『斬撃のREGINLEIV（レギンレイヴ）』
対応ハード ： Wii
発売元 ： 任天堂
開発 ： サンドロット
発売日 ： 2010/02/11
希望小売価格 ： 6,800円（税込）
ジャンル ： 斬撃アクション
プレイ人数 ： 1人（Wi-Fi通信で最大4人）（セーブデータ最大5つ）
通信機能 ： ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
備考 ： クラシックコントローラ対応・Wiiモーションプラス対応
CERO ： D（17歳以上対象）
※ストーリーモードで全ミッションをクリアしてのインプレッションです。（全63ミッション）
※難易度はノーマル（最後の2つだけイージー）でクリアしました。
※ストーリーモードは約20時間、オンライン協力プレイモードは15時間ほどプレイしています。（2人以上でのプレイも何回か行っています）
◆partygameの評価◆…85点（100点満点） 前回比…+6点
1つ1つのミッションに充実感を感じます
慣れてしまえば、後は敵のタイプによって装備をうまく変えていけば…と思いましたが、さすがに終盤は難しかった…。特に、最後の1コ前（63番目）はノーマルで何度プレイしても玉砕されたので、仕方なくイージーでクリアしました…。
クリアしてみれば、ミッションの数のわりにプレイ時間はそんなに長くないな～と感じましたね。それだけ、時間以上の充実感を得られていたということなのかもしれません。クリア条件はほぼ全部「全ての敵を倒す」で、たまに「特定の敵を倒す」があるくらいですが…それでも思ったより飽きはしませんでした。
操作についても何度も言いますが、慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば面白くなります。それでも、神速移動の操作は最後まで完璧ではなかったですし、斬撃を描くのも100%うまくいくとは、ならなかったですね。まあ、それを1つの味だと思えるか、ストレスを感じてしまうか…人それぞれですが、興味をもってくれた大抵の人なら、合うような気がします。
あと、他に気になった点を挙げると…
・敵を倒すと出てくる「結晶」や「回復アイテム」が、マップのアタリか何かに引っかかっているせいか、たまに獲得できない時がありました。たまに…とはいえ、回復したい時に目の前に回復アイテムがあるのに取れない…という歯がゆい思いをしたことがあるので、ちょっぴり気になりました。
・ストーリー自体は非常に熱い展開（特に人間の主要キャラとの掛け合い）で楽しめましたが、1つ気になるとしたら…失礼ですけど、何か「神が弱い」と感じました。プレイヤーや人間とは別に、神たちが戦っている様がボイスで流れたりする時があるんですが…大抵は劣勢なんですよね。しかも実際に戦っている様を見ていないので、ボイスではなかなか想像しにくいところがあり…しかもそのくせ、神を倒した敵が人間の世界にやってくると、意外にあっさり倒せてしまったりして…「神、もうちょっと頑張ろうよ」って思ってしまいました。「オーディンですら倒せず封印した」とか「オーディンですら近づけない」とか言われている敵を、なぜ側近である主人公たちや人間が普通に倒せるんですか？と（笑）
・先ほど、ちょっと「オンライン協力プレイモード」でWi-Fiコネクションに接続してみましたが…日曜日の午後で、プレイしている人が約200人くらいでした。やっぱり、少し過疎化していますね…。今作は、ストーリーモードだけでも充分楽しめますが、オンライン協力プレイも楽しみたいという人は、今後の購入ではちょっと厳しいかもしれません。そういう意味では、今更ですが…ローカルでも2人プレイができて欲しかったかも？とは思いました。
まあ、個人的には大満足です。プレイ時間以上の充実感を得ることができるのは間違いないと思いますが、攻撃の仕方が色々あったり、わりとグロテクスですしで、クセはあるので…さすがに万人向けとは言えません。
合う合わないはあるかもしれませんが、殆どの人は…しばらく根気良く続けていただけると、じわじわと面白さが湧き出てくることと思います。気になっている人は、是非プレイしてもらいたいものです。価格は…やっぱり、あまり落ちていないようなので…ストーリーモードだけでいいという人は、しばらく待ったほうがいいかもしれませんかね。
関連記事：
Wii『斬撃のREGINLEIV（レギンレイヴ）』 体験版インプレッション（2010/01/27）
Wii『斬撃のREGINLEIV（レギンレイヴ）』 ファーストインプレッション（2010/02/12）
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