peaの植物図鑑

リンゴ(林檎)/セイヨウリンゴ(西洋林檎)

奥州市水沢区のリンゴ(林檎)
/セイヨウリンゴ(西洋林檎)2009年5月24日






2009年5月24日(日)、奥州市水沢区佐倉河字北舘にある
史跡・胆沢城跡を歩きました。史跡の周りにリンゴ(林檎)畑があり、
沢山実をつけていました。花もわずかながら咲いていまし
た。








リンゴ(林檎)/セイヨウリンゴ(西洋林檎)
バラ科 リンゴ属 Malus domestica
果樹として世界各地で栽培されているのはセイヨウリンゴ
(西洋林檎)
で、コーカサス地方からヨーロッパへ
広まったと考えられている。日本には明治時代に欧米から
導入され、比較的冷涼な地方で栽培されている。東北地方
や長野県が主な産地。最近では日本でも良質の品種がつく
られて普及している。

樹皮は黒紫色から次第に灰褐色になる。若枝は綿毛が密生
する。葉は互生し、長さ6~13㎝の楕円形、広楕円形、また
は卵形で、縁には鈍い鋸歯がある。若葉は両面とも毛がある。

4~5月、枝先に直径3~4㎝の花が数個散形状に咲く。花弁
は5枚で白色または淡紅白色。蕾は淡紅色だが、花が開くに
つれて白に近くなる。雄しべは約20本。花柱は5本。
花柄と鐘形の萼筒には綿毛が密生する。結実には他の木の
花粉が必要なので、普通人工授粉を行なう。

果実は直径4~12㎝ほどの球形で両端は深く窪み、紅色また
は紅黄色に熟す。生食のほか、ジャムやジュースなどの加工
用としても人気がある。

セイヨウリンゴが輸入されるまでは、中国原産といわれる
ワリンゴ(和林檎)M.pumila var.dulcissimaのことをリンゴ
といって食用にしていたとのこと。現在は接ぎ木の台木とし
て使われているという。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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