シラネアオイ(白根葵) 2008年5月5日
2008年5月5日(月)、一関市千厩町千厩の千厩ショッピング・モール
「エスピア・ホール」で、千厩野草会(会長・小野寺義昭)の「春の
山野草展」が開かれていたので行ってきました。(5/3~5/5の3日間)
会場は国道284号線沿いにあり、「西小田工業団地入口」バス停の真前
でした。
山野草展は、種類の異なる沢山の山野草が居ながらにして見られるし、
珍しい植物も見ることができたりしますので、とてもありがたいです。
シラネアオイ(白根葵)シラネアオイ科 シラネアオイ属
Glaucidium palmatum
昔は「キンポウゲ科」とされていたが、1科1属1種の日本特産種。まるで
縮緬(ちりめん)の和紙で作ったような花が咲く。
多雪地の山地に生える多年草で、亜高山帯の林下や草原に多い。根茎は
発達して太くなり、横に這う。普通は先端に1個の根生葉または1本の花茎
がつく。根生葉は長い柄があり、葉身は掌状に5~11裂し、裂片は不揃い
で鋭い鋸歯があり、先は鋭形で基部は心形となり、大きいものは幅30cmを
越す。茎葉は茎上部に普通2個つく。形は根生葉とほぼ同じだが、上部のも
のはほとんど無柄で欠刻が少ない。
花茎は雪どけを待って伸びはじめ、花の頃は高さ15~30cmだが、花後は
40~60cmぐらいになる。花期は5~7月。茎の先に直径7~10cmもある大きな
花を1個つける。花弁のように見えるのは萼片で大きい広倒卵形。萼片は4
個あり、淡紫色まれに白色。ほんとうの花弁はない。
果は2個あり、内部の一部で癒着(ゆちゃく)して左右に連なる。種子
は倒卵形で広い翼がある。
分布:北海道、本州(東北、中部の主に日本海側)
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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