作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 遅れに遅れた復興庁に言いたいこと 】

2012-02-09 17:54:00 | 02 華麗な生活

平野も細野も能力の限界が見えた。二人とも担当大臣が
務まる人材とは思えない。

東北の特に被災が大きかった三県の知事さんは、
全員きわめて優秀である。

赤坂に250名体制の復興庁を作るそうだが、そんなものは
要らない。

各県に復興に関与する各省庁から、決定権を持つクラスの
役人を派遣し、知事以下の県庁職員、市町村の要望などに
即応できる態勢を直ちに取れ。

無責任な菅と、後を継いだノロマな野田のおかげで、
除染も台地形勢もすべて遅れている。
いやしくも日本の内閣なら、現地優先でことに当たれ。




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【 カレー・パーティー 】

2012-02-09 15:13:00 | 02 華麗な生活

ボクには多くの同窓会がある。
人生八十年にも達しようという人間が、しかも生まれは大連で、
日本の敗戦までを旧満州国で過ごし、淡路島に引揚げの形で
高校を出るまで居て、大阪の大学に入ったものの、生活苦から
アルバイトに追われて、辛うじて志望の商社マンになった経歴が
あるから、同窓会の種類も多岐にわたる。

中で昭和16年に、当時の満州奉天にあった、平安小学校の
同期会は、多士済々のメンバーに恵まれ、なんと在京の諸氏が
毎月のように、新宿中村屋に集まってカレーを食べる会がある。

ボク自身はその平安校に、小学生2年1学期までしか行っていない
から、同期生の誰も顔も覚えてはいなかった。
還暦を迎える前後にその会の存在を知り、琵琶湖畔のさる場所に
初めて登場した時が、成人後を初めて見た幼馴染たちであった。

神戸在のボクは、カレーを食べるためだけに上京することが難しい。
そこで皆が集まる日に合わせて、中村屋が売り出しているレトルト・カレー
を食べることにしていた。今はレトルトも技術が発達して、現場で食べるのと
同じ味といえるものが食べられるのだ。

そして最後に見つけたのが、資生堂パーラーのレトルト・カレーで、
単価が他の品よりも高目だが、何といっても断然に美味い。
昨今の土日のどちらかの昼食に、頻繁に愛用している。




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【 12年3月度決算見通しで日産がトップに 】

2012-02-09 14:28:00 | 02 華麗な生活

電気3社のトータルが1.2兆円のマイナスという
恐怖を覚える数値が出た直後だから、
日産2900億円、ホンダ2150億円、トヨタ2000億円と
各社が減益ながらも黒字計上でほっとしている。

トヨタが2兆円の営業収益と報道されたのは、
あれは何時のことだったかと思う。

カンバン方式なるシステムには血も涙もない非情なものを
感じるからやめるが良い。
日産がトップと聞いて、カルロス・ゴーンはまた天文学的な
巨額ボーナス貰うんだなと思う。

神奈川県に集中的にあった日産を、九州に移転させ、
部品メーカーにも自力でついて来いと突き放したゴーンのやり方には
嫌悪の情が残る。日産再建の陰に、どれだけの人間が解雇されたことか。

トヨタが福岡県にある工場をアメリカに移すという。
アメリカに移した方が生産コストが下がるのであろうか。
ともかく福岡にまた失業者が増えることになる。

自動車メーカーの、日雇い派遣工の問題が、
今の社会問題のトリガーになっている。
パソナとかいったナンブという名の社長は、最近テレビにも出ないが、
どこで何をしているのだろう。
ああいう人間の労働力を、時間単位で切り売りする、
弱い人間を食い物にする業者を存在させる社会に問題がある。
実質人身売買業を近代日本は全面禁止すべきである。




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【 哀れな小魚 】

2012-02-09 14:00:24 | 02 華麗な生活

昼食には大抵コンビニのおにぎり2個に即席味噌汁といった
粗食が続いている。六甲アイランドにも食べ物屋ぐらいはあるが、
美味い店と
なると、まず無いといった方が正しかろう。


NHKのテレビを見ながら食事をしていたら、ワカサギを釣る場面が
出ていた。ワカサギは公魚と書く。名前からして何となく尊い魚の
ような気がする。そんな高貴な魚を、氷結した湖に穴を開けて、
光を求めて集まってくるワカサギを釣るのである。釣られたワカサギ
たちは、その辺りの氷の上に投げ出される。


しばらくは跳ねて抵抗の姿勢を示しているが、だんだん身体が
冷えてきて凍ってしまう。哀れである。
釣り人が残酷な人間に見えてくる。NHKのレポーターは無邪気に
喜んで釣りたてのワカサギを天麩羅にして、それを入れた蕎麦を食べて
美味いとはしゃぐ。こいつも残酷派の一味である。


天井が凍ったら、湖の中はやはり暗いのだろうか。あそこに明かりが
見えると、開けた穴の下に集まってくるのだろうか。そこにエサが
あると見て、食いついたら釣られるのだろうか。釣られたら氷の上に
放り出されて、冷凍魚になるんだぞと教える教師は居ないのだろうか。


国会は第四次補正予算が通って、一段落をみたのか、前原の与党質問を
野田が悠々と答えている。馴れ合いのゲームを見る想いで面白くも
なんともない。前原は日本経済は、名目成長率を高めないとダメに
成ると言い、野田がその通りと応えるが、野田に名目成長率とか、
それを高めるためには政治は何をすれば良いのか分かっているのか。

たぶんノーだ。


この間クビになった中川正春が、またも大臣に帰り咲いた。この仁は
小沢よりか、距離を置いているのかで人選をしなきゃならんから、
野田も苦労をする。そして、立ち上がれの元気老人、片山虎之助に
詠嘆調でからかわれる。こんな徒党に政治を任せていて、経済も防衛も
本当に大丈夫なのか。





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