フィリピン化

フィリピン基準のダラダラ日記。 だったのが、いつのまにかフィリピン関連の書籍と映画の紹介に。気が向いたときに更新中。

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暗殺の壁画

2008年09月17日 | フィリピン関連書籍
『暗殺の壁画』
(著者:石原慎太郎/幻冬舎文庫/1997年)

 国際空港の名前にもなり、さらにはフィリピンで二番目に高額な紙幣の肖像にもなっている“ニノイ・アキノ”(ベニグノ・セルビアーノ・"ニノイ"・アキノ・ジュニア)。
 亡命先から母国の空港に到着後、マルコス大統領を始めとする軍幹部らの計画で“暗殺”という衝撃的な幕切れで人生を終えた、そんなあまりにも有名なフィリピンの政治家が、これもまた、おそらく大抵の日本人は知っている、石原慎太郎東京都知事と家族ぐるみで互いの家を行き来しするほどの仲だったとは……この本で知りました。
 ニノイ投獄中にフィリピンへ面会に向かったり、アメリカに亡命中のアキノ宅へ石原氏の三男がホームスティしたり、どうやらかなりの仲だった様子。

 葬儀の際、自宅から寺院に柩が運ばれたその沿道にはナント二百万人以上の人たちが集まり、“ニノイ・アキノを知らないフィリピン人はフィリピン人じゃない”といっても過言ではないほど国を語る上では超重要な人物。多少のエピソードを知っていれば、現地での話のタネになったりすることもきっとあるだろう。

 ちなみに、500ペソ紙幣に描かれたあのニノイ・アキノが頬杖をつくポーズ。フィリピンの大衆たちの間では、
 頬杖=考え事=ワランペラ(お金ない)=つまらない
 そんなニュアンスで受け止められることもあるので、会食やパーティーなど、楽しい席ではこの“ニノイポーズ”は控えた方が無難。勿論フィリピンパブでもw 

 前半は特に、回りくどく思い込みすぎのような表現も多々あるが、後半、ニノイが祖国へ帰る、暗殺される前日の電話でのやり取りは、相当クール。

ニノイ「俺はね、病院でも、アメリカでも死にたくないんだ。死ぬのなら自分の国で死ぬよ」
石原「OK」
ニノイ「今なんと言った」
石原「OKと言ったよ」
ニノイ「それだけか」
石原「ただ幸運を祈るよ」
ニノイ「OK。ありがとう。じゃ、さよならだ」


オススメ度 ★★★☆☆
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キーワード
フィリピン フィリピン人 フィリピンパブ ホームスティ フィリピンの政治家 マルコス大統領 幻冬舎文庫 東京都知事
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