2007年5/3(木)、一関市千厩町千厩の「千厩ショッピングモール
・エスピア」の特設会場で、千厩野草会(会長・金野昌敏)の「春
の野草展」がはじまりました。5/5(土)までの開催ですが、早速
行ってきました。
会場には、会員たちが持ち寄った山野草が沢山展示されていました。
同じものもありましたので、品種はそんなに多くありませんでしたが、
野山では見られないような素晴らしいものが多かったと思います。
八幡平のシラネアオイ(白根葵) 2006年7月26日
2006年7/26(水)、八幡平アスピーテラインの岩手県と秋田県の県境にある
駐車場(有料)から岩手県側に100mほど下った所の道路下に残雪があり、
「シラネアオイ(白根葵)」が咲いていました。
平地のシラネアオイは5~6月ごろには咲きますので、珍客に逢ったよう
な気がしました。
シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科 シラネアオイ属
Glaucidium palmatum
低山地帯から亜高山帯にかけての深い積雪地の落葉樹の下(林床)や
雪渓の縁など湿気の多い草斜面に生える多年草。
山野草愛好家がよく庭に植えており、早春を代表する山草である。
花の頃は高さ15~30cmぐらいだが、花が終わると60cmぐらいに伸びる。
茎には普通葉が3個つく。下の2個は長さも幅も20cmほどで、掌状に
切れ込み、縁には不揃いの鋭い鋸歯がある。上部の葉は小さい。
5~8月上旬、茎の頂に直径6~10cmほどの(薄紙で作ったような)
大きな花を1個つける。花びら(花弁)のように見える4枚の蕚片は、
淡い紅紫色や青紫色だが、白花種もある。花弁はない。
4枚の蕚片の真ん中にある黄金色の花芯も美しい。
もと「キンポウゲ科」とされていたが、現在は独立した科として
扱われ、1科1属1種、しかも日本特産種である。
和名は、日光の白根山に多く産し、花と葉がアオイ(タチアオイ)に
似ていることによる。 分布:北海道(南部)~本州(中部地方以北)
なお、下記のWebサイトに「シラネアオイと残雪」と名付けられた
素晴らしい画像が掲載されています。http://www.ink.or.jp/~kankou18/180708sancho.html
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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