僅かの一日の差で関ヶ原に間に合わなかった毛利秀包こそは
小早川隆景の弟で、望んで養子になった人物。
松尾山上で、関ヶ原の東西激突の様を見ていた小早川の将士は
毛利秀包の姿を見て、「かの地にこそ我が殿はおわしますぞ」と
山を駆け下り西軍に参加したに違いない。
そうでなくても、序盤の戦いは西軍の宇喜多秀家が東軍の
福島正則を圧倒していた。
毛利秀包が参陣と聞いて、南宮山の毛利秀元が動かぬ道理もない。
内通者、吉川広家は為すところを知らず、勢いで秀包の下に
参じたであろう。
かくて、徳川家康こそが、関ヶ原で屍をさらす結果となった。
前にも書いた事だが、被災した町や村などに人手が足りない。
救援物資や義捐金も結構だが、それらを配るのにも人手がいる。
想像を絶する状況だから、一つの町で一つの被災した町は救えない。
五つぐらいの町村が組んで一つの町村を支援する態勢が望まれる。
地震と大津波だけで済んだ所と、原発崩壊のあおりを食った所では
対処の仕方も変わってくる。派遣する支援隊員も相応の人材を
選ぶ必要があろう。
菅は何もしない。東電も役所よりタチが悪い。地方は地方が救おう。
かく言うボクは、「ふるさと納税」制度を転用して、いくつかの
気の毒な町村に直接寄付金を贈るつもり。
アカン内閣の破滅を前に、臭いヤツ等が蠢きだしている。
亀井静香と誰それとか、民主の山岡と誰それといった具合だ。
いまさら町村、森、古賀などの出番はないぜ。古き悪しき自民党を
引きずる手合いは遠慮して貰いたい。大連立を企て大臣のポストを
目指そうって狼心はもう捨てろ。
石破と安倍の線で年齢制限を行い、「青年の党」に変身してこそ、
国民の信を再び得られようってもんだ。
進次郎クンが官房長官で、ダメ人間になった枝野よりよほど
マシじゃないか。
何時までも待っても、全く動かない「その時歴史は動いた」の、
悪評に辟易しての番組手直しかと思っていたのだが、今回も
一向に代わり映えがしない。
関ヶ原を持ってきたのは良いとして、戦闘場面が何もなく、小早川の
裏切りだけが強調された紙芝居クラスの番組だ。東西合わせて
十八万人もの大合戦が、僅か半日だけで決着がついた理由を、
小早川裏切りで片付けて良いはずがない。
家康の背後を脅かす位置に軍勢を布いた、南宮山の毛利軍を
軍監吉川広家が動かさなかった事実の方が、意外な東軍勝利の
重要な鍵であったことを、全く述べていない。
まして僅かの一日の差で、毛利秀包・立花宗茂の二人の猛将が
合戦現場に間に会わなかった事が、大きく影響した事実には
何も触れていない。愚作である。
桜井財務副大臣の発言はきわめて真っ当なものでケチのつけようがない。
ボクが野田の立場なら当然かばうし、桜井の発言の通りだと裏書してやる。
アカンの末路は見るも哀れ。
脇屋というセカンドだ。審判の立ち位置も悪かったが、明らかな落球を、
スポーツマンなら、自ら落としたと申告すべきだろう。
原も原だ。アイツにも落球が見えていたはず。ゴマカシで勝とうって魂胆が、
まことにバッチイ。ああまでして勝ちたいのか。勝たんと怒られるのか、ナベツネに。
相撲界なら脇屋は永久追放でオカシクはない。