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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

PS3『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4』 インプレッション

2012年05月12日 13時11分56秒 | 【旧】購入・レビュー話


THE HOUSE OF THE DEAD 4(ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド 4)
対応ゲーム機 ―→ プレイステーション3(ダウンロード専用)
配信開始日 ―→ 2012/04/10
配信価格 ―→ 1,000円(税込)
ジャンル ―→ ガンシューティング
プレイ人数 ―→ 1~2人
 └→ ローカルマルチプレイ(目の前の人と一緒にプレイ) ―→ 2人
CERO ―→ C(15才以上対象)
備考 ―→ 「PlayStation Move」対応(普通のコントローラでも楽しめます)


■====== 簡単なご紹介 ======■

ゲームセンターでは常連の、ゾンビ撃退ガンアクション『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』シリーズ。ナンバリングタイトルとしては今作が最新作で、家庭用ゲーム機で発売されるのは初めてです。
原作を忠実に再現し、さらに、4の後のストーリーとなる『4 SPECIAL』が新たに追加されています。また、「PlayStation Move」にも対応し、直感的な操作で爽快な乱れ撃ちを楽しめます。


軽く、ゲーム内容の説明を。

ゾンビなど様々な敵が出てくるので、マシンガンで撃退していきます。倒していくことで、自動で先に進んでいきます。もちろんステージの最後にはボスが待ち構えています。全6ステージ+αとなっています。
過去のシリーズ作品と違って、今回はハンドガンではなくマシンガンになっています。ボタン押しっぱなしで連射しますよ。
また、途中で敵につかまるなどして動けなくなる場面があります。コントローラもしくはMoveを振って、振りほどきましょう。

普通のコントローラでは、左スティックで照準を動かして、R1・R2ボタンで射撃。L1・L2ボタンで手榴弾を投げ、○×△□ボタンのいずれかでリロードです。
PlayStation Moveでは、Moveそのものを動かして狙いを付けて、Tボタン(背後のボタン)で射撃。Moveボタン(真ん中のボタン)で手榴弾を投げます。Moveを振るとリロードです。



■====== partygameの評価 ======■
=良い  =まあまあ  ×=悪い

◆=== 参考データ ===◆
 プレイ時間 ―→ 約2時間
 プレイ内容 ―→ ひとまず本編クリア+SPECIAL版もプレイ(未クリア)
 シリーズ作品の経験 ―→ ゲームセンターでは1~4まで経験済み(上手くないけど)


◆=== グラフィック・サウンドについて ===◆

○ ―→ グラフィックは充分再現されています。
血の色は、赤ではなく茶色にすることもできますよ。

○ ―→ サウンドも再現されている…と思います。
何せ、そこまでハッキリ覚えていないですし、ゲームセンターでは周りの音がうるさいですし。
音楽の音量がちょっと大きい気もしますが、オプションで音量バランスは変えられるので、問題ありません。


◆=== ゲームの根本的なシステムについて ===◆

○ ―→ 誰でも楽しめる、分かりやすいゲーム性です。
マシンガンになったことで、爽快感が増していますし、狙いを外してしまうことをあまり気にする必要はなくなりました。ボス戦だと話は別ですが。
ついでに、指も疲れにくくなったと思います。

○ ―→ 設定が、わりと細かく変えられます。
難易度は基本的に高めですが、今作では難易度もかなり幅広く変えられます。
その他、クレジット数やライフ数。あるいは、途中のステージから開始することもできます。難易度Very Easy・クレジット&ライフを9にすれば、たぶん誰でもヒーローになれると思います(笑)

△ ―→ まあ、言うまでもないかもしれませんが、グロテスクですよ。
だってゾンビですから。グロくないわけがありません。ということで、グロ耐性がない人はご注意を。

△ ―→ SPECIAL版について。
そんなに長くありません。基本的な流れは同じです。シリーズ経験者なら、ちょっとニヤリとできることも…あるかも?
また、本編になかった”ミッションイベント”みたいなものがあります。車が突撃してくるので、時間内に撃って止めろ!的な感じです。

このミッション自体は別にいいんですが、なかにはミッションが上手くいかないとバットエンドを迎えてしまうことも。…実は、何度やっても分からないのですよ。攻略方法が。
まあ、家庭用ゲーム機は何度でも繰り返しプレイできるのでいいんですが、もし仮にゲームセンター版で入っていたとしたら、間違いなくクレームものでしょうね(苦笑)


◆=== 操作について ===◆

○ ―→ 「PlayStation Move」の感度は、問題ありません。
キャリブレーションの段階で振り幅の範囲を決めることができるので、狭い部屋で楽しむことも、広い部屋でダイナミックに楽しむこともできますよ。
あと、ムービーのスキップは手榴弾のボタンでもできます。連射して、誤って投げないようにしましょうね。

○ ―→ 普通のコントローラでも、概ね問題なく楽しめます。
ボス戦など、特定のポイントを狙い続けるとかだと、こちらのほうがやりやすいでしょうね。リロードしても照準がブレませんし。逆に、敵が四方八方からやってきたり、素早い敵を相手にする時はキツいかもしれません。
あと、つかまって振りほどく時、Moveと比べるとこちらのほうが、振る必要のある量が多いように思いました。あまり必死になって、コントローラを投げてしまわないように。


◆=== その他 ===◆

○ ―→ ちょっとした特典映像があります。
シナリオクリア後に見れるようになります。おそらく海外向けに公開された、開発スタッフのインタビューです。
元々日本語で喋っていたものが、英語音声に翻訳されていて、さらに日本語字幕が付いています。ちょっと回りくどいですが、ちゃんと見れるのでいいです(笑)



■====== 得点とまとめ ======■ … 84点(100点満点)

移植作品+αとしては、充分満足できる完成度だと思います。
ゲームセンターで全ステージクリアしようと思えば、下手すれば1,000円いっちゃいますからね。それなら、環境に強くこだわりさえしなければ、こちらを買ったほうが長く楽しめるでしょう。

難易度や設定も自由に変えられますし、ゲームセンター版にはなかったストーリーもあります。もちろん2人協力プレイもできます。
それぞれのプレイスタイルで、ゾンビどもを蹴散らしてやってくださいな。
あと、できることならPS Moveで遊んで欲しいですが、まあ…実際、持っている人は少ないでしょうし。普通のコントローラでも楽しんでいただけるので、このシリーズ作品に思い入れがあるなら、是非どうぞ。

万人向け ← ○○○○○●○○○○ → 熟練者向け
手軽に ← ○○○●○○○○○○ → じっくり
思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
 爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視 


関連記事:
Wii『ザ ハウス オブ ザ デッド 2&3 リターン』 ファーストインプレッション(2008/03/21)

その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
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