「NANA2」
俳優、女優の相次ぐ降板で既に面白さは無いと思っていたが
あくびが出る映画に仕上がっていた。
多分、過激なシーンを全てカットして不足するシーンを後か
ら継ぎ足したシナリオと感じる。
そのため主役は市川由衣一人の映画に見える。中島美嘉 が
ほぼ脇役の歌手にしか見えない映画だ。
もともとコミックの「NANA」はどろどろした人間関係と
激しいラブシーンで成功していたものを、映画「NANA」で
は淡々とした流れに激しいバンドのシーンでメリハリをつけ
て成功したことを制作側は理解していなかったようだ。
2作目の「NANA2」は事前の報道では原作に近い内容と
なっていた時点で、個人的にはR指定になる内容ならヒット
はしないと思っていた。
そこに俳優、女優の次々の降板。初稿の脚本に降板させる理由
があったとしか思えない。
特にコミックは近年少年漫画や女性向けでもこんな凄い描写のもの
を読むのかという内容になっている。
それが読めるのはやはり紙に印刷された絵だからでもある。
刺激的な内容でも、絵になると印象が違う。
それをその通り実写にしたら、昔の日活が制作した印象の映画
に近いものに感じるだろう。
一作目の成功の分析を間違えて、原作のよさだけでヒットしたと
勘違いした制作サイドの大きなミスだ。
結局、脚本を大幅に書き換え過激なシーンは一切なし、シーンの
つながりも尻切れトンボ、二人のナナの友情も満足に描写できな
い映画になっている。
ファーストシーンがラストシーンと繋がらないのも滅多に見ない
映画だろう。ラスト20分前に繋がったのには驚いた。
とにかく「NANA」の出演者全部を揃えられなかったのが痛い
映画だった。それが、初稿の脚本にもしあったのなら勿体無い映
画だ。
また、市川由衣は一生懸命ナナを演じていたと思うが、残念だが
表現力が足りない。
これも映画の物足りなさになっているが、このツギハギのストー
リーで感情を乗せるのも難しかった事が想像できるので何とも言
えない。
俳優、女優の相次ぐ降板で既に面白さは無いと思っていたが
あくびが出る映画に仕上がっていた。
多分、過激なシーンを全てカットして不足するシーンを後か
ら継ぎ足したシナリオと感じる。
そのため主役は市川由衣一人の映画に見える。中島美嘉 が
ほぼ脇役の歌手にしか見えない映画だ。
もともとコミックの「NANA」はどろどろした人間関係と
激しいラブシーンで成功していたものを、映画「NANA」で
は淡々とした流れに激しいバンドのシーンでメリハリをつけ
て成功したことを制作側は理解していなかったようだ。
2作目の「NANA2」は事前の報道では原作に近い内容と
なっていた時点で、個人的にはR指定になる内容ならヒット
はしないと思っていた。
そこに俳優、女優の次々の降板。初稿の脚本に降板させる理由
があったとしか思えない。
特にコミックは近年少年漫画や女性向けでもこんな凄い描写のもの
を読むのかという内容になっている。
それが読めるのはやはり紙に印刷された絵だからでもある。
刺激的な内容でも、絵になると印象が違う。
それをその通り実写にしたら、昔の日活が制作した印象の映画
に近いものに感じるだろう。
一作目の成功の分析を間違えて、原作のよさだけでヒットしたと
勘違いした制作サイドの大きなミスだ。
結局、脚本を大幅に書き換え過激なシーンは一切なし、シーンの
つながりも尻切れトンボ、二人のナナの友情も満足に描写できな
い映画になっている。
ファーストシーンがラストシーンと繋がらないのも滅多に見ない
映画だろう。ラスト20分前に繋がったのには驚いた。
とにかく「NANA」の出演者全部を揃えられなかったのが痛い
映画だった。それが、初稿の脚本にもしあったのなら勿体無い映
画だ。
また、市川由衣は一生懸命ナナを演じていたと思うが、残念だが
表現力が足りない。
これも映画の物足りなさになっているが、このツギハギのストー
リーで感情を乗せるのも難しかった事が想像できるので何とも言
えない。