まだ全ステージ解禁できていないんですが、そろそろ書いておかないと頭のなかがゴチャゴチャに…。
『ゼルドナーエックス2 ~ファイナルプロトタイプ~』
対応ゲーム機 ―→ PS3(ダウンロード専用)
配信開始日 ―→ 2014/07/01
配信価格 ―→ 通常版 = 907円/完全版 = 1,185円(ともに税別)
※完全版は、追加コンテンツ「ラストチャプター(480円)」が最初から入ったセットです。
ジャンル ―→ シューティング
プレイ人数 ―→ 1~2人
└→ ローカルで2人協力プレイ可能
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
海外のメーカーが開発した、2D横スクロール型のシューティングゲームです。
SFな世界を舞台に繰り広げる、全7ステージ(ラストチャプターで+3ステージ)を攻略していきます。一昔前の『グラディウス』シリーズや『サンダーフォース』シリーズを彷彿とさせるプレイスタイルで、2Dスクロール型シューティングとしてのオーソドックスな魅力に加え、様々な武器を使った攻撃、プレイ状況に合わせた難易度の変化などが特徴です。
※なお、前作は日本未発売です。
公式サイトも、わりとざっくりした説明なので。1つずつ、順を追って要素を説明していきます。
|== ライフ制 ==|
今作は、自機に「ライフ(体力)」という概念がありまる。敵や敵弾に当たるとライフゲージが減っていき、ゼロになると残機が1つ減少(その場復活)。残機がゼロになると、ゲームオーバーです(コンティニューは制限回数あり)。
そして、残りのライフが少なくなってくると「バーサーカーモード」が発動。
受けるダメージが減少&一定時間後にライフが少し回復します。
|== 様々なアイテム ==|
少し大きめなザコ敵などを倒すと、様々なアイテムが出現します。
詳しくは、これから先で説明します。
|== シークレットキー ==|
全7ステージと言いましたが、最初にプレイできるのはステージ4まで。それ以降を解禁するには「シークレットキー」というアイテムを探す必要があります。
各ステージに5つずつ隠されているシークレットキー。1つのステージで累計4つ以上獲得できれば、新たなステージが解禁されます。つまり、全7ステージをプレイできるようにするには、最低でも3つのステージでこの条件を満たさないといけません。
なお、追加コンテンツ「ラストチャプター」で追加されるステージ8~10は、シークレットキーに関係なく最初からプレイ可能です。
|== ウェポンシステム ==|
今作では、最大3種類のウェポン(攻撃の種類)が選択できます。L・Rボタンで、いつでも切り替えられます。
スタート時は2種類しか持っていませんが、アイテムとして出てくるウェポンアイテムを獲得すると、3つ目のウェポンとして追加。以後、ウェポンアイテムを取ると、3つ目のウェポンが上書きされます。
パワーアップアイテムを取ると、現在使用しているウェポンの攻撃力が上がり、その他のウェポンの攻撃力も少しだけ上がります。
|== ショックウェーブとリミットブレイク ==|
「ショックウェーブ」は、専用のアイテムを取ると1甲斐だけ使用できる攻撃。
自分の周辺の敵を、攻撃します。
スコアをアップさせたりする「ボーナスアイテム」を3つ取ると、リミットブレイクが1甲斐だけ使用可能に。
画面全体の敵に攻撃&敵弾を消すという、大技です。
|== ランク ==|
Gランク~Sランクまでの8段階があります。
「敵を逃さず倒す」「ダメージを受けない」「中ボスやステージボスを早く倒す」などすることで、ランクが上昇していきます。逆のことをすれば、ランクが減少。プレイ状況が、常に反映されていきます。
ランクが高いと、敵の数が増えたり攻撃が激しくなりますが、そのぶんスコアが伸びます。スコアの倍率も上がります(画像左上)。
Sランクには、それこそ弾幕シューティング並に。ま、私は見たことないんですけどね(苦笑)
なお、これとは別に、オプションで難易度設定も可能。最初は2段階しかありませんが、最終的には5段階から選択できるようになります。
オプションで設定した難易度と、リアルタイムで変化するランク。これを総合して、難易度が細かく設定されることになります。
|== チェーン ==|
4特定の敵を倒したり、ボスに攻撃を加えていくと、”チェーンリング”と呼ばれるものが出現します。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』にソックリなのは、ま、気のせいです(笑)
これを獲得すると「チェーンゲージ」というのが増えていき、満タンになると、ゲージの横に表示されているアイテムが出現します。
ただし、これとは別に「チェーンクロックタイム」というゲージ(アイテム表示の周り)があり、自機の弾を撃つたびに減少。ゼロになってしまうと、チェーンゲージもゼロになってしまいます。
弾を撃たなければ、半分までは回復してくれます。また、チェーンリングを取るたびに満タンになります。
つまり、あまり無駄玉を撃たずにチェーンリングを取り続けるのが、チェーンを上手く利用するポイントになります。
最終スコアにもつながるので、チェーンリングはしっかり獲得していきましょう。
|== チャレンジモード ==|
順番にステージを攻略していく通常のモードとは別に「チャレンジモード」というのがあります。
「ステージ6までにウェポンの攻撃力をMAXにしろ」「ステージ2でチェーンリングを○個以上獲得しろ」といった様々なミッションがあり、ミッションを選択すると、ミッション内容に応じたステージを攻略していきます。ミッションクリアすることで、コンティニュー回数が増えたりなどの特典がありますよ。
|== アワード ==|
各ステージでこれまで取った「シークレットキー」の確認ができるほか、現在のプレイヤーの”レベル”も見れます。難易度とかとは全然関係ない”レベル”です。
敵機を一定数倒すごとにレベルアップ。一定レベルまで上がると、何か特典があるとかないとか…?
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 完全版
プレイ時間 ―→ 約4時間
プレイ内容 ―→ メインモードを中心にプレイ(ステージ7以外の全9ステージがプレイ済み)
○ ―→ 表現力は高いです。
フル3Dで、スピード感のある演出。各ステージでの雰囲気づくりのメリハリもあり、使いまわしているって感じもしませんね。元々インディーゲームだったとは思えません。
それこそ『サンダーフォースV』っぽいって感じです。武器を色々使えるところも共通していますしね。
○ ―→ 印象的な曲が多いです。
全体的に、透明感のある曲調というか。ちょっとエコーのかかった感じですね。
ステージの雰囲気にも合っていますし、個人的にはなかなか好みでした。
○ ―→ プレイスタイルによって変化する難易度が良いですね。
ランクや難易度が低くても、わりと敵弾は飛んできますが、ライフ制なのでそう簡単には堕ちません。地形やボスとかに重なってバリバリダメージを受け続けたとしても、ライフ満タンなら10秒くらいは保てるくらいです。その程度のダメージです。
なので、単にステージクリアするだけなら、さほど難しくないです。残機もあり、コンティニュー回数も初期段階で2回できますし。
ただし、より良いスコアを目指そうとすれば、一気に話が変わります。
敵を逃ささず倒さないといけない。ダメージを受けてはいけない。できるだけ早く敵を倒す。でも、チェーンをつなげるために無駄玉は撃たないようにする。チェーンリングは欠かさず取る…など、考えることがいっぱいあります。
まあ、全部考えないといけないってことではないですが、1つか2つ気を付けるだけでも、スコアの伸びにつながるでしょう。そうして慣れていって、また1つ、また1つとコツをつかんでいければ、楽しくなってくると思いますよ。
△ ―→ シークレットキーを収集するプレイスタイルについて。
こればっかりは、意見が大きく分かれるところだと思います。
従来の2Dスクロール型シューティングでは、あまり見られないシステムなので「さっさと先のステージを遊びたいんだけど」って人には、イライラするかもしれませんね。
でも、私はわりと嫌いじゃないです。最初は少し違和感ありましたけど、探索要素が好きな人間なんでね。
それと、必ずステージ1からプレイしないといけないわけではなく、一度プレイしたステージであれば、途中のステージからスタートすることも可能。また、チャレンジモードに挑戦するついでで新しいシークレットキーを獲得するということもあります。なので、繰り返し挑戦はしやすい環境になっていると思います。
それとなく倒しにくそうなところにいる敵とかが怪しいので、色々探ってみるといいでしょう。単にスコアを目指すのとはまた違う楽しみが味わえると思えれば、勝ちです。
△ ―→ クセのあるウェポンが、少し多い気がします。
真っ直ぐではなく波打つビームを撃ったり、前方にバラまいて爆発するような弾だったり。一方で、オーソドックスな攻撃となると、小さい弾1発だけだったり。シンプルなウェポンと、クセのあるウェポンが、ちょっと極端な気はしました。
あと、3つ目のウェポンとして出てくるものも、けっこうクセがあります。一度に5発発射するけど、拡散するのではなく真っ直ぐ前方に富んでいくうえに連射があまり効かない「ウェーブレーザー」。敵を感知して攻撃してくれるビームを常に3本出せるけど、感知度がイマイチな「スプレットビーム」など。
なんか、「シンプル」と「クセのある」の間をとった、もうちょっと使いやすいものは無かったのかな~と思いました。
でも、これでも前作よりはクセのないものになっているらしいですよ。
△ ―→ 爆風で、敵や弾を見失うことが。
中ボスとかの爆発エフェクトが、わりと派手なんです。
しかも、敵のグラフィックより爆発エフェクトが前面に表示されるようになっているので、爆発エフェクトに敵や敵弾が被って、見落としてしまうことがありました。
爆発エフェクトは、ある程度透けて見えるようにはなっているんですけどね。それでも、見失うことはあります。「×」を付けるほどイライラするってわけでは無いのですが、気にはなりました。
△ ―→ チャレンジモードの報酬について。
報酬は「クレジット(コンティニュー数)追加」だけっていうミッション。けっこう多いのです。
でも、先ほども少しお話ししましたが、単にクリアするだけで考えても、そんなにコンティニューはしないと思います。少なくとも私はこれまで、一度もコンティニューしたことがありません。
かといって、コンティニューが増えてくれないとクリアできないよ~という人のために用意しているのか?というと、そうでも無いと思います。だって、チャレンジモードもけっこう難しいですから。
なんか、クレジットアップの報酬に魅力を感じないので、チャレンジモードに対するモチベーションが、あまり上がらないな~って思いました。しかも、初期の時点で挑戦できるミッションはごくわずかで、ステージの解禁やミッションクリアに応じて少しずつ増えていくって感じなので。
もうちょっとこう、やる気がでるような報酬や流れは作れなかったのかな~って思いました。インターネットランキングに対応しているから、難しかったのかな。
△ ―→ アイテムのマークが見えにくいです。
ボーナスアイテムは全8種類。純粋にスコアが増えるものや、スコアの倍率が一時的に増えたりとか、色々あるのですが…小さい白丸のなかに、水色の文字ですからね。ま~、見えないですよ。そりゃ。
あと、ウェポンアイテムもそうかな。
獲得したウェポンアイテムは「3つ目のウェポン」として追加され、以後、獲得するたびに3つ目のウェポンが”上書き”されます。
なので、できれば間違えて取りたくないのですが…やっぱり見えにくい。で、違うウェポンを取っちゃったりします。
白丸=ボーナスである以上は取ってしまえばいいとも言えますし、ウェポンアイテムは全て青丸なので、一度取ったら以後ha取らなければ良いとも言えるので、まあ、何とかなります。
とはいえ、気になりますね。決して大きいテレビではない(20インチの液晶)ですけど、そこそこ近づいてプレイしているので。まあ、海外製のゲームでは、よくあることなので。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●○○○ … 7点(10点満点)
表現力の高さと、なかなか爽快感のあるプレイスタイル。2Dスクロール型シューティングとしての、基本的な魅力は充分に満たしていると思います。
私も、何だかんだで続けてプレイしてシークレットキーを探してみていますし、気が向いた時にミッションに挑戦してみたりしています。
若干の”ぎこちなさ”を感じる部分もありますけど、それも味だと思えれば良いものです。一世代前のシューティングゲームという感じがしますし、実際、似ていると言われている『サンダーフォース』や『グラディウス』も、一世代前から新作が出ていないので。
『グラディウス』に似ているか?と言われると、スピード感とかシステム周りが少し違う気はしますが、『サンダーフォース』に似ているか?と言われると、似ていると答えます。過去に『サンダーフォース』シリーズを遊んだ人なんかは、楽しんで頂けるのではないでしょうか?
ま、私は『サンダーフォースV』しか遊んだことがないので、それ基準になっちゃいますが(苦笑)
関連記事:
PS1アーカイブス『サンダーフォースV』 インプレッション(2013/10/01)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『ゼルドナーエックス2 ~ファイナルプロトタイプ~』
対応ゲーム機 ―→ PS3(ダウンロード専用)
配信開始日 ―→ 2014/07/01
配信価格 ―→ 通常版 = 907円/完全版 = 1,185円(ともに税別)
※完全版は、追加コンテンツ「ラストチャプター(480円)」が最初から入ったセットです。
ジャンル ―→ シューティング
プレイ人数 ―→ 1~2人
└→ ローカルで2人協力プレイ可能
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
海外のメーカーが開発した、2D横スクロール型のシューティングゲームです。
SFな世界を舞台に繰り広げる、全7ステージ(ラストチャプターで+3ステージ)を攻略していきます。一昔前の『グラディウス』シリーズや『サンダーフォース』シリーズを彷彿とさせるプレイスタイルで、2Dスクロール型シューティングとしてのオーソドックスな魅力に加え、様々な武器を使った攻撃、プレイ状況に合わせた難易度の変化などが特徴です。
※なお、前作は日本未発売です。
公式サイトも、わりとざっくりした説明なので。1つずつ、順を追って要素を説明していきます。
|== ライフ制 ==|
今作は、自機に「ライフ(体力)」という概念がありまる。敵や敵弾に当たるとライフゲージが減っていき、ゼロになると残機が1つ減少(その場復活)。残機がゼロになると、ゲームオーバーです(コンティニューは制限回数あり)。
そして、残りのライフが少なくなってくると「バーサーカーモード」が発動。
受けるダメージが減少&一定時間後にライフが少し回復します。
|== 様々なアイテム ==|
少し大きめなザコ敵などを倒すと、様々なアイテムが出現します。
詳しくは、これから先で説明します。
|== シークレットキー ==|
全7ステージと言いましたが、最初にプレイできるのはステージ4まで。それ以降を解禁するには「シークレットキー」というアイテムを探す必要があります。
各ステージに5つずつ隠されているシークレットキー。1つのステージで累計4つ以上獲得できれば、新たなステージが解禁されます。つまり、全7ステージをプレイできるようにするには、最低でも3つのステージでこの条件を満たさないといけません。
なお、追加コンテンツ「ラストチャプター」で追加されるステージ8~10は、シークレットキーに関係なく最初からプレイ可能です。
|== ウェポンシステム ==|
今作では、最大3種類のウェポン(攻撃の種類)が選択できます。L・Rボタンで、いつでも切り替えられます。
スタート時は2種類しか持っていませんが、アイテムとして出てくるウェポンアイテムを獲得すると、3つ目のウェポンとして追加。以後、ウェポンアイテムを取ると、3つ目のウェポンが上書きされます。
パワーアップアイテムを取ると、現在使用しているウェポンの攻撃力が上がり、その他のウェポンの攻撃力も少しだけ上がります。
|== ショックウェーブとリミットブレイク ==|
「ショックウェーブ」は、専用のアイテムを取ると1甲斐だけ使用できる攻撃。
自分の周辺の敵を、攻撃します。
スコアをアップさせたりする「ボーナスアイテム」を3つ取ると、リミットブレイクが1甲斐だけ使用可能に。
画面全体の敵に攻撃&敵弾を消すという、大技です。
|== ランク ==|
Gランク~Sランクまでの8段階があります。
「敵を逃さず倒す」「ダメージを受けない」「中ボスやステージボスを早く倒す」などすることで、ランクが上昇していきます。逆のことをすれば、ランクが減少。プレイ状況が、常に反映されていきます。
ランクが高いと、敵の数が増えたり攻撃が激しくなりますが、そのぶんスコアが伸びます。スコアの倍率も上がります(画像左上)。
Sランクには、それこそ弾幕シューティング並に。ま、私は見たことないんですけどね(苦笑)
なお、これとは別に、オプションで難易度設定も可能。最初は2段階しかありませんが、最終的には5段階から選択できるようになります。
オプションで設定した難易度と、リアルタイムで変化するランク。これを総合して、難易度が細かく設定されることになります。
|== チェーン ==|
4特定の敵を倒したり、ボスに攻撃を加えていくと、”チェーンリング”と呼ばれるものが出現します。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』にソックリなのは、ま、気のせいです(笑)
これを獲得すると「チェーンゲージ」というのが増えていき、満タンになると、ゲージの横に表示されているアイテムが出現します。
ただし、これとは別に「チェーンクロックタイム」というゲージ(アイテム表示の周り)があり、自機の弾を撃つたびに減少。ゼロになってしまうと、チェーンゲージもゼロになってしまいます。
弾を撃たなければ、半分までは回復してくれます。また、チェーンリングを取るたびに満タンになります。
つまり、あまり無駄玉を撃たずにチェーンリングを取り続けるのが、チェーンを上手く利用するポイントになります。
最終スコアにもつながるので、チェーンリングはしっかり獲得していきましょう。
|== チャレンジモード ==|
順番にステージを攻略していく通常のモードとは別に「チャレンジモード」というのがあります。
「ステージ6までにウェポンの攻撃力をMAXにしろ」「ステージ2でチェーンリングを○個以上獲得しろ」といった様々なミッションがあり、ミッションを選択すると、ミッション内容に応じたステージを攻略していきます。ミッションクリアすることで、コンティニュー回数が増えたりなどの特典がありますよ。
|== アワード ==|
各ステージでこれまで取った「シークレットキー」の確認ができるほか、現在のプレイヤーの”レベル”も見れます。難易度とかとは全然関係ない”レベル”です。
敵機を一定数倒すごとにレベルアップ。一定レベルまで上がると、何か特典があるとかないとか…?
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入したバージョン ―→ 完全版
プレイ時間 ―→ 約4時間
プレイ内容 ―→ メインモードを中心にプレイ(ステージ7以外の全9ステージがプレイ済み)
○ ―→ 表現力は高いです。
フル3Dで、スピード感のある演出。各ステージでの雰囲気づくりのメリハリもあり、使いまわしているって感じもしませんね。元々インディーゲームだったとは思えません。
それこそ『サンダーフォースV』っぽいって感じです。武器を色々使えるところも共通していますしね。
○ ―→ 印象的な曲が多いです。
全体的に、透明感のある曲調というか。ちょっとエコーのかかった感じですね。
ステージの雰囲気にも合っていますし、個人的にはなかなか好みでした。
○ ―→ プレイスタイルによって変化する難易度が良いですね。
ランクや難易度が低くても、わりと敵弾は飛んできますが、ライフ制なのでそう簡単には堕ちません。地形やボスとかに重なってバリバリダメージを受け続けたとしても、ライフ満タンなら10秒くらいは保てるくらいです。その程度のダメージです。
なので、単にステージクリアするだけなら、さほど難しくないです。残機もあり、コンティニュー回数も初期段階で2回できますし。
ただし、より良いスコアを目指そうとすれば、一気に話が変わります。
敵を逃ささず倒さないといけない。ダメージを受けてはいけない。できるだけ早く敵を倒す。でも、チェーンをつなげるために無駄玉は撃たないようにする。チェーンリングは欠かさず取る…など、考えることがいっぱいあります。
まあ、全部考えないといけないってことではないですが、1つか2つ気を付けるだけでも、スコアの伸びにつながるでしょう。そうして慣れていって、また1つ、また1つとコツをつかんでいければ、楽しくなってくると思いますよ。
△ ―→ シークレットキーを収集するプレイスタイルについて。
こればっかりは、意見が大きく分かれるところだと思います。
従来の2Dスクロール型シューティングでは、あまり見られないシステムなので「さっさと先のステージを遊びたいんだけど」って人には、イライラするかもしれませんね。
でも、私はわりと嫌いじゃないです。最初は少し違和感ありましたけど、探索要素が好きな人間なんでね。
それと、必ずステージ1からプレイしないといけないわけではなく、一度プレイしたステージであれば、途中のステージからスタートすることも可能。また、チャレンジモードに挑戦するついでで新しいシークレットキーを獲得するということもあります。なので、繰り返し挑戦はしやすい環境になっていると思います。
それとなく倒しにくそうなところにいる敵とかが怪しいので、色々探ってみるといいでしょう。単にスコアを目指すのとはまた違う楽しみが味わえると思えれば、勝ちです。
△ ―→ クセのあるウェポンが、少し多い気がします。
真っ直ぐではなく波打つビームを撃ったり、前方にバラまいて爆発するような弾だったり。一方で、オーソドックスな攻撃となると、小さい弾1発だけだったり。シンプルなウェポンと、クセのあるウェポンが、ちょっと極端な気はしました。
あと、3つ目のウェポンとして出てくるものも、けっこうクセがあります。一度に5発発射するけど、拡散するのではなく真っ直ぐ前方に富んでいくうえに連射があまり効かない「ウェーブレーザー」。敵を感知して攻撃してくれるビームを常に3本出せるけど、感知度がイマイチな「スプレットビーム」など。
なんか、「シンプル」と「クセのある」の間をとった、もうちょっと使いやすいものは無かったのかな~と思いました。
でも、これでも前作よりはクセのないものになっているらしいですよ。
△ ―→ 爆風で、敵や弾を見失うことが。
中ボスとかの爆発エフェクトが、わりと派手なんです。
しかも、敵のグラフィックより爆発エフェクトが前面に表示されるようになっているので、爆発エフェクトに敵や敵弾が被って、見落としてしまうことがありました。
爆発エフェクトは、ある程度透けて見えるようにはなっているんですけどね。それでも、見失うことはあります。「×」を付けるほどイライラするってわけでは無いのですが、気にはなりました。
△ ―→ チャレンジモードの報酬について。
報酬は「クレジット(コンティニュー数)追加」だけっていうミッション。けっこう多いのです。
でも、先ほども少しお話ししましたが、単にクリアするだけで考えても、そんなにコンティニューはしないと思います。少なくとも私はこれまで、一度もコンティニューしたことがありません。
かといって、コンティニューが増えてくれないとクリアできないよ~という人のために用意しているのか?というと、そうでも無いと思います。だって、チャレンジモードもけっこう難しいですから。
なんか、クレジットアップの報酬に魅力を感じないので、チャレンジモードに対するモチベーションが、あまり上がらないな~って思いました。しかも、初期の時点で挑戦できるミッションはごくわずかで、ステージの解禁やミッションクリアに応じて少しずつ増えていくって感じなので。
もうちょっとこう、やる気がでるような報酬や流れは作れなかったのかな~って思いました。インターネットランキングに対応しているから、難しかったのかな。
△ ―→ アイテムのマークが見えにくいです。
ボーナスアイテムは全8種類。純粋にスコアが増えるものや、スコアの倍率が一時的に増えたりとか、色々あるのですが…小さい白丸のなかに、水色の文字ですからね。ま~、見えないですよ。そりゃ。
あと、ウェポンアイテムもそうかな。
獲得したウェポンアイテムは「3つ目のウェポン」として追加され、以後、獲得するたびに3つ目のウェポンが”上書き”されます。
なので、できれば間違えて取りたくないのですが…やっぱり見えにくい。で、違うウェポンを取っちゃったりします。
白丸=ボーナスである以上は取ってしまえばいいとも言えますし、ウェポンアイテムは全て青丸なので、一度取ったら以後ha取らなければ良いとも言えるので、まあ、何とかなります。
とはいえ、気になりますね。決して大きいテレビではない(20インチの液晶)ですけど、そこそこ近づいてプレイしているので。まあ、海外製のゲームでは、よくあることなので。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●○○○ … 7点(10点満点)
表現力の高さと、なかなか爽快感のあるプレイスタイル。2Dスクロール型シューティングとしての、基本的な魅力は充分に満たしていると思います。
私も、何だかんだで続けてプレイしてシークレットキーを探してみていますし、気が向いた時にミッションに挑戦してみたりしています。
若干の”ぎこちなさ”を感じる部分もありますけど、それも味だと思えれば良いものです。一世代前のシューティングゲームという感じがしますし、実際、似ていると言われている『サンダーフォース』や『グラディウス』も、一世代前から新作が出ていないので。
『グラディウス』に似ているか?と言われると、スピード感とかシステム周りが少し違う気はしますが、『サンダーフォース』に似ているか?と言われると、似ていると答えます。過去に『サンダーフォース』シリーズを遊んだ人なんかは、楽しんで頂けるのではないでしょうか?
ま、私は『サンダーフォースV』しか遊んだことがないので、それ基準になっちゃいますが(苦笑)
万人向け ← | ○○○○●○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○○●○○○○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○○○○○○● | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○○●○○ | → 達成感重視 |
関連記事:
PS1アーカイブス『サンダーフォースV』 インプレッション(2013/10/01)
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