東京では、染井吉野の開花宣言が早めに発表された途端に...
空のご機嫌が斜め方向に...雨が降り、冷え込んでいます。
うきうきと開花の日を迎えたはずのつぼみたち...「話が違うような?」などと
囁き合って困惑...なのではないでしょうか...
お花見日和の見極めも、かなり難しそうですね...なにしろ傘のマークが連日...
そんな天気予報なのですから。
このような展開になるとは想像もしていなかった私は、先日...都心の病院へ行った帰り道
うきうきと寄り道をして、「桜が咲いたら....。.:*・゜」
今年は、いつもの桜餅ではない別の美しくておいしいお菓子を買いましょう♪ と、デパ地下へ♪
まっすぐに、お目当ての叶 匠壽庵さんへと向かいました。
今年の桜のお菓子は、叶 匠壽庵さんの春のお菓子を...と決めていましたからね。
心地よい対応をして頂いて...お目当てのお買い物を済ませて...それでは、と別れ際に
「ほんの少しだけ、お待ちいただけますでしょうか...」とのお声掛け...
手早く何かを袋に入れて...わざわざお越し頂いて...と、手渡してくださったのが...
「大石最中」でした。
店頭で、大きくてご立派な最中ねと眺めることはあっても、お味見をしたことはありませんでした。
何とご立派な最中なのでしょうね...
堂々とした筆文字に見惚れます。 「大石最中」なのですが「大名最中」かと 店頭で見かけた折に、勘違いをしたことがあります。 | |
「大・石・山・川」ですよ。 「なるほど...」ですよね。 叶 匠壽庵さんの解説によると... 『本社を置く大石龍門は赤穂義士の首領として有名な 大石内蔵助の祖先の本貫地とされます。 最中に刻まれた「山」と「川」は町を囲む雄大な自然。 赤穂義士の合言葉です。 最中種には近江羽二重餅もち米を使用し、 つぶ餡をはさんでいます。』 とのことですよ。 | |
皮はパリッとサクッとして、つぶ餡はもちっとして... 大振りな最中ですが、さくっと4つ割りにできますから 内々なら、分けていただくのがお勧めかも知れませんね。 ふと、「鏡開きには刃物を使わない」というお武家の流儀を 思い出しました。 驚くほどに、さくっと分けることができますよ。 | |
雨上がりの早朝散歩で出会ったミニアイリスです。 凛とした佇まいが大石最中に似合います。 | |
そろそろ盛りを過ぎそうな水仙♪ 名残りの美しい花姿に間に合って....。.:*・゜ | |
大名最中について:叶 匠壽庵さんのサイトです。
ささやかなお買い物に、ご立派なお土産を頂戴してしまいましたね。
来年も...桜のお菓子は叶 匠壽庵さんで...となるのかもしれませんね...
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...
今宵は、新月目前の極細三日月さんと会えるでしょうか....。.:*・゜