とりあえず結婚まで行ったので、2回目のインプレッションを書かせていただきます。
『ルーンファクトリー4』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/07/19
希望小売価格 ―→ 5,229円(税込)
ジャンル ―→ ファンタジー生活ゲーム
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
スローライフゲームの代表作である『牧場物語』から派生して誕生した、『ルーンファクトリー』シリーズの最新作です。今作で6作目となり、3DSでは初めての発売です。
スローライフとアクションバトルの両方を楽しめる基本的な部分はそのままに、より多くの要素や細かな変化など、磨きをかけた内容になっています。
今回、2回目のインプレッションとなります。
これまでのシリーズ作品と違う点を、さらにピックアップしてみます。
・お店を開くことができます。
自室にあるお店箱に商品を入れて、お店のカウンターで待機します。しばらくするとお客さんがやってくるので話しかけると、「○○1つを、○○ゴールドでどうかな?」と交渉してきます。
なかには、悩むお客さんも。その時は、オススメすることで買ってもらえる確率が上がったり、笑顔で対応することで金額が上がったりとかします。これらのコマンドは、お店を続けてスキルアップしていくことで増えていきます。どれも、RP(ルーンポイント=魔力のようなもの)を消費します。
・お風呂について。
利用すると、HP・RPが全回復します。これまでは1日1回しか入れなかった風呂ですが、今回は1日に何度でも入れます。
ただし、利用料金が必要で、しかも2回目、3回目となるたびに料金が上がっていきます。
また、連れがいる状態で風呂を利用すると、出てきた後にプレゼントをもらえることもあります。
・”恋人期間”について。
ある条件を満たした状態で、会話中にLボタンまたはRボタンで「ところで会話」を発生。選択肢で「好きです!」を選択すると、少しイベントがあった後に、相手が恋人になります。
恋人期間では、恋人との「ところで会話」で、デートに誘うことができるようになります。積極的に誘って、愛情を深めましょう。相手から誘われることもあります。
・交易などについて。
アーサー(住人の一人)が自室にいる時に話しかけると、交易品を購入できたり、作物の豊作予報を聞いたりできます。豊作予報とは「来週は○○が豊作になり、○○が凶作となるでしょう」的なことが聞けて、それに合わせて作物を収穫することで、いつもより多く収穫できるというわけです。
さらに、ゲームコインをお金に換えることもできます。
※ゲームコインとは? … 本体に内蔵されている歩数計で、100歩ごとに1枚獲得できるコインです。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,241円(新品)
プレイ内容 ―→ メインシナリオ全クリア(全三部)&フォルテ(女剣士)と結婚
現在のプレイ時間 ―→ 約133時間
シナリオクリア(第一部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
シナリオクリア(第二部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●○
シナリオクリア(第三部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●●
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ 全てプレイしています。(ただし『フロンティア』『オーシャンズ』は未クリア)
備考 ―→ レスト(男性主人公)でプレイしています。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ いつもよりストーリーが本格的だった印象でした。
段階的だったからか、今回はいつもと比べると、けっこう大規模なお話だったような気がします。初代『ルーンファクトリー』を遊んでいる人は気になるであろう”あの組織”が本格的に絡んできましたし、ネイティブドラゴンと絡んだお話も色々ありましたし。
あと、結婚イベントもこれまではとりあえず用意されているレベルであって、サクッと結婚にまで至ったものですが、今回はわりとしっかり語られます。私は女騎士で町の護衛を勤めているフォルテを結婚相手に選びましたが、そこら関連のお話がしっかりとあって、フォルテやその周辺の住人により愛着が湧くようになりました。
もちろんここは相手によると思うので、相手によってはわりとサラッと終わることもあるのかもしれませんが(笑)
○ ―→ 大きな作物が、なかなかいいモチベーションに。
同じ作物を2×2マスで育てて、大きくなった後も世話を続けることで、合体して巨大な作物になります。ただし、土地レベルが高いか、「おおきくナール」というアイテムを使わないと巨大にはなりません。
通常よりも時間がかかるぶん、達成感もひとしお。ただ、前作『3』からは大きくなるまでの期間がだいぶ短くなりましたし、成長を促進する様々なアイテムもあったりするので、そこまで苦戦する事はないと思います。たぶん。
こうなってくると、次回作はさらにもうワンランク大きいものを作れても、良さそうな気がします。キリがないかな(笑)
○ ―→ お店の概念も、そこそこいいモチベーションに。
基本的には出荷額よりも高く買ってくれますし、続けていくうちに客が来る頻度も上がってきます。ただし、種類がどうこうとかは影響ないので、最終的には高いものばかり売りつけたくなるでしょう(笑)
また、お祭りの日には決まった時間に、広場に住人が集まっています。このタイミングでお店を開くと一斉にやってくるので、わりとオススメです。
△ ―→ 曲のほとんどが過去作品の使いまわしでした。
何せ全シリーズプレイしていますからね。何となく記憶に残っていました。「あれ?聞いたことがあるぞ」「あれ、これも?」みたいな。
ただ、収録されていた曲がほとんど私の好きだった曲なので、個人的にはむしろ嬉しかったですが(笑)
△ ―→ 木材・石材入れをもう少し便利にして欲しいかな。
出荷箱や冷蔵庫などは、専用のメニューが開いて、Yボタンでパパッと出し入れができたりするんですが、木材・石材入れの場合は、1回1回木材や石材を持ち上げて投げ込まないといけません。1度に持てる量は9個までですが、一度の整備で100を超えることも珍しくないので、どんどん面倒になってきます。
まあ、これまでのシリーズもそうだったんですけどね。他が便利になってきているだけに、ここだけ変わりないのが気になってきました。
調べた後「手持ちの木材・石材を全て投入」といった選択肢があれば、ありがたかったです。
△ ―→ ”恋人期間”で、デートに誘えるシステムについて。
恋人を作ればデートに誘えますし、相手からデートに誘ってくることも。ついでに、歩いていると周りから「ヒューヒュー」「お熱いですね」などの声をかけられたりと、雰囲気作りは良かったと思っています。
ただ、デートに誘った時、同じ場所では同じイベントしか起こらないですし、デートを繰り返しているうちに結婚に近づく…という単純な話でもなかったようなので、そのうちデートをすることに楽しみも意味も感じなくなってしまったんですよね。
そこは例えば、デートに10回誘ったら結婚イベントが起こる、などの分かりやすい条件でも良かったんじゃないかと思いました。
× ―→ 結婚の条件が、今まで以上に分かりにくいです。
1つ上の続きみたいな感想ですが、どうも今回は恋人の当本人だけ愛情度を上げれば良いわけではなさそうです。もちろんこれも相手によるでしょうけど。
”恋人期間”という分かりやすい枠組みを入れたんですから、デートを重ねるたびにさらに仲良くなって、ついに結婚…という流れが適切かと思ったんですが、そういうわけでもなく。結婚の条件がどうも”システマチック”に感じてしまい、あまり自然でないのが気になりました。
ここがシステマチックになり過ぎると、けっこうやる気が削がれると思うんですよね。
■====== 得点とまとめ ======■ … 87点(100点満点)
ファーストインプレッションと同じ得点です。
いつもよりストーリーが楽しめた点は好印象でしたが、結婚までの条件が分かりにくいということで、プラスマイナス0にしました。
今回は、他のシリーズ作品との直接的な絡みはないものの、わりと”集大成”的なストーリーになっていたりするので、それなりにシリーズ作品を遊んできた人なら、いつも以上に楽しめるのではないかと思います。
あと、細々とした点も徐々に磨きがかかってきて、もうヘンに手を加えないほうがいいと言えるほど、着実に完成度が上がってきています。かといって、本当に手を加えなくなるとマンネリズム化になるので、ここからさらにどう変化していくのか?今後のシリーズ作品も楽しみにしたいと思います。
というか、一応今作で、このシリーズ作品の世界を司る4匹の神竜”ネイティブドラゴン”が全部登場したことになります。毎回、わりと各ネイティブドラゴンが深く関わっていただけに、今後はどうするんでしょうか?そこも気になります。
一応、まだプレイは続けていくつもりです。
子供が生まれて、子供がいることで楽しめる要素を楽しんだら、サードインプレッションを書いてみようかと思います。
関連記事:
3DS『ルーンファクトリー4』 ファーストインプレッション(2012/07/21)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
『ルーンファクトリー4』
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/07/19
希望小売価格 ―→ 5,229円(税込)
ジャンル ―→ ファンタジー生活ゲーム
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
スローライフゲームの代表作である『牧場物語』から派生して誕生した、『ルーンファクトリー』シリーズの最新作です。今作で6作目となり、3DSでは初めての発売です。
スローライフとアクションバトルの両方を楽しめる基本的な部分はそのままに、より多くの要素や細かな変化など、磨きをかけた内容になっています。
今回、2回目のインプレッションとなります。
これまでのシリーズ作品と違う点を、さらにピックアップしてみます。
・お店を開くことができます。
自室にあるお店箱に商品を入れて、お店のカウンターで待機します。しばらくするとお客さんがやってくるので話しかけると、「○○1つを、○○ゴールドでどうかな?」と交渉してきます。
なかには、悩むお客さんも。その時は、オススメすることで買ってもらえる確率が上がったり、笑顔で対応することで金額が上がったりとかします。これらのコマンドは、お店を続けてスキルアップしていくことで増えていきます。どれも、RP(ルーンポイント=魔力のようなもの)を消費します。
・お風呂について。
利用すると、HP・RPが全回復します。これまでは1日1回しか入れなかった風呂ですが、今回は1日に何度でも入れます。
ただし、利用料金が必要で、しかも2回目、3回目となるたびに料金が上がっていきます。
また、連れがいる状態で風呂を利用すると、出てきた後にプレゼントをもらえることもあります。
・”恋人期間”について。
ある条件を満たした状態で、会話中にLボタンまたはRボタンで「ところで会話」を発生。選択肢で「好きです!」を選択すると、少しイベントがあった後に、相手が恋人になります。
恋人期間では、恋人との「ところで会話」で、デートに誘うことができるようになります。積極的に誘って、愛情を深めましょう。相手から誘われることもあります。
・交易などについて。
アーサー(住人の一人)が自室にいる時に話しかけると、交易品を購入できたり、作物の豊作予報を聞いたりできます。豊作予報とは「来週は○○が豊作になり、○○が凶作となるでしょう」的なことが聞けて、それに合わせて作物を収穫することで、いつもより多く収穫できるというわけです。
さらに、ゲームコインをお金に換えることもできます。
※ゲームコインとは? … 本体に内蔵されている歩数計で、100歩ごとに1枚獲得できるコインです。
■====== partygameの評価 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
購入価格 ―→ 4,241円(新品)
プレイ内容 ―→ メインシナリオ全クリア(全三部)&フォルテ(女剣士)と結婚
現在のプレイ時間 ―→ 約133時間
シナリオクリア(第一部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●○○
シナリオクリア(第二部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●○
シナリオクリア(第三部)にかかったプレイ時間の目安 ―→ ●●●●●
●○○○○ = 10時間未満
●●○○○ = 10~20時間
●●●○○ = 20~30時間
●●●●○ = 30~50時間
●●●●● = 50時間以上
過去のシリーズ作品 ―→ 全てプレイしています。(ただし『フロンティア』『オーシャンズ』は未クリア)
備考 ―→ レスト(男性主人公)でプレイしています。
◆=== 新たに思ったこと ===◆
○ ―→ いつもよりストーリーが本格的だった印象でした。
段階的だったからか、今回はいつもと比べると、けっこう大規模なお話だったような気がします。初代『ルーンファクトリー』を遊んでいる人は気になるであろう”あの組織”が本格的に絡んできましたし、ネイティブドラゴンと絡んだお話も色々ありましたし。
あと、結婚イベントもこれまではとりあえず用意されているレベルであって、サクッと結婚にまで至ったものですが、今回はわりとしっかり語られます。私は女騎士で町の護衛を勤めているフォルテを結婚相手に選びましたが、そこら関連のお話がしっかりとあって、フォルテやその周辺の住人により愛着が湧くようになりました。
もちろんここは相手によると思うので、相手によってはわりとサラッと終わることもあるのかもしれませんが(笑)
○ ―→ 大きな作物が、なかなかいいモチベーションに。
同じ作物を2×2マスで育てて、大きくなった後も世話を続けることで、合体して巨大な作物になります。ただし、土地レベルが高いか、「おおきくナール」というアイテムを使わないと巨大にはなりません。
通常よりも時間がかかるぶん、達成感もひとしお。ただ、前作『3』からは大きくなるまでの期間がだいぶ短くなりましたし、成長を促進する様々なアイテムもあったりするので、そこまで苦戦する事はないと思います。たぶん。
こうなってくると、次回作はさらにもうワンランク大きいものを作れても、良さそうな気がします。キリがないかな(笑)
○ ―→ お店の概念も、そこそこいいモチベーションに。
基本的には出荷額よりも高く買ってくれますし、続けていくうちに客が来る頻度も上がってきます。ただし、種類がどうこうとかは影響ないので、最終的には高いものばかり売りつけたくなるでしょう(笑)
また、お祭りの日には決まった時間に、広場に住人が集まっています。このタイミングでお店を開くと一斉にやってくるので、わりとオススメです。
△ ―→ 曲のほとんどが過去作品の使いまわしでした。
何せ全シリーズプレイしていますからね。何となく記憶に残っていました。「あれ?聞いたことがあるぞ」「あれ、これも?」みたいな。
ただ、収録されていた曲がほとんど私の好きだった曲なので、個人的にはむしろ嬉しかったですが(笑)
△ ―→ 木材・石材入れをもう少し便利にして欲しいかな。
出荷箱や冷蔵庫などは、専用のメニューが開いて、Yボタンでパパッと出し入れができたりするんですが、木材・石材入れの場合は、1回1回木材や石材を持ち上げて投げ込まないといけません。1度に持てる量は9個までですが、一度の整備で100を超えることも珍しくないので、どんどん面倒になってきます。
まあ、これまでのシリーズもそうだったんですけどね。他が便利になってきているだけに、ここだけ変わりないのが気になってきました。
調べた後「手持ちの木材・石材を全て投入」といった選択肢があれば、ありがたかったです。
△ ―→ ”恋人期間”で、デートに誘えるシステムについて。
恋人を作ればデートに誘えますし、相手からデートに誘ってくることも。ついでに、歩いていると周りから「ヒューヒュー」「お熱いですね」などの声をかけられたりと、雰囲気作りは良かったと思っています。
ただ、デートに誘った時、同じ場所では同じイベントしか起こらないですし、デートを繰り返しているうちに結婚に近づく…という単純な話でもなかったようなので、そのうちデートをすることに楽しみも意味も感じなくなってしまったんですよね。
そこは例えば、デートに10回誘ったら結婚イベントが起こる、などの分かりやすい条件でも良かったんじゃないかと思いました。
× ―→ 結婚の条件が、今まで以上に分かりにくいです。
1つ上の続きみたいな感想ですが、どうも今回は恋人の当本人だけ愛情度を上げれば良いわけではなさそうです。もちろんこれも相手によるでしょうけど。
”恋人期間”という分かりやすい枠組みを入れたんですから、デートを重ねるたびにさらに仲良くなって、ついに結婚…という流れが適切かと思ったんですが、そういうわけでもなく。結婚の条件がどうも”システマチック”に感じてしまい、あまり自然でないのが気になりました。
ここがシステマチックになり過ぎると、けっこうやる気が削がれると思うんですよね。
■====== 得点とまとめ ======■ … 87点(100点満点)
ファーストインプレッションと同じ得点です。
いつもよりストーリーが楽しめた点は好印象でしたが、結婚までの条件が分かりにくいということで、プラスマイナス0にしました。
今回は、他のシリーズ作品との直接的な絡みはないものの、わりと”集大成”的なストーリーになっていたりするので、それなりにシリーズ作品を遊んできた人なら、いつも以上に楽しめるのではないかと思います。
あと、細々とした点も徐々に磨きがかかってきて、もうヘンに手を加えないほうがいいと言えるほど、着実に完成度が上がってきています。かといって、本当に手を加えなくなるとマンネリズム化になるので、ここからさらにどう変化していくのか?今後のシリーズ作品も楽しみにしたいと思います。
というか、一応今作で、このシリーズ作品の世界を司る4匹の神竜”ネイティブドラゴン”が全部登場したことになります。毎回、わりと各ネイティブドラゴンが深く関わっていただけに、今後はどうするんでしょうか?そこも気になります。
一応、まだプレイは続けていくつもりです。
子供が生まれて、子供がいることで楽しめる要素を楽しんだら、サードインプレッションを書いてみようかと思います。
万人向け ← | ○○○●○○○○○○ | → 熟練者向け |
手軽に ← | ○○○○○○○●○○ | → じっくり |
思考タイプ ← | ○○○○○●○○○○ | → 感覚タイプ |
爽快感重視 ← | ○○○○○○●○○○ | → 達成感重視 |
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