ベニシタン(紅紫檀):真っ赤な実がびっしりとつく。葉は厚くて光沢がある。
2016年10月14日(金)、一関市東山町長坂字久保・柴宿にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内を散策しました。メーンストリート沿いにある民家の庭に植栽されているベニシタン(紅紫檀)が、真っ赤に色づいた果実を沢山付けていました。
ベニシタン(紅紫檀)バラ科 コトネアスター(シャリントウ)属 Cotoneaster horisontalis
中国原産の落葉または半常緑性の低木。日本には昭和初期に入り、挿し木や実生で簡単に殖えるため、庭木や生け垣などによく植えられている。高さは約1m。枝は横に広がり、老木になると枝垂れる。葉は互生し、長さ5~15㎝の倒卵形で小さく、厚くて光沢がある。花期は5~6月。葉の付け根に白または淡紅色の小さな花が咲く。花は直径6㎜ほど。果実は直径5㎜ほどの球形で、秋に鮮やかな紅色に熟す。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]