作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 カソリックにとって何故労働は苦痛なのか 】

2012-10-02 16:56:27 | 02 華麗な生活

それはご存知、アダムとイブにさかのぼる。
二人はエデンの楽園で、働くこともなく楽しく暮らしていた。
お互いに裸体が恥ずかしいとも思わなかった。
イブが蛇にそそのかされて、禁断の木の実を食べてしまう。

神が怒って、二人に二つの罰則を与えたひとつは、やがて死ぬこと。
もうひとつが、苦痛を伴う労働に従事すること。
オーストリアもフランスもまた同じ。
少数派のプロテスタントの負担は、増える一方で減ることはない。

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【 ヨーロッパにEUとユーロが出来た理由 】

2012-10-02 15:26:41 | 02 華麗な生活

欧州全土にかけて、多くの国があり、互いに戦争をした
過去を持ちながら、二度の大戦で戦勝国も敗戦国も
互いに大きく傷つき、もう戦争はやめようとなった時に
共通する価値観が存在していたことが大きい。

共通の価値観とは、キリスト教である。
キリスト教にも、多くの別流・別派があるが、大きくは
カソリック・プロテスタント・東方の三つに分かれる。

問題が多いギリシャは、ギリシャ正教という別流の国で
ロシア正教のロシアとかブルガリア・セルビア等と同流だ。

使っている文字も違う。
ヨーロッパの共通の文字は、お馴染みのローマ文字だが、
ギリシャを含む東方では、ギリシャ文字を使うし、ロシアや
ブルガリアでも、ローマ字は通用しない。

ロシアに行った人が、良く言う事に、レストランをロシア語では
ペクトパートと言うのだがあるが、それは間違い。
ローマ文字で呼べば、ペクトパートと読めるが、それが実は
ロシア文字でのレストランという発音なのである。

PECTPAHTは確かにペクトパートと読める。

Pはローマ字のRに、CはSに、そしてHはNに相当する。

ソ連時代に、オリンピックに大群を送り込むソ連の選手は
胸にCCCPとの表示があった事を覚えて居られる向きもあろう。

あのCCCPは、だからローマ文字に変えれば、SSSRでソ連の
意味であった。

ボクの切手コレクションの中に、僅かだがCCCPの切手もある。

ブルガリアのソフィア空港には、COФИЯ としか標識が無かった。


ところで、カソリックの教えでは、働くのは罰を受けたからで、苦痛を
伴う。プロテスタントでは、仕事は天職であるとの教え。

だからプロタスタントが多いドイツが、安いユーロを武器にして
稼ぎに稼いでいるが、多くの南欧諸国はカソリックだから、苦痛を伴う
罰を受けたくないとなる。





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【 「北京の五十五日」 】

2012-10-02 14:42:24 | 02 華麗な生活

清末期の1900年に、義和団の乱という事件があった。

日本軍が中国に大軍を派遣したキッカケにもなった。
この事件をハリウッドが描いた映画が、「北京の55日」。

今の日本人に、必見の映画だと思う。

中国在留の米・英・独・仏・蘭・墺・露・日の八カ国が、
在留の自国民保護のために出兵を促された。
距離的もっとも近い、日本軍は最大の兵力派遣を求められた。

ロシアが次いで多くの軍を送ったが、暴行・奪略の限りを尽くし
各国の顰蹙を買った。

日本軍の軍律は、派遣軍の中で最も厳しく保たれ、
暴行・奪略・凌辱の類は一切行なわれなかった。

日本人が「国際連合」と信じる機関は、実は「連合国」である。

「連合国」の結成が、最初に求められた事件が、義和団の乱であった。

いま、あの映画を見て、日本軍が如何に礼節を重んじた国軍を持ったか。
列強から、その軍律を誉めそやされた日本軍が、義和団の乱に続く、
中国大陸駐在で、韓国と朝日が言うような、ヘンな軍隊に変貌できた
訳がなかろう。





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【 懐かしい「滞貨一掃」組閣人事 】

2012-10-02 14:39:28 | 02 華麗な生活
民主党の大臣名簿を見て驚いた。

拉致問題担当の、松原仁の名前が消えている。
北朝鮮との拉致被害者救済問題に、野田が如何に無関心かの
証拠みたいな人事だ。

城島なんて男に、財務相も呆れ果てた。
国会対策だけをやってきたヤツを任命する事で、野田のいい加減さが
良く分かる。
財務官僚は、より以上に好き放題をやるだろう。

三井は小沢の別働隊じゃなかったのか。
中塚の金融担当も、城島財務と合わせ、内閣は何もしないの公表だな。

田中法務は、まさに滞貨の代表だろう。

一年で改造三回は戦後の新記録だそうである。




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【 野田は臆面もなく再々改造で政権を維持 】

2012-10-02 14:01:30 | 02 華麗な生活
民主党政権が一日延びれば、それだけ国益が失われる。

野田にはそれが分かっていながら、政権維持には何でも使う。

あの田中マキコが、またもや大臣になった。
外務省時代には、官僚を敵視して大いに物議をかもした。

文科省の挨拶で、「改心」の情を述べたそうだが、
マキコがそんな殊勝な玉なもんか。

全国の中高に「イジメ」問題が氾濫する世の中に、
日教組系の「国旗にも国家にも敬意を表せないバカ教師と、
何もしない名誉職の、教育委員会が、徒に人件費を貪る国。

文科省に問題が無い道理はない。むしろ問題多々だ。

マキコがキレルのは時間の問題。
日教組の親玉、輿石との衝突も時間の問題。

おとなしく、官僚と仲良くするマキコは、想像できない。

野田もマキコを任命するに当り、「発進力」に期待すると言ったじゃないか。

野田政権がいつまで持つか、マキコがいつまで温和で居れるかの勝負。





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