Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
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四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

薔薇の園 * 2023 * Vol.2 * ブラン ピエール ドゥ ロンサール * 京成バラ園 *

2023-05-11 | 薔薇の園



今日ご紹介する薔薇の名は...ブラン ピエール ドゥ ロンサールです。
「ブラン」は、フランス語の「白」を意味する言葉です。
2006年に開催された世界バラ連合の大阪大会で、ピエール ドゥ ロンサールが殿堂入りして脚光を浴び、
ロンサール人気に火が付いたような状態が続きました。
その年の前年に誕生していたのが、ブラン ピエール ドゥ ロンサール...
愛らしいピンクの縁取りに彩られるピエール ドゥ ロンサールの枝変わりから生まれたことから
妹のような存在として人気を集めています。
妹も素晴らしく魅力的な薔薇なのですが...姉上のあまりの人気に押されてか、バラ園での扱いは微妙に違います。
誕生後早々に殿堂入りしたピエール ドゥ ロンサールが極上の扱いを受けるのは当然のことなのでしょう。
花びらを染めるピンクが、限りなく白に近いシックな佇まいは、姉上より少し大人っぽい魅力に満ちています。
「白いピエール ドゥ ロンサール」と名付けられて...あくまでも主役はお姉さまなのですよね。


.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2023 * 2 * ブラン ピエール ドゥ ロンサール * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:






ブラン ピエール ドゥ ロンサール
2005年 フランス メイアン社作出


枝変わりから生まれていますから、花の形はそっくりな
 姉妹です。
 それぞれがそれぞれの魅力に満ちている素晴らしい薔薇です。

数は少ないですが、名前どおりに純白の花びらだけのようにも
 見える花姿も、時折り見かけますよ。
 私たちが花色に影響されて、薔薇たちの印象に違いを
 感じることが分かりますね。




昨夜、東南の方向に昇るお月さま.。.:*・゜
 満月の74.2%のサイズだそうですよ。
 明日、12日には下弦の月となります。

東京の今夜のお天気は...少し怪しげですね。
 お月さまに会えるでしょうか...?















           


16世紀を代表するフランスの詩人ピエール ドゥ ロンサールの詩
「愛しい人、さあ、薔薇を見に行こう。( Mignonne, allons voir si la rose )」は、
多くのフランス詩の中でも、最も有名な詩の1つと言われています。
幼い頃から詩を暗唱する授業を受ける機会のあるフランス式の教育のお陰なのでしょうね、
フランス人たちは、折に触れて詩の1節をそっと口にします。
会話がドラマティックになるような気がしてくるのです。不思議...

Mignonne, allons voir si la rose
Qui ce matin avait déclose
Sa robe de pourpre au soleil,
A point perdu cette vesprée
Les plis de sa robe pourprée
Et son teint au vôtre pareil.

朝に美しく咲いていた薔薇も夕べには散っていく...

この詩について教わった時...
なるほど...つまり...命短し恋せよ乙女...ということかしらね...
などと、思ったりしたことをふと思い出しました。

未明の地震の震源は、お隣の千葉県沖でした...日本中、どこで起きても不思議はない地震ですね。  



 京成バラ園で撮影をしたのは、5月9日(火)です。


 京成バラ園のご案内です


 東京では、午後からの空模様は怪しげですね...







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