今頃になってしまいましたが^^; 昨年の秋の紅葉狩りの写真をUPします。
11月半ば過ぎ、あいにくの小雨模様のお天気でしたが さほど寒くなく渡良瀬渓谷へ日帰りバスツアー。まずは 佐野厄除け大師でお参り。掃除好きの私は 思わずお掃除小僧さんの頭もナデナデ。。。♪ やっぱり厄払い&開運は、まずはお掃除からですね♪(笑)
でも昨年はこの後 たまたま 比叡山 延暦寺 や湖東三山の金剛輪寺や西明寺を訪れる機会があり 延暦寺の中興の祖としても知られ、厄除け大師として全国の信仰を集めている天台座主でもある良源さま(慈恵大師 または命日が正月3日であることから元三大師とも呼ばれる)を祀る所でお参りする機会が偶然にも重なり、大~好きな作家&ミュージシャンの辻仁成さん も 同じころ 延暦寺の根本中堂や横川を訪れて
*「比叡山延暦寺の根本中堂で開眼。そして、元三大師堂で大師の魂と会いました。 来年はその力をお借りすることになるでしょう。 元旦の三日に手を合わせます!」(「愛情路線」より)*
とおっしゃっていらしたのを後から知って 辻ファンとしても かなり感動してしまったのでした。。。というわけで 私もお正月3日に手を合わせました。。。♪(笑)
佐野厄除け大師で菊花展を見た後、渡良瀬渓谷 高津戸橋を散策。
『きく』 (星野富弘 )
よろこびが集まったよりも
悲しみが集まったほうが
しあわせに近いような気がする
強いものが集まったよりも
弱いものが集まったほうが
真実に近いような気がする
しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まったほうが
愛に近いような気がする
大間々駅の裏手から神明宮の鳥居をくぐり “関東の耶馬渓”とも讃えられる高津戸峡へ。大間々の「まま」とは、切り立った傾斜地崖「まま」のこと。険しい懸崖と紅葉が美しい。長女が幼い頃 おばあちゃんのことを「おおママぁ~~♪」と呼んでいたことを思い出し可笑しくなってしまった。。。
栃木県との県境にある皇海山(すかいさん)に源を発した渡良瀬川の上流に架かる「はねたき橋」から高津戸橋まで約450mの遊歩道を散策。ポットホールやゴリラ岩などの景勝が楽しめます。
大間々駅からわたらせ渓谷鉄道に乗り 神戸(ごうど)駅で降りて、前々から一度は訪れてみたかった 星野富弘美術館へ。神戸駅へ向かう途中の駅 「水沼」駅の車窓。窓ガラスを指で丸くなぞり くもりをとると 赤いポストが。。。
草木湖は草木ダムによって形成された人造湖。富弘美術館では「かぎりなくやさしい花々 」「ことばの雫 」の詩画集の世界に感動。
『もみじ』 (星野富弘 )
両手に 握っているものを
はなさないで
なぜ 新しいものを
つかもうと するのか
もみじだって
あんなに きれいな
葉っぱを
手ばなしているというのに
『故郷への道』 (星野富弘 )
ひさしの長い家が親戚のように寄り添い、
何億年もの歳月をかけて、
もっとも安らかな形に削られた山が、
その家々の屋根を静かに見守っている。
生まれた時から目の前にあった、
あまりにも見慣れすぎたもの、それがこの自分を
造 っているものであったことに気づかず
必死で振り払おうとしていた。
しかし
故郷以外のものを見つけようと探して歩いた道は、
無意識のうちに故郷に通じる道ばかりだった。
今私は、母のひざのように柔らかな
故郷の山に向かって歩いている。
形あるものは何一つ持っていない。
けれども、多くの目に見えるものを支えている、
目に見えないもっとも大切なものを、
苦しみの果てから教えられ、
それが心の中で息づいているような気がする。
故郷を出て、故郷が見え、
失って初めてその価値に気づく。
苦しみによって苦しみから救われ、
悲しみの穴をほじくっていたら、喜びが出てきた。
生きるって、おもしろいと思う。
もみじも真っ赤に色づき 渡良瀬橋 の歌を口ずさみながら 美しい紅葉を楽しみました。
♪渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ
きれいなとこで育ったね ここに住みたいと言った
電車に揺られこの街まで 貴方は会いに来てくれたわ
私は今もあの頃を 忘れられず生きてます
この間 渡良瀬川の河原に降りてずっと流れ見てたわ
北風がとても冷たくて風邪をひいちゃいました~♪
*ほんと!!!。。。生きてるって、おもしろいと思う。*