作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 コンクラーベ決着 】

2013-03-14 18:49:57 | 04 時事ニュース
新しいローマ法王に、中南米出身者初となるアルゼンチン
出身のフランチェスコ1世が、選出された。

バチカン市国が、ローマ市の一部であるように、78年までは
代々イタリア人が法王に選ばれたいたが、78年10月に、
共産圏初となるポーランドのヨハネ・パウロ2世が選出され、
更に05年4月には、ドイツ人初のベネディクト16世が選出
されるなど、ローマ法王も、ここ暫くは新たな人材が現われて
いる。

バチカン市国は、欧州で唯一、共産党中国を認めず、台湾を
正当な中華民国と、認めている。
さっそく、中国がイチャモンを付ける動きに出るだろう。




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【 GDPを成長させるには 】

2013-03-14 10:59:49 | 04 時事ニュース
個人消費、民間投資、財政投資、純輸出の四項目の
総和が総GDPである。

自動車を中心に、一時金の満額回答があって、
これが他の分野にも波及する事で、個人消費は上るだろう。

株価が上って、気分が良くなった個人の消費も増える。

大手企業でも、電機特に家電は、むしろ賃金カットを検討中。
これは、従業員が将来に備えて、貯蓄を増やすから、GDPの
成長には寄与しない。

民間企業の設備投資に期待するところ大である。

政府が行う公共工事、強靭化政策は、GDPの大きなプラス要因。
ただし「子ども手当て」や「農家への戸別保障」は「生活保護」と
同様に、政府が個人への「贈与」でしかなく、GDPには全く寄与
しない。ミンスの「コンクリートから人へ」は完全なミス政策。

問題の輸出だが、ここで必要なのが、総輸出マイナス総輸入で、
中韓への貿易量が減ると見られる現状では、あまり大きな期待は
出来ない。

すなわちGDPアップのためには、個人がせっせと消費を高め、
また民間投資を促す。
更に政府が行う財政出動での、投資事業の増に期待するしかない。

「消費は美徳」の、アダム・スミスの原点に立ち戻り、大いに消費に
励むのが、日本国の為になる。



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【 TPP参加の是非 】

2013-03-14 10:05:56 | 02 華麗な生活

11ヵ国の参加国がシンガポールで行っていた
拡大交渉会議が昨日で終った。

これが第16回の会議だというから、すでに相当に
交渉が進んでいると見るべきだ。

この会議では、関税撤廃に例外を設けることは、
全く話し合われていない。


メキシコ・カナダは参加しているが、すでにNAFTA
加盟で、アメリカの横暴に遭っているのに、なぜ黙って
参加するのか。問題のISDS条項問題は解決したのか。

外務省は、ロビイ活動が不足している。

メキシコ・カナダが何故TPPにも参加したのか、その
ウラ事情を調査しないといけない。


ミンスのもたもたで、日本が参加の最後の国になった。
すでに16回も会合を重ねてきた諸国間には、相当に
細かい事まで合意に達していると見るべきだろう。


チリはTPPの原型、4ヶ国会議の当初からのメンバー。
同国の大統領は、日本の参加を歓迎するとしながらも、
全ての貿易品目が自由貿易委の対象だと強調した。


アメリカはオバマが輸出倍増を表明している。狙う市場は
おそらく日本だ。
それでいて自動車工業の保護には熱心で、関税も下げない。

TPP参加の是非は難題と解すべきであろう。
問題視されている、ISDS条項が盛り込まれるのなら、
敢て参加するメリットよりも、デメリットの方が大であろう。


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