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タイトルからしていやみくさい記事であるが、
北海道の医者が金食い虫のような表現は腹立たしい。
北海道が100床あたりの医師数が堂々の最下位であることに注目していただきたい。
幌延町だけに限ってみると100床あたり3人という換算になる。
結局病床数あたりの人件費はあまり変わらないのかも。
表をざっと見てみると、沖縄が結構おいしいかもと思いました。
こなせる仕事量は医師数の2乗という(正しいかどうかわかりませんが)
ことを考えると100床あたりの医師数が減れば減るほど
能率(売り上げ)は2乗に比例して落ちていくことになるので、
経営が苦しくなるのは当然といえば当然。
ssdさんの下記の意見が的を得ていると思う
病院の経費の大部分を占める人件費のうち、医師の給与などたかがしれているのだ。
たしかに「平均」を出せば、医師は高給取りだ。
しかし、病院の職員における人数の割合を考えると、実に一握りの集団でしかない。
となると、黒字の病院と、赤字の病院の差をわけるものは医師以外の多数派の職員の給与水準。
だが、私は自治体病院の赤字が、医師以外の給与水準が高いせいだと、いう意見には与しない。
黒字の民間病院のスタッフの給与が安すぎるのだ。
(ただし、年功序列型から、同一労働・同一賃金などのへ賃金体系の改善は必要だろう)
また、医師の場合、少し特殊なのは、医者は人数が増えれば、それだけ売り上げが増えるということだ。
年収が二千万、三千万円だろうが、二億、三億病院の収入が増えれば何の問題もない。
そしてAtsullowさんのおっしゃるとおり、
非常勤医師、研修医がこのなかに組み込まれているのか甚だ疑問である。
お粗末な分析で国民に誤解を与えかねない。
どんなに僻地でも忙しくても(実際は中核都市にお任せの症例も多いと思いますが)
がっぽり稼げるのは事実なので、流れのお医者さんも結構いるみたい。
1年働けば家が立ちますもんね。東京じゃ無理だけど。
そういう意味では北海道の僻地は天国なのかもしれない。
自治体間で給料は相当差があるので下調べは念入りにしてくださいね。
市以上のところはまず無理です。例え本当に市なの?というところでも。
2007年04月08日03時15分 朝日新聞
医師確保へ苦心の高給 自治体病院2倍の差 政投銀調べ
自治体病院に勤める医師の給与は都道府県によって2倍の開きがあることが、日本政策投資銀行の調べでわかった。北海道や東北を中心に医師不足が深刻な地域ほど給与は高い傾向があり、自治体が「高給」で医師をつなぎとめている実態が浮きぼりになった。
自治体病院の平均医師給与と人員
総務省がまとめた04年度の地方公営企業年鑑をもとに、同銀行が全国1000の自治体病院(都道府県立、市町村立、一部事務組合立)の経営を分析した。
常勤医の給与(時間外、期末手当などを含む)の全国平均は、年額換算で1598万円(平均年齢42歳)。都道府県別では北海道の2301万円が最高で、最低は奈良県の1132万円だった。岩手、宮城など東北各県は軒並み高水準なのに対し、西日本は全般的に低く、神奈川や東京、大阪など大都市部も低かった。
格差の背景には医師の偏在問題がある。給与の上位10道県はベッド100床あたりの医師数が平均9.4人。一方、下位10都府県は12.3人で、給与が高い地域は医師が少ない傾向があった。
全国でもっとも給与が高かった病院は、北海道北部の幌延町立病院(6科36床)の4586万円。町内唯一の病院で、ただ1人の常勤医である院長が日中の勤務に加え、平日は毎晩当直についているという。同病院は「町の財政は厳しいが、地域の医療を守るためにはこの待遇もやむをえない」と説明する。
自治体病院の医師は公務員だが、給与は他の職種から独立して条例で定められ、自治体の裁量で基本給や諸手当を引き上げられる。
北海道内の自治体病院の求人活動をサポートしている道地域医療振興財団によると、道内の過疎地ではいまや、求人時に最高3000万円台の年収を提示する病院も珍しくないという。
だが、過疎地の医師不足に歯止めはかからず、給与による医師確保は必ずしも功を奏しているとはいえない。たとえば三重県尾鷲市の市立尾鷲総合病院は、05年に年収5520万円で産婦人科医を雇った。しかし医師は院内に寝泊まりしながら年に数日しか休日がとれず、1年後に退職した。
「高給作戦」は財政面からも限界がある。
政策投資銀の調べでは、自治体の支援なしで黒字を確保した病院は全体の7%(04年度)。自治体の支援総額は約7000億円(1病院あたり7億円)、病院を運営する公営企業の借金残高の総額は、約4兆円に達する。赤字体質の要因は人件費比率の高さで、自治体からは「もうこれ以上、人件費は増やせない」という悲鳴も上がっている。
北海道の医者が金食い虫のような表現は腹立たしい。
北海道が100床あたりの医師数が堂々の最下位であることに注目していただきたい。
幌延町だけに限ってみると100床あたり3人という換算になる。
結局病床数あたりの人件費はあまり変わらないのかも。
表をざっと見てみると、沖縄が結構おいしいかもと思いました。
こなせる仕事量は医師数の2乗という(正しいかどうかわかりませんが)
ことを考えると100床あたりの医師数が減れば減るほど
能率(売り上げ)は2乗に比例して落ちていくことになるので、
経営が苦しくなるのは当然といえば当然。
ssdさんの下記の意見が的を得ていると思う
病院の経費の大部分を占める人件費のうち、医師の給与などたかがしれているのだ。
たしかに「平均」を出せば、医師は高給取りだ。
しかし、病院の職員における人数の割合を考えると、実に一握りの集団でしかない。
となると、黒字の病院と、赤字の病院の差をわけるものは医師以外の多数派の職員の給与水準。
だが、私は自治体病院の赤字が、医師以外の給与水準が高いせいだと、いう意見には与しない。
黒字の民間病院のスタッフの給与が安すぎるのだ。
(ただし、年功序列型から、同一労働・同一賃金などのへ賃金体系の改善は必要だろう)
また、医師の場合、少し特殊なのは、医者は人数が増えれば、それだけ売り上げが増えるということだ。
年収が二千万、三千万円だろうが、二億、三億病院の収入が増えれば何の問題もない。
そしてAtsullowさんのおっしゃるとおり、
非常勤医師、研修医がこのなかに組み込まれているのか甚だ疑問である。
お粗末な分析で国民に誤解を与えかねない。
どんなに僻地でも忙しくても(実際は中核都市にお任せの症例も多いと思いますが)
がっぽり稼げるのは事実なので、流れのお医者さんも結構いるみたい。
1年働けば家が立ちますもんね。東京じゃ無理だけど。
そういう意味では北海道の僻地は天国なのかもしれない。
自治体間で給料は相当差があるので下調べは念入りにしてくださいね。
市以上のところはまず無理です。例え本当に市なの?というところでも。
2007年04月08日03時15分 朝日新聞
医師確保へ苦心の高給 自治体病院2倍の差 政投銀調べ
自治体病院に勤める医師の給与は都道府県によって2倍の開きがあることが、日本政策投資銀行の調べでわかった。北海道や東北を中心に医師不足が深刻な地域ほど給与は高い傾向があり、自治体が「高給」で医師をつなぎとめている実態が浮きぼりになった。
自治体病院の平均医師給与と人員
総務省がまとめた04年度の地方公営企業年鑑をもとに、同銀行が全国1000の自治体病院(都道府県立、市町村立、一部事務組合立)の経営を分析した。
常勤医の給与(時間外、期末手当などを含む)の全国平均は、年額換算で1598万円(平均年齢42歳)。都道府県別では北海道の2301万円が最高で、最低は奈良県の1132万円だった。岩手、宮城など東北各県は軒並み高水準なのに対し、西日本は全般的に低く、神奈川や東京、大阪など大都市部も低かった。
格差の背景には医師の偏在問題がある。給与の上位10道県はベッド100床あたりの医師数が平均9.4人。一方、下位10都府県は12.3人で、給与が高い地域は医師が少ない傾向があった。
全国でもっとも給与が高かった病院は、北海道北部の幌延町立病院(6科36床)の4586万円。町内唯一の病院で、ただ1人の常勤医である院長が日中の勤務に加え、平日は毎晩当直についているという。同病院は「町の財政は厳しいが、地域の医療を守るためにはこの待遇もやむをえない」と説明する。
自治体病院の医師は公務員だが、給与は他の職種から独立して条例で定められ、自治体の裁量で基本給や諸手当を引き上げられる。
北海道内の自治体病院の求人活動をサポートしている道地域医療振興財団によると、道内の過疎地ではいまや、求人時に最高3000万円台の年収を提示する病院も珍しくないという。
だが、過疎地の医師不足に歯止めはかからず、給与による医師確保は必ずしも功を奏しているとはいえない。たとえば三重県尾鷲市の市立尾鷲総合病院は、05年に年収5520万円で産婦人科医を雇った。しかし医師は院内に寝泊まりしながら年に数日しか休日がとれず、1年後に退職した。
「高給作戦」は財政面からも限界がある。
政策投資銀の調べでは、自治体の支援なしで黒字を確保した病院は全体の7%(04年度)。自治体の支援総額は約7000億円(1病院あたり7億円)、病院を運営する公営企業の借金残高の総額は、約4兆円に達する。赤字体質の要因は人件費比率の高さで、自治体からは「もうこれ以上、人件費は増やせない」という悲鳴も上がっている。
と私も思ってしまいました。
いや、給料の話です。・・・念のため・・・。
でも北海道はいいところです。
札幌駅の回転寿司、根室寿司は素晴らしいです。
函館の知り合いは札幌の寿司は腐っていると言います。
(ちょいと言い過ぎだと思いますが)
内陸育ちの僕にとっては充分美味しいのですけれど。
関東の某研修病院へいくつか行きましたけど、
多分見学に行った病院がハズレだったこと、
気候・食事で生きていけないと思いました。
給料は北海道内の中でも雲泥の差があります。
札幌市内は非常に安月給と感じます。
海外留学前に~~町立病院勤務ということになります。
ぬるま湯北海道でもいけない思いますが・・・。
沢山の方の意見をまとめて頂きご苦労様です。
大学の安月給は確かに諸悪の根源だと思います。
ところでちょっと気になっていたのですが、
m3ブログにTBできません。
これってm3だからですかね?
それとも僕の記事のお粗末さからかですかね?
他のgooブログの方からも私のブログにTBできないと言われました。
逆にm3からTBできないブログ会社もあり、そういうことあるみたいです。