PEACE PROJECT BLOG

PEACE PROJECT、PEACE PROJECT展などのニュース、新着状況、活動状況をお知らせしていきます。

スーダン訪問

2009-03-02 10:51:31 | Peace Project Products
3月2日(月)

イングラムの代表者加藤勉(かとうべん)が3月4日から17日にかけてスーダンを訪問してきます。

私たちが展開している『ピースプロジェクト』を今後もっと推し進めていくために“自分たちの眼で”“本当に何が必要なのか”をしっかりと見届けること、そして『ピースプロジェクト』の行動目標でもある“世界中の子どもたちの瞳を輝かせること”が目的です。

その他にも大きな目的がありますが、それは別の機会にご報告させていただくとして、地図の通りアフリカ中部に位置するスーダンは正式名称を『スーダン共和国』といいます。人口は約494万人。26の州行政で成り立っています。

今回、加藤が訪問するのはスーダン南部、東エクアトリア州にある『カポエタ』というところです。
東エクアトリア州は推定人口160万人。8つの郡と46のPayam、241のBomaで成り立っています。


この州で衛生的な施設を利用できる人間の割合は3.9~5.8%に過ぎず、医療、出産等で満足な環境には程遠い状況。


一人当たりの水の使用料(一日)は平均2.5リットルに過ぎない(日本人の平均は307リットル)。


乳幼児の死亡率は1000人あたり102人(10.2%)。日本は5人。


5歳未満幼児死亡率は1000人当たり117人(11.7%)。日本は4人。


妊産婦死亡率は2,054人(日本は4.4人)。


子どもの予防接種率は5%(日本は100%)。


医療施設での出産の割合は13.6%


州160万人の人口に対して医師の数はたったの14名。


この項続きます。