peaの植物図鑑

釜石市唐丹町本郷の花桃&津波記念碑  2013年4月29日(月)

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2013年4月29日(月)、釜石市唐丹町の本郷地区に行きました。ここの高台にある「星座石」などを見るためでした。 ここには盛岡藩と仙台藩の藩境が残っているというので、数年前に行ったことがあります。その時は、桜並木が満開の花で彩られていたように思います。

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国道45号線から分岐している県道249号線を走り、本郷集落の「星座石」のある高台の下に着きました。前に行ったときと違って、すぐ傍に駐車スペースが設けられていました。

「星座石」の登り口の近くにある民家の庭に植えられているハナモモ(花桃)が、紅桃色で八重咲きの花を沢山咲かせていました。

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(上と下)海(唐丹漁港)側から見た「星座石」や「測量の碑」がある高台(山)。登り口付近に駐車スペースが設けられていました。広い道路は県道249号線。

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(下)「星座石」や「測量の碑」がある高台(山)の下、県道の傍に「2011.3.11.大津波記念碑」が立てられていました。

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(上)「伝えつなぐ大津波2011.3.11」と刻された幅広の碑を真ん中にして、左側に2柱、右側にも2柱立てられていました。

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(上)古い津波記念碑:左側は昭和八年津波記念碑:正面に石黒県知事作詞の「復興の歌」の歌詞、裏面に建碑の寄付者、世話人の名が刻されている。昭和9年3月3日建立。本郷県道中央道路脇にあったもの。

右側は海嘯遭難者記念之碑:正面は碑文、裏面に寄付者、発起人、世話人の氏名が刻されている。明治29(1896)年建立。唐丹町本郷にあったもの。「海嘯」とは「津波」のこと。

(下)「移転碑」:上の古い大津波記念碑を移転した理由が刻されています。

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http://d.hatena.ne.jp/meiji-kenchikushi/19530101/p1 [本郷(岩手県釜石市唐丹町):三陸海岸の集落 災害と再生:1896,1933,1960]:当サイトは三陸海岸地域の集落が1896、1933、1960年の三度にわたり経験した津波災害と再生に関する先人の記録をまとめるもので、集落単位での地理的変化にかかわる記録に重点を置いています。(作成=明治大学 建築史・建築論研究室)]

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モモ(桃)/ハナモモ(花桃) バラ科 サクラ(プルヌス)属  Prunus persica

 

中国北部原産の落葉小高木。果樹、花木として世界的に栽培されて いる。高さは3~8m。葉は互生し、広倒卵形または楕円状披針形で、 縁には細かい鋸歯がある。花期は4月。花は直径3~5㎝で、葉が開く前に咲く。花弁は5個が基本で、ピンク(桃)のほか、白、紅色のものもある。果実は7~9月に熟し、生食、缶詰などの加工品に利用さ れる。

中国では古くから栽培され、ペルシャや小アジアを経由してギリシ ャ、ローマへ、さらに地中海沿岸地方へ伝わった。ヨーロッパでは かつてペルシャが原産地と考えられていたため、persicaという学名がついている。

日本では古事記に「モモ」の記載があるが、果樹として栽培されるよう になったのは江戸時代以降のことで、現在のように果実の大きい品 種は明治になってからである。 食用のモモは山形県、福島県、山梨県、岡山県などが主な産地。 「白鳳」「大久保」など多くの品種がある。

ハナモモ(花桃): 果樹としてのモモ(桃)と区別して、花の美しさを楽しむために栽培されているモモを「ハナモモ(花桃)」と呼んでいる。ハナ モモの栽培が盛んになったのは江戸時代で、現在も「関白」「菊桃」 「源平」「矢口」など、江戸時代につくられた品種が庭木や切り花 用に栽培されている。

花には一重咲き、八重咲きがある。品種には花色のほか樹形が枝垂れたり、ほうき状に伸びる品種もある。 園芸品種に菊桃、黒川矢口、照手紅(しょうしゅべに)、照手白 (しょうしゅしろ)、源平枝垂れ、残雪枝垂れなどがある。

「関白」は八重咲きの大輪で、白花の代表種。「寒白」とも書く。 「菊桃」は菊の花のように細い花弁が多数つく。「源平」は1本の木に紅色と白色の花がつき、1個の花が紅白の絞りになることもある。 「矢口」は切り花用の代表的な品種で、温室で花を咲かせたものが雛祭りに使われる。花はピンクの八重咲き、枝が長く枝垂れる品種もあり、源平枝垂、残雪枝垂、相模枝垂などが知られている。鉢植え用の矮性の品種もある。[栽培]繁殖は実生、接木。[花期]3~4月。[果期]6~9月。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/cb69edde27d382f0f4fe6ab517c5a37f [peaの植物図鑑:北上市街地のハナモモ(花桃) 2008年4月22日]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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