リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「風林火山」第12回。

2007年03月31日 20時44分42秒 | 大河ドラマ

オープニングでは、武田家を正式に継いだ晴信から。
なにやら小難しく長ったらしいセリフが続いていますが、

言い口調がまるっきり歌舞伎口調ですなー。

そしてどうやら武田家では、代々御旗楯無しの鎧に向かって
誓いを立てることにより、正式な跡継ぎってことらしいですが。

って、あれ?
中井貴一さんが武田信玄やった時、クーデターの方法って
今回とは違ってたような気がする……。

その肝心の御旗と楯無しを別の場所に移したというシーンが
物凄く印象に残ってるんですけど、あれって一体……。

という疑問はともかく、オープニング明けの駿河では。
無事(?)信虎を駿河の今川に届けた勘助。
↑つーか、青木大膳が思い切り額に傷を負わせたから、
本当の意味で無事でもないが。(汗)


そのまま今川に仕えるのかと思いきや。
恩賞貰ったっきりで、再び篭ってるよ……。
でも、前回とは違って書物に塗れておいでですね。

いやそれよりも気になるのは、

今更に孫子の兵法習ってんのか!?

ってこと。
時期的にちょっと遅いよ勘助。
そしてその本誰から貰ってきたんだよ。
(やっぱ、庵原様?)

でも、こうやって独自に勉学してるってことは、
義元に使える気はさらさら無かったんだなー。

信虎の件を承諾したのは、
もしかしたら、晴信の為と、自分の為なんだよね?


そして所変わって諏訪では。
平蔵の元に、信虎追放の知らせが。。。

ところでこの時、甲斐では民衆が皆喜んだ、と 
記されてるらしいですが、
信虎って、相当嫌われてたんですねえ。(しみじみ)

諏訪頼重も、信虎追放にはほっとしてましたが。
お陰で由布姫を愛人に出さなくてもよくなったからね。


さて、そんな勘助の元へ よくも騙したなー!!

と怒鳴り込んできたのが青木大膳。
結局浪人のままなんで、不満たらたら。
しかし勘助、いつもと雰囲気が違います。

ええとですね。

妙に芝居がかった喋りになってるのは、
後の上司になる亀やんの喋りに合わせた
からなんでしょうか。違うんでしょうか。

そこんとこ、物凄~く気に掛かった私です。

しかも今日のお言葉は 「兵はキドウなり」 。

それはそうと。
その青木大膳より、板垣さんがこの駿河に来る、と聞いた勘助。
彼を襲えと命令しとりますが、
誰がお前の命令なんか聞くかー!
って怒ってたのに。

ちゃっかりと襲ってんじゃんよ。
青木大膳!



何で?

それはどうでもいいのですが、はっきり言って、
その作戦判り過ぎ

襲われた所を助けて、信用を得てから内部に入り込む。
ってのは古今東西よくある話だから、
そんなの誰も引っ掛からねェと個人的に思う。

思うんだが、せっかく孫子の兵法習っておきながら
何故にそんな手を?

と、思わないこともない。
案の定、青木大膳は勘助の首を取って、自分が武田に仕官する。
と言って襲い掛かってきたし。

でも、そのシーン。

ウチの画面は異常に暗すぎて、
みんな何やってっか、全然
見えないんだよー!!(号泣)



電波が悪いのか。設定が悪いのか。ああ解らん

けど、有利に見えた青木大膳は、
勘助にバッサリと討ち取られちゃったね。
いや勘助よ。「兵はキドウなりって

ここぞとばかりに兵法を連呼すな!

ちょっとウザいです。(おい)


さて、青木を倒した勘助ですが。
やっぱ、板垣さんに全部見抜かれてたよー

で、それを聞いた晴信さんは、というと。
勘助の思惑を知り、更に彼への感心が高まったらしい。

晴信さんの歌舞伎調の説明(苦笑)によれば。
忠義に厚い板垣さん攻略の為、一見誰にも解り易いこの愚策を用い、
感心を引くことに成功。

まともに仕官したいと願い出たとしても、色々な経緯からしても
取り扱っては貰えない身の上を考えて、わざと愚策を演じた
と、まあそういうことらしいです。
その知略に晴信様、心が疼いた模様。
そういう狡猾さを持った勘助を恐れたのは、今川義元。
しかし。

板垣は、このワシにそのような浪人を恐れろと!?
と問い掛け、

「是非とも使いこなしてみたいわ…!!」

(じゅるり)←おい。

と、大宣言しちゃいました(しかもでかい声で)


さて、勘助の元に使わされたのは伝兵衛。
その時引っ繰り返っていた勘助の顔の上には、
勘助が自分で書いたらしいオープニングの文字が。。。

もしかして、これが後に使われる「風林火山」ですか?
(じゃあ、勘助の案なのか?)

伝兵衛さん曰く、武田家には「100貫で召抱え」
だそうですが、

100貫ってどんだけの価値があるのかな?
金額に皆驚いてんだけど、イマイチ分からねぇ。

でも、あんなに恨んでいた武田家に仕官する、という事に
不思議に思う庵原さん。

勘助からしてみれば、それもまた運命
ってことらしいですが……。

温泉寄って、そして甲斐入りした勘助は春日源五郎さん宅で
一夜お世話になることに。

って、後の香坂弾正登場ですね!!

↑確か、香坂(高坂)弾正って、晴信さんの愛人だよね…?

勘助、随分と彼に迫って顔をまじまじと見て、顔が綺麗だって
褒めてましたねー。
それってワザとなんか?

ところでその直後の勘助にびっくり。
義元から眼帯貰った時はあんなに反応薄かったのに、
晴信からお召し物貰ったことに

めっちゃ喜んでるよ!!


男から服のプレゼントに喜ぶなんて、

勘助の心は乙女と同じだね!(おい)


そんで次の日。
こざっぱりと綺麗にしてお目見えした勘助。
髪は源五郎さんに結ってもらったんでしょうか。

おお、内野さんたらセクシーじゃーん

と喜ぶ腐女子な私
ああ、いらん妄想が……。(じゅるり)←おい。


さて、家臣一同の前で初お目見えの勘助。
しかし、異様さは一目瞭然

まず、年齢は若くなく、42歳。当時からしてみたらかなり年寄り。
隻眼だし、片足を引き摺って歩く様は、いかにも異様

何故にこのような者を仕官しようとしているのか、家臣一同
みんなクエスチョンマーク状態。

しかし晴信、「200貫で召抱える」、と宣言したばかりか
足軽大将にして、名前まであげちゃいました。
“山本勘助はるゆき” と名乗れとのことですが、「はるゆき」って

どんな字書くんだ?


家臣一同、なんで晴信が勘助に対してそんなに優遇するんか
分からん状態。
勘助自身も分からん状態。

だって、陣構えとか、築いた城の数なんて、当然ながら、
いずれも0

これに一同不穏な空気が。
何か兵法の奥義を聞かれましたけど、これにも勘助

「奥義を知るのは、晴信様が初めて
って言っちゃったから
「女ならよい心がけだ」
って小山田さんにからかわれちゃいましたよ!!

つまり何ですか。
遊んでいるように見えるけど、アナタが初めてなの
っていう少女の感じなんすか?(笑)
それとも、
私のベッドのテクは凄いのよ
って大人の女性な感じなんですか?

分からん!!
↑いや、そこに突っ込んでも……。

しかし晴信さん、家臣の反応が実に楽しそう
勘助に向かって
「勿体ぶらずに奥義の一つを披露してやれ」
と、すっげー自慢そう。

自分だけが知っている山本勘助を皆に披露するのが
よほど楽しいみたいですね。

で、勘助が出した奥義の一つ。それは

「戦いに勝つには、合戦をしないこと」

らしいです。
これには家臣一同嘲笑の嵐。
「寵略と一緒かよ」
と笑われてますけど、その中で晴信の目つきが違いますね。
何か自分の思うところと通じる部分があったのかな?

まさかそれが実践されようとは、勘助も思わなかったろうけどね。

ところでとある小説では、勘助は晴信の間者だった
という説を用いていたらしいので、今回の晴信の中にあったセリフは
それからかなあ、と思ったんですけどね。

暗くなってから家臣の一人、甘利さんから呼び出された勘助。
「勘助の持っている剣術の流派を披露しろ」
とのことらしいですが、
勘助を取り囲むその雰囲気はどうにも違う。

そして、そこに現れるのは晴信。
果たして、勘助はどう乗り切るのやら。

仕官しても、まだまだ困難の道が………。


そして次回は三条夫人に徹底的に嫌われるらしい勘助。
彼女曰く、勘助は武田家に不吉をもたらす
とのことらしいですが。

一体、どんなんなっちゃうのかなー。

と、ちょっちドキドキな私でした。



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2 コメント

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高坂弾正登場っ! (ヤス)
2007-03-31 21:02:43
私も高坂弾正好きなので(そういう趣味ではないですよっ!…たぶん!?)嬉しいですね。
青木大膳のシーンは私もわからなかったのですが、本編には問題ないかな?っと流しちゃいました。
『おなごなら…』はちょっと笑っちゃいましたね、ナイスつっこみって感じでした。
来週も…って明日も楽しみですね。
青木大膳……。 (リリコ)
2007-03-31 21:27:46
ヤスさま、こんばんわ~vv

お、あのシーン、ヤスさまにもよく分からなかったんですね。
というか、史実ではどうなってるのか私はよく知らないので……。

そして高坂弾正。
このドラマでは香坂になってましたね。
でも、綺麗な顔立ちのお兄さんが役をしているので、今後楽しみです。

小山田さまの意地悪なセリフは笑っちゃいました。
40過ぎのおっさん捕まえて「おなごなら」はねえ。

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