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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

藤沢周平原作の映画「山桜」

2008年10月09日 | Weblog
藤沢周平原作の映画「山桜」を観てきました。
 2008年10月9日


2008年10月9日(木)、一関市磐井町2-13(一関一高通り)にある
映画館・一関シネプラザ2(代表者・松本健樹)で、藤沢周平原作の
映画「山桜」を観てきました。この映画は、4月に山形県で先行ロー
ドショーされ、5月31日(土)から全国ロードショーされていたもの
です。
映画「山桜」の解説とあらすじなどは、下記のWebサイトに掲載さ
れていますので省略しますが、「感動の余韻をいつまでも胸に残す」
いい映画でした。
http://www.yamazakura-movie.com/
[映画「山桜」公式サイト]
映画「山桜」の感想:一青窃の歌声と共に心にしみるいい映画
藤沢周平の短編集「時雨みち」の一編「山桜」を映画化した篠原哲雄
監督の初の時代劇作品だという。原作を読んでいないが、わずか20ペー
ジほどの小品をこれだけの映画にできたのは、定評のある藤沢作品によ
るところが大きいと思われる。
武士、百姓、町民などの身分差が強かった時代に生きた下級武士や女性
の生き方として、主人公の手塚弥一郎(東山紀之)と磯村野江(田中麗
奈)が肯定的に描かれていますので、時代を超えて共感できるものがあ
ります。野江の婚家の家族や重臣(村井国夫)などの描き方が、単純化
されすぎているようにも感じますが、よくも2時間程度に収めたものと感
心しました。
この当時、ソメイヨシノが東北の小藩まで普及していたかどうかわかり
ませんが、花と葉が同時に開く山桜の方が、厳しい寒さに耐えて咲く凛々
しさを感じさせてくれるような気がします。
主題歌(一青窃の栞)と共に感動の余韻をいつまでも胸に残すいい映画
だと思いました。

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