フィリピン化

フィリピン基準のダラダラ日記。 だったのが、いつのまにかフィリピン関連の書籍と映画の紹介に。気が向いたときに更新中。

フィリッピーナを愛した男たち

2006年10月22日 | フィリピン関連書籍
 テレビを観たのが先だったか、本を読んだのが先だったか、今となっては忘れてしまった、フィリピン好きのド定番「フィリッピーナを愛した男たち」(著:久田恵)。小さい「ッ」がポイント。

 フィリピーナを好きになった日本の男たち、そして日本の男との恋愛を選んだフィリピーナたち、その両方の経歴や出会い、そして、その当時の生活や思いを取材した、日比恋愛ドキュメント。89年の作品。

第21回・大宅壮一ノンフィクション受賞作品。

オススメ度 ★★★★☆

奥さまはフィリピーナ

2006年10月09日 | フィリピン関連書籍
 つい最近、成田空港の本屋で見たときは確か三刷りくらいだったから、おそらくここ数年のフィリピン本では一番売れているよーな気がする「奥さまはフィリピーナ」(著者:今藤元)。2年前の発売直後に読んで以来、ずっと本棚に置きっぱなしだったので久しぶりに読み返す。
 
 テーマを細かく分けて、その一つ一つがわりと短めにまとめてあり、さらには2回目ってこともあったので、アッという間に読み終える。まぁ、この読みやすさが売れてる理由だとも思うけど。それと、分かりやすいタイトルとカバー写真か。
 
 著者はフィリピーナと結婚して18年。それだけに、この本を買って読むであろう日本のフィリピン好きの男性読者、そして、大好きなフィリピンの両方に、そーとー気を使って書いている。そんな気が。読み物としてはすべてが順調すぎてもつまらなくなってしまうし、フィリピーナを批判的に書きすぎてもダメだろうし、そーゆー意味では、うまくまとまっていると思う。
 内容はともかく、個人的には結婚18年。すごい。そこに敬意を表したい。

オススメ度 ★★★☆☆