パソコン青葉台教室

私達講師の何気ない日常のひとコマや教室便り・クラス風景などを載せてます。
チョット立ち寄って見て下さい。

フールフォアラブ

2007年02月12日 | インストラクターNの日記
さて今年2回目の舞台は寺島しのぶ&香川照之の「フールフォアラブ」

舞台はニューメキシコのモハベ砂漠にポツリと建つさびれたモーテル。
その一室にひっそりと住む女メイ(寺島しのぶ)。
彼女にはるばる会いにきたエディ(香川照之)
かつて深く愛し合っていたエディとメイだが、それは過去のこと。
エディは再びメイに求愛するが彼女は拒み続けて居る所に、ボーイフレンドのマーティン(甲本雅裕)が飛び込んできて、エディを羽交い絞めにする。
メイが襲われていたわけではないと分かったマーティンはエディを放し、一緒に酒を飲み始めるが、エディはマーティンに、「本当は俺たちは母親違いの兄妹だ」という話を始める。
自分たちは恋に落ちたあとに、その事実を知ったが、二人とも求め合ってしまうのだと…。そして初終傍観者のごとく聞いている一人の老人はの存在は…。

禁断の愛ですね。テーマが重い。
もうひとつこの舞台の話題は「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」「春の雪」の行定監督が舞台初演出だったこと。
この3本の映画は全て見ました。

とにかくCASTは4人のみ。香川照之はずっと出ずっぱりでかなりハードに動き回っていました。
凄く体力を消耗するんだろうなとその激しさがこちらにも痛いほど伝わってきます。
寺島しのぶは今最も輝いている女優さんの1人でしょうね。
やはりうまいな~と感心しました。舞台に響き渡る声がなんとも魅力的で好き。

85分と時間も短め。エディの昔の恋人?と思わせる架空人物が撃つ銃音やドアを閉める音など効果音がかなり大きいのでびっくりして、途中うとうとしてしまった私を起こしてくれました。
だからストーリーが解らなかった部分を友達がちゃんと教えてくれました。
久しぶりに会った友達と沢山お喋りもできて嬉しかったな~~

私的意見として、内容は今ひとつ。
パルコ劇場満席だったのですが、大喝采とはいかず。
でも舞台終了時、行定監督ご本人に会えました。お客さんの入りと反応を確かめに来たのかな。
入口に飾られた俳優仲間からの沢山の花々の美しさにに目をみはるものがありました。交友関係がわかりますね。勿論寺島しのぶさんに豊川悦治さんからも来てたよ。




幸せのちから

2007年02月04日 | インストラクターNの日記
この映画実話に基づいた作品です。
81年サンフランシスコ。クリス・ガードナーは新型医療機器を病院に売り込日々。しかし大量に買い込んだ機器は滅多に売れず、家賃も払えない生活が続いていた。そして妻に三行半され、住む家を失い、5歳の息子と共にホームレス生活をするほどまでに落ちて行く。しかし証券会社の養成コースに通うことを決意し、受講者に選ばれるように奮闘し、勝ち取って行く。サクセスストーリー。

息子クリストファーを演じたジェイデン・スミス君はウイル・スミスの実子です。
彼はオーディションで合格しただけあって可愛くてとてもうまい。
「蛙の子は蛙」ってとこかな。本物の親子だからリアルでスミスが子供を見る眼差しもとても優しかった。又一味違うスミスを見た感じ。

ストーリー的には「え、これで終わり?」というあっさりした感じ。
登場人物も少なく、物語は父子の愛情を強く描きたかったんだと思う。
何があっても子供を手放さない強い気持が成功に導いたんでしょうね。
守らないといけないものがあるというのは逆境に立ち向かう勇気と頑張りぬく力が自然と備わってくるんだな~と思った。

最後のシーンで受講者に選ばれた瞬間、スミスの目に涙が溢れる顔が忘れられない。私もこのシーンでは自然と涙が…
もうひとつ心に残るシーンは新型医療機器をタイムマシーンと信じる子供に恐竜の話をして、夢物語を語るスミス。
どこまでも子供の気持ちに添っていく姿がとても素敵でした。

平日なので映画館はスキスキ。友達のお陰で1,000円で見ることができました。
映画の内容はともかくジェイデン・スミス君を見る価値はあります。是非!!