スーダン報告会を行います

皆様

いつもお世話になっています。
想像を絶する南スーダンのレポートがようやく完成しそうです。
３月３１日（火）午後５時～
４月　３日（金）午後５時～
イングラムの会議室にて報告会を開催いたします。

是非とも多くの方にご覧いただきたいと考えています。

尚、会場の都合で参加人数の確認をさせて頂きたいので、ご面倒ですがこのメール(webmaster@ingram.co.jp)よりご参加いただける日をご指定いただけると助かります。


写真はカポエタ北／Kapoeta Northの子どもたちです。最初は見慣れない外国人にとまどっていましたが、生まれて初めてみる自分の顔をデジカメで見せたりしながら仲良くなるとこのような笑顔を見せてくれました。
着る服は持っていません。お腹の出ている子は栄養失調です。
でも、笑顔は天下一品でした。

スーダン訪問

3月2日（月）

イングラムの代表者加藤勉（かとうべん）が3月4日から17日にかけてスーダンを訪問してきます。

私たちが展開している『ピースプロジェクト』を今後もっと推し進めていくために“自分たちの眼で”“本当に何が必要なのか”をしっかりと見届けること、そして『ピースプロジェクト』の行動目標でもある“世界中の子どもたちの瞳を輝かせること”が目的です。

その他にも大きな目的がありますが、それは別の機会にご報告させていただくとして、地図の通りアフリカ中部に位置するスーダンは正式名称を『スーダン共和国』といいます。人口は約４９４万人。２６の州行政で成り立っています。

今回、加藤が訪問するのはスーダン南部、東エクアトリア州にある『カポエタ』というところです。
東エクアトリア州は推定人口１６０万人。８つの郡と４６のＰａｙａｍ、２４１のＢｏｍａで成り立っています。


この州で衛生的な施設を利用できる人間の割合は３．９～５．８％に過ぎず、医療、出産等で満足な環境には程遠い状況。


一人当たりの水の使用料（一日）は平均２．５リットルに過ぎない（日本人の平均は３０７リットル）。


乳幼児の死亡率は１０００人あたり１０２人（１０．２％）。日本は５人。


５歳未満幼児死亡率は１０００人当たり１１７人（１１．７％）。日本は４人。


妊産婦死亡率は２，０５４人（日本は４．４人）。


子どもの予防接種率は５％（日本は１００％）。


医療施設での出産の割合は１３．６％


州１６０万人の人口に対して医師の数はたったの１４名。


この項続きます。