更新できなくてすみません
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先日、よくわかる税務セミナーを開催しました。
どうやら、テレビで報道されていることだけでは理解するのが難しく、
誤解してしまうような部分があるようです。
「祖父母から孫への教育資金の贈与税は1500万円まで非課税」とニュースで
放送されていた印象があるのですが、実際、税制改正大綱に記載されているのは
「祖父母」ではなく「直系尊属」なので、自分が受贈者になる場合は父・母・祖父母など
自分より上の人たちからの贈与に適用されます。
私は税務セミナーで講師の先生から「直系尊属が対象」と聞かなければ
「祖父母から孫のみが対象」だと勘違いをしていました。
ちゃんとニュースをよく見て聞いていれば、直系尊属の解説がついていたのかも
しれませんが、「祖父母から孫」の印象しか残りませんでした。
この贈与税の制度は教育資金の場合のみなので、住宅とは直接関係ありませんが
このように、知っていると思っていたことが勘違いだったり、特例なんかがついている
場合がたくさんありますので注意が必要です
「景気がよくなった場合に」「消費税が上がった場合の」などなど・・・
これから景気がよくなるかわからないですが、住宅ローンの金利があがったら
住宅ローン控除があっても、総体金額が増税前と同じにはならないのでは?とか
増税する条件の「経済成長率で名目3%、実質2%を目指す」が達成せず
万が一、増税しなかったら?など、特例がついているだけにかえって
消費者が今買う!!のか増税後に特例を使う!!かを判断するのが難しいと思います。
ただ、新築時に消費税がかかるのは住宅本体工事だけでなく、お引越し時に購入する
新しい家具や電化製品やカーテンなどにもかかってきます。
今年9月末までに新築工事の契約をして、低金利のうちにローンを組んで、
8%に増税する前にお引渡しをして家財をそろえていただくのがいいのかな?と
個人的には思います。ただし、それぞれのご家庭の状況によって有利になる
税制などはさまざまなのであくまで個人的な意見ですが・・・
ちなみに、アパートの新築に関しては消費税増税後の対策は特にないようです。
ですから、土地活用をお考えの地主さんやオーナーの方は早く計画した方が
よさそうですよ
よくわかる税務セミナーですが、これからの未来はよくわからない
アベノミクス・・・ うまくいくことを期待しています (A)