昨日まで仕えていた谷垣の信頼を裏切って自民党総裁選
に自ら出馬するという石原の息子だが、どんな政策を持つ
男なのか、ロクに話も聞いた覚えも無いし、サッパリ分からん。
せっかくの自民・民主決戦が、野田と石原じゃ、どちらがマシ
なのか、それさえ定かじゃなくなった。
町村も安倍を排除して、親分自身が出るそうだが、政治家と
いう稼業は、自らを写す鏡を持たぬ稼業のようだ。
持っていたら、出馬する訳がないじゃないか。
石破が居るから救われる。選挙の後は大掃除が必要だな。
それにしても、橋下に就くと決めた「みんな」の三名だが、
比例当選で離党して、国会議員の資格だけは保持したいって
厚かましいことが許されて良いのかよ。
三人ともに、見たことが無い顔だが、何か参院議員らしい事を
やった実績があるのだろうか。
ところで、松野にくっついて二人が一緒に出て行くが、民主党は
これで参院比較第一党でもなくなったのと違うのか。
参院議長も交代に成るな。
橋下維新も、あの七名が尖兵じゃ、情け無いとは思わないか。
塾生たちには、選挙資金ぐらい、自分で何とかしろって怒号が
飛んだが、「みんな」の余禄で比例当選の三名はどうなる。
民主党の中に隠れ住んでいた、社会党が臆面もなく赤松を
候補に出してきたのには驚いた。
サヨクの党だと仮面を脱いで素顔を見せた、開き直りと受け止める。
こいつが出ることで、民主党を騙るサヨクの勢力図が見て取れる。
原口は、まだ民主党を離れられない、小沢シンパ結束の象徴的な
候補で、さて何票取れるのやら。
テレビに出たがりだから、顔は売れている。ただそれだけの男。
鹿野は、新党みらいを振り出しに、国民の声とか民政党とか、
小党の代表者で、存在感をアピールする為だけの立候補。
最初から当選を目指していない。泡沫候補と言ってよかろう。
野田には外交が無理と知れ渡った。
無能者が意気込んでいるのを、見るぐらい見苦しいものはない。
他にコメント無し。
谷垣が居なくなって、「三党合意」も「近いうちに信を問う」も
なくなった。ひたすら来年八月の任期いっぱい生き延びる為だけの
代表戦で、誰が勝とうが国民には迷惑なだけ。
小沢の存在感が薄くなったな。それが感想だ。
谷垣は古賀に協力を要請して断られ、総理の座を目の前に
断念を余儀なくされた。
谷垣が優れたリーダーだとは思わぬが、古賀ごときが何故
邪魔をする。そんな権力が古賀にあったとしたら、そんなに
奇妙な事はない。
長老が押して石原が谷垣に引退を迫ったという図式が見て取れる。
つくづく自民党には、時代遅れの嫌な体質が残っていると嘆きたい。
石原がどんな政治家なのか、何故幹事長に選ばれていたのか、
そこらがサッパリ見えて来ないのである。
石破はいまどき貴重な総理候補である。
立派な政見を持っている。石原にはどんな政見があるんだろう。
早々に引退するのが、国のため、党のためとしか思えない
長老支配の動力が存在する限りは、自民党の復活は無い。
森も青木も古賀だって、邪魔だ邪魔だ。そこを退け!
谷垣は政治家として弱すぎる。地元福知山城主は明智光秀だと
自虐めいた発言をしているようでは、あの野田にさえ、また負けそうだ。
石原も詰まらん男と知れた。総裁戦に出るだけ無駄だ。辞めておけ!
町村も自意識が高いが、国民に幅広い人気があるとは思えない。
今回の総裁選が最後だろうが、良くて三位かな。
寂しい道を辿る男だ。いまどき町村派なんて存在感があったのが不思議。
あっさり、安倍を立てたら良かったのに。