ペーパー・ワークス

牛乳パックをリサイクルした塗壁材「水紙」を製造するペーパーワークスです。新しい循環型社会を創造する企業の専務の日記です。

何にもセンムの工場日記 東日本大震災25 祭の後編

2011-08-02 13:21:06 | Weblog
こんにちは。センムです。夏真っ盛り。

先週の火曜日に無事に「和力」公演を終えました。
会場に入りきれないほどのお客様にお越しいただきまして、加藤木は本より実行委員一同感激しておりました。

ステージもとても素晴らしく、一段と磨きのかかった加藤木親子の舞台に観客の皆様うっとりとされていました。
ワタクシ、吉田卓郎の歌ではないのですが「祭の後の寂しさがぁ・・・・」といった感じで、しばらく呆けたようになっておりまして、今週から活動を再開いたしております。

祭の後といえば、各電力会社と経済産業省、原子力保安員の「祭」の後始末が大事(おおごと)になっております。
ありえたであろう話しではございますが、まぁ出て来る出て来る、先週末には九電に腹を立てておられた佐賀県知事閣下が「どうもやらせメールを誘導したようだ」とのニュースまで流れてきまして、笑うしかないといった状況なのであります。

笑えないのはその被害を一身に受けておられる東北の皆さんでありまして、牛の出荷制限の加えて、米もその対象になるようであります。
「泣きっ面に蜂」とは当にこのことでありますヨ。

とんでもない嘘とヤラセの作り出した「安全神話」を信じ、原発を受け入れ日々の暮らしを送ってこられた人々が、明日の生活も見えない状況におかれている時に、それでも「安全」を演出しようとする人々には、人としての「矜持」や「心」は無いのでしょうか

ないから出来るんでしょうが・・・・・。

中国の高速鉄道の事故を「そら見たことか」とマスコミでは大きく扱っています。
ワタクシもこれは酷いと思うのでありますが、日本の原子力行政も五十歩百歩なんじゃぁないのと、同時に思うのであります。