paserisanの日々

日常的写真ブログです。

短歌

2007年06月13日 | Weblog
         

        
           観覧車回れよ回れ想ひ出は
                君には一日(ひとひ) 我には一生(ひとよ)

                                短歌:栗木京子


        今日という日は、あなたにとってはなんでもない一日でも、
        わたしにとっては一生の思い出。
        そんな恋の歌なのです…。
                                中学 現代国語の教科書より


        今、上の子たちは、国語の授業で短歌を勉強しています。
        与謝野晶子、北原白秋、石川啄木とならんで、俵万智さんの歌もあります。。


        上の子が好きな短歌は、寺山修司の

            列車にて遠く見ている向日葵(ひまわり)は
                 少年のふる帽子のごとし

        列車の窓からみた向日葵を、まるで帽子のようだとする比喩が印象的な歌。
        その帽子は、じっとしているのではなく、少年が振っているようだとあり、
        向日葵が風に揺れているのかもしれないし、
        列車が動いているのでそう見えるのかもしれません…。と解説されています。
        ここからは、作者がどんな旅をしているのか想像してくださいねとある。


        
        五・七・五・七・七の五句三十一音で表現される短歌。
        この短い言葉のなかに込められた深い想い。。
        短いからこそ読む人が想像力を働かせ、
        自分の思い出や今の想いを馳せながら感動する。



        すごく素敵な日本の文化ですね。
         
      

             


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2 コメント

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わかる! (コン)
2007-06-15 08:03:18
わたしもしばしば中学校の国語の教科書で感動しちゃいます.
Unknown (ぱせり)
2007-06-15 21:05:40
国語の教科書っていいですね♪
後半には、大好きなレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の一部分が載っていました♪

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