ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

カリスマ患者

2005年09月06日 | パーキンソン国際会議/セミナー
ダブリンで開かれる若年性大会に参加することは何度も書いた。この大会では様々な分野のエキスパートの話を聞くことができる。EPDAのホームページには発表者のリストがある。一番下のTom Isaacsさんのbiographyのところをクリックしてみた。この男性、とにかくスゴイの!どっかのテレビのチャリティー番組で有名人がマラソンをしているのもスゴイけど、この人はもっとスゴイ!っていうか、比べられないよ。

EPDAのホームページに書いてあることをどこまで私のブログに書いていいのかわかんないので(私、著作権とか侵害することになるの?!?)簡単に紹介することにする。

27才でパ-キンソン病と診断された、病歴10年のトムさんは、有名人がマラソンして募金を募るのと同じように、「チャレンジすること」でパーキンソン病研究プロジェクトへの資金集めをしているの。でも、この人は一般人、しかもパーキンソン病患者本人なわけ。例えばね、2002年4月から一年をかけて4500マイル(約7200キロ)を歩いたり、山に登ったり、マラソンに参加したりして募金活動をしたんだって。その間に、各地の患者団体と交流したり、市長や有名人と対談したり、地方のメディアのインタビューに応じたりしているわけ。さらに、the Cure Parkinson's Trustなんて団体を他の患者さんと共同で立ち上げて、100万ポンド(約2億円?!?私、計算まちがってる?1£って200円だけど)をパーキンソン病研究に寄付できる予定らしい。

インターネットでちょこちょことブログを書いて「これで、一人でも多くの人に病気のことを知ってもらえれば。。。」なーんてカワイク大満足している私もそれなりに頑張っているような気もするけど、レベルが違う!この人は確実に攻めている!歩いて、人に会って、メディアを使って、実際にお金を集め、パーキンソン病の研究に寄付している。メチャメチャかっちょいい。