個人株主が如何に大勢集まろうと、銀行などの大株主の
意向をすでに取り付けている東電役員会は、少しもたじろぐ
ことはない。
冒頭の挨拶だけで、後は辞任が決定している清水社長に
任せた、勝俣会長の顔が本当に悪人に見えた。
お詫びの言葉も決まり文句の羅列に過ぎない。
資産価値を五分の一に減らされた個人株主が怒って
当たり前だ。
当初の計画では15日には、冷却用の循環注水が稼動
するはずだった。今日はもう28日である。
国産の東芝・日立に加え、米・仏の装置も借り受けての
汚染水処理が一向に進まない。
その理由がなんと4キロに及ぶホースの継ぎ目からの漏水
とは聞いて呆れる。
勝俣会長は、自ら辞任して地域社会と株主に詫びるべき
ではないのか。
かつて中国は人民解放軍を以って人海戦術でベトナムの
領土侵略を企て、手痛い敗北を喫した苦い経験を持つ。
豊かな経済力を背景に近代的な海軍を整備した今こそ、
ベトナムに対しリベンジを果たしたいとの野望が見え見え
である。
更に中国は南部の空港の大拡張に乗り出し、それらは
当然軍民共用となるであろう。空軍基地の大整備である。
13億の人口を抱え、内陸部に沙漠化の問題点を持つ
中国は、いやでも領土を拡張する方向に進まざるを得ない。
覇権主義が表に出てくるわけである。
その矢面に立つベトナムでは、四週続いての反中デモが
起きている。国民が敏感に反応しているわけだ。
ベトナム軍の動向が定かじゃないが、石油探索のケーブル
が切断される被害も受けているベトナム海軍が、このまま
黙っているはずもない。
ベトナム人は誇り高い民族なのだ。仲を取り持とうとした
アメリカは、非当事者として手を引かされた。
世界の警察官を以って自認するアメリカの面子も丸潰れだ。
中国の覇権主義が、いつ如何なる形の牙を見せるか、
そんな大変な時に、アホ管は己の権勢保持のみを考え、
党内での孤立の道を選んで突っ走っている。
他に頼る相手もいないアホ管に、妙に優しい亀井は案外
策士なのかも知れない。
「こんなことをされたら国対がうまく行かなくなる」と安住が
言った言葉は重い。
浜田がどれほどの人物か知らぬが、一年生議員が一人で
判断しての行動であるわけもない。
亀井静香も、アホ菅ごときに、要らぬ手伝いをする。
亀井には協力者が居て、村上正と石井一だと言うから
笑ってしまった。まさに類は類を呼ぶんだな。
アホ菅が「原発」で総選挙をやる気らしい。
何でもいいから総選挙は必要だ。
一昨年のやり直しを是非頼む。
ギロチンの如く次々と扉が閉められていく、あの時の光景
と胸の痛みを今も忘れない。
松岡勝利という衆議院議員が居た。農水族のワルだった。
その後自殺したからといって、ワルが消えるわけじゃない。
ワルはワルだ。あの閉門強行も、あのワルが絡んでいた。
有明の干潟は、あの時の閉門断行で環境が大きく変り、
多くのムツゴロウが死んだ。アサリも多くが死んだだろう。
海苔の色合いが変ってしまった。漁業者の被害は大きい。
裁判所という役所は、各地の地裁・高裁が過去にどんな
判決を下しているのか、調べることもなく、各自勝手な
判断で採決して良いものだろうか。
昨年12月に福岡高裁が下した、常時開門とは真逆の判決
なのだ。日本の裁判は、こうやって引き伸ばされ無駄に
時間を浪費する。
その影に、国選弁護人に選任されて、甘味を満喫する悪徳
弁護士が居ることを知らなきゃならない。
このままじゃ、柳井の妻子を乱暴に殺され、一人最高裁まで
頑張り通した夫の立場が無い。