でも、こういう真に良い作品を、形を変えて表現しようとするって素晴らしいですね これ、昔からあるカントリーを今の私たちが自分たちなりに演奏しようとしているのに似てるな・・・と思いました。
なんだか勇気付けられたような気がした舞台でした