「相棒」～シーズン５・６話

相棒が始まる４０分ほど前。
「ためして●ッテン」（今週は大腸がん特集）を見ていたら、
突然の津波警報。

えー？地震情報なんて入ってなかったのに？？？
しかも番組そのまま中断しちゃったし。

何も説明しばーらくしてから千島列島方面の地震、とのこと。
しかもマグニチュード８．１。

でかい………。（しかも浅い！）


で、来るとも知れない津波情報を交えての「相棒」です。
画面の端っこに日本列島の地図が出ています。

津波恐ーい！！
ってなワケで、集中してなかったかもしんない……。


さて、そんな今回は「ツキナシ」と、不思議な題名。
最初は運勢の「ツキ」の事かと思ったんですが、違いましたね。
後で、「ああ、あれのことー！」　って分ったんですけど、
見終わった直後に気付いた私。
「神の目」でもよかったような気がしましたが、それだと鋭い
相棒ファンに、すぐに分かられちゃうかな。

そんな今週は、ラブラブな亀山夫妻からの登場です。
運動の後のビールは美味いよね。
という私の感想はともかく。

飲もうとしたその直前、グッドタイミングで電話が鳴っちゃいました。
しかも相手は何故かイタミン。
「３０分以内に急いで来い」とは随分とお急ぎのご様子です。
あれれ？
イタミンって、普通こういう電話を薫ちゃんにしないんじゃなかったけ。
「非番って言うなよ」と念を押す辺り、急ぎなんだね。
で、電話の間に、ちゃかりビール飲んでる美和子ちゃん。
こういったタイミングはナイスです。


……で、そんな現場では。
芹ちゃんを待っているイタミン＆三浦さん。
「まだ来ねェ」
って怒っていますが、そんなタイミングで現れたのが薫ちゃん。
どうやらイタミン、電話を掛け間違えたらしいです。
（苦笑）
で、薫ちゃんは芹ちゃんに電話しといたらしいですが。

って、そんなソウイチ＆薫ちゃんのごたごたなやり取りの中に、
ナチュラルに当然のようにすーっと登場する右京さん。
このタイミングもナーイス。

で、結局遅れた芹ちゃんは二人のとばっちりを受けるハメに。
結局、悪いのは芹ちゃんじゃなくて、イタミンなんだけどねー。


ところで今回の怪しい人物、北之口さんことマヨマヨ。

売れっ子の小説家（しかも女性に大人気）だそうです。
犯人っぽく見せておいて、警察を振り回していて楽しそうだねー。
マスコミも使って大はしゃぎ。

でも、
コイツが犯人なんじゃねーの？？？

って疑問は最後まで抜けなくって、結局今週も真実を見逃して
しまった私です。
はは。


「彼のファン」、っていう女性が提出した写真のアリバイ。
絶対何かトリックがあると思ったから、すぐに崩せるとは
思ったんだけどね。

で、鑑識米沢氏を使っての実験。
その時、右京さんの後ろに見える月――――。
って、おお！
これが「ツキナシ」！！！
↑ってゆーのを、ドラマ終わった後に新聞読んで気付いた。


ちなみに今回一番ワタクシのツボだったのは、
（「花の里」にて）　固まる右京さん。（笑）

“フリーズ”、ってゆうパコソン用語の表現が物凄く似合います。

推理を始めるとそっちに意識を集中させちゃうから、ピタリと動きが
止まっちゃう右京さん。
みんな不思議そうに覗き込む辺りが可笑しいってゆーか。

脳内で何かを必死で手繰り寄せる、そんな感じがするのですが
人の話も耳に入らないほどに熱中し、固まる右京さんって、
結構好きなんですけどねー。


って、その場面。
私も一緒にフリーズしちゃった。（おい）

マヨマヨ、報道陣の前で、一体何を言ったっけ……？
犯人だけに分るメッセージ……。


って、

さっきのマヨマヨのセリフ、

ちっとも憶えてねェ！！！
↑ヤバイ！自分！


ってことで、マヨマヨがどの言葉をメッセージにしたのか
最後まで分んなかったよ。くすん。


ところで、北之口さんの自宅？のお部屋。
「記念館」って薫ちゃんが言った通り、自分の作品を綺麗に
ディスプレイされてましたね。
その中で、違和感放っていたあの可愛らしい縫いぐるみ。
ちょっと気になってはいたんだけどね。
そっちか……。
そういうことだったのか……。

と、右京さんの鋭さにも感心だけど、やっぱ違和感はそれの所為
だったんだなあ、って自分でも納得。

盗撮カメラが仕込まれていたんですね。

ってことは、あのスポーツクラブの奥様連中が言っていた
盗撮の犯人ってのはコイツかよ！！

窃盗犯は実はマンションの管理人だった、みたいな、
イヤンな事実ですね。

って、そうか！
それでスタンドを動かしたのか。
自分が撮り易いように。


でもさあ。

「この私が、盗撮で逮捕！？　作家生命はお終いだ！」
「それなら殺人犯の方がいい」
とか言うとりましたが、
だったら最初っからそんな事してんじゃねーよ！！

と言いたい。

つーか、意味無いんだよね。
喩え殺人犯で捕まっても、いずれ家宅捜査されるんだしさ。
そしたら右京さんの言う通り、大量のビデオやＤＶＤやら
出てくるんだから、“盗撮もやってた”ってことがバレるじゃんよ。

でも、そんなマヨマヨにも良い所が一つだけ。
それは、
右京さんが「感心した」という、真犯人宛のメッセージ。

あれは自分の作品（最新作）が元だったんだよね。
「神の目は見ている」→”犯行シーンをビデオ録画した。”
ということだったらしいです。

そんで結局、犯人は、というと。
マヨマヨこと北之口のアリバイ工作をしたカメラマンの女性。

うっ。
そっちだったんかー。
どうやら殺した男とは不倫関係だったみたいです。


その、事件当日。
北之口さんは、モテるオレ様の魅力を使って奥さんに迫った
ものの、すげなく拒絶されちゃったので、盗撮することに。
恐らくは、“己の自尊心”を傷付けられたから、という
非常に身勝手な理由ですね。

スタンドの位置を変え、鍵を開けて、自分が盗撮し易い状況を
あらかじめ作っておく。
そんでその夜、風呂に入っている奥様の盗撮を見事成功。
だけど、開いてた戸を閉められちゃったので、退散。

……するつもりだったのに、そこに現れたのがあのカメラマンの
女性だった。
彼女は怨恨理由で旦那を刺殺。
思わず一部始終をカメラに写すマヨマヨ。

しかーし。カメラ寄り過ぎて、窓ガラスにゴンって。
おいおい。
なんだよそれ。

でも、それで彼女は北之口に気付いたらしい。
北之口は彼女に見られたことに驚いて、慌てて逃げたんだろうけど。


ところで、怪しいとされながらも彼が警察に行ったのは、
やっぱ犯人を早く捕まえて欲しかったんだろうなあ。
って思うんだけどね。


その北之口、自分の変態趣味がバレるとなったらそれこそ
狂喜乱舞。大暴れ。
「記念館」もどきの自分の部屋を散々荒らし周り、そしてようやく観念。

「殺人」だったらハクがつくとか、そういう問題じゃないんだけど、
でも、自分のプライド云々言うんだったら自制心で持って盗撮なんか
しなきゃよかったのに……。

悲しいかな、これも一種の快楽的犯罪の一つですねー。


薫ちゃんからの連絡により、北之口が真犯人の目撃情報を吐いた、
ってことで、捜査一課は彼女の元へ。

盗撮趣味云々で暴れた北之口とは対照的に、その彼女。
捜一トリオがお出ましになると、やけにスッキリした態度で
画面から消えて行きましたね。

盗撮趣味の男。
プロのカメラマン。

不思議な繋がりだと思ってしまった今回。


ところで、
右京さんの姪御さんの杉下花ちゃんも、カメラをやってんだよねー。

と余計な情報が頭を過ぎる今回でした。（苦笑）


さて、次回は剣道みたいです。
被害者は、日本刀で真正面からばっさりと斬られたらしいです。
それから右京さん。
さらっと薫ちゃんに酷いこと言ってませんでしたかね？

でも、それとは別に、イギリスかぶれでシャーロキアンの右京さんが
剣道上手かったら、ちょっと萌え～かも……。
↑おいおい。