peaの植物図鑑

シオデ(牛尾菜)の実

画像は、2005年10月21日、一関市大東町大原の山吹城の本丸跡の
土手で見つけたシオデ(牛尾菜)の果実。花の形のままに実がつき、
球形の液果は緑色から黒く熟しつつある。



 シオデ(牛尾菜)ユリ科 シオデ属
 Smilax riparia var.ussuriensis
山野や原野に生えるつる性の多年草で、緑色の茎には巻きひげがあ
り、ほかの草や木にからみついて伸びる。巻きひげは托葉が変化した
ものだという。葉は互生し、卵状楕円形で長さ5~15cm、先は尖り、
縦の脈が目立つ。

7~8月、葉のわきから葉柄より長い花茎を出し、15~30個の淡黄緑
色の花が球状の散形花序につく。雌雄別株。雄花では長い6本の雄し
べが目立つ。雌花は直径約1cmの球状の果実を結び、秋に黒く熟す。

東北地方では「ヒデコ」とか「ショデコ」などと呼ぶところもあり、
芽吹きを食用にする。若苗は見た目も味もアスパラガスにそっくりで、
おいしい。

 分布:北海道、本州、四国、九州、ウスリー、朝鮮、中国

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事