トヨタならではの超大規模なリコールである。
パワーウインドウのスイッチに欠陥があるとの理由だ
と言うが、海外生産の規模が拡大の一途であることも、
理由のひとつに成るのではなかろうか。
中国は、もう少し大人の国かと思っていたが、IMF総会にも
世界銀行の総会にも、会場が日本なのが気に食わんと、
次官級の出席にとどめる辺り、随分大人気の無い国に
成り下がった感が先に立つ。
日本品の不買運動などは19世紀の遺物であろうに。
良いじゃないか。要らんという者にまで、量産して届ける
必要は無いと、トヨタなら気概を持って欲しいと思う。
中国の下層階級の、年収が年々上昇している。
日系企業の多くが、中国の労働コストが廉いからと、
国産を捨てて、中国各地に進出した。
少子高齢の社会は、日本以上に深刻な国である。
そう何時までも、賃金が廉いままで、労働者が不満を述べ出さない
訳も無い。
いざ撤退となると、眼を剥くような多額の退職金を求められる。
こんな事態は、早くから読めていないと、経営者とは言えない。
元々NATOの一員だから当たり前の話。
トルコ人と話をすると、必ずトルコの位置は欧州とアジアに
またがっていると言う。
それぐらいに、ヨーロッパの一員だとの想いが強い。
EUだ出来た時以来、加盟したくて何度も申請するのに、
入れて貰えないのは気の毒に思う。
ソ連が強力であった時代に、トルコの軍事力を買われてNATO
の一員にはなった。なぜEUには駄目なんだと言いたいだろう。
トルコはイスラム教の国だから、入れて貰えないのだろう。
必要な時には、軍事力を利用されるのに、気の毒である。
それにしても、中東の、特にシリアの内戦は、日本人の想像を
絶する。それでも兵士たちは、時間が来ると神に祈りを捧げる。
党首選から二週間が過ぎたが、臨時国会は開かれる
気配もない。
三党党首会談も開かれない。
安住は幹事長代行となり、10月に貰える政党助成金を
国庫を考慮して先送りを決めたと、いい子ぶるが、十二月に
なれば貰うのだから、単なるマスコミ向けのパーフォーマンス。
原子炉は、大飯の二基を除いて、停まっているが、
原子力規制委員長と、野田や枝野の言い分が違う。
第一、原子力規制委員長の人選には国会の承認が必要だが
野田はわざとの様に、この承認も行なっていない。
菅も悪い政治屋だったが、野田には党首としての自覚も無い。
党を牛耳るのは、幹事長の輿石の仕事だと割り切っている。
その輿石に、日本の政治屋の自覚なんか最初から無い。
国会は休会中でも、委員会は開くことが出来るが、
民主党からの委員が出てこない。任命もされていない。
つまり日本の国会は、日教組と同様の、輿石次第の状態で
放置されている。
菅の怪しい、政治資金の遣り取りも、うやむやのままだ。
草志会という、菅の資金団体は、誰のための存在か。
時が経過すれば、国民は忘れるだろうの態度が許せない。
「もんじゅ」も動かないし、プルサーマルも稼動しない。
プルトニウムだけが、45トンも貯まった日本は、潜在的な
核保有国に成った。
そんな日本で、目下IMFと世界銀行の総会が開催されているが、
はて日本に、この総会に出てホストが務まる人材が居たっけ。