古 ヲ 好 ム

好古のものづくり、あれこれ

紙漉き

2009-02-22 | お気に入りのあれこれ
紙漉きのワークショップに参加しました。私たちに紙漉きを教えてくれたのは、ロギール・アウテンボーガルトさん。高知県在住のオランダ人、手漉き和紙工芸家として活躍されています。
今回は手漉き和紙を表紙にしたノート作り。はじめにベースとなる白い和紙を漉き、その上に各自好きなように、和紙の素材(麻、楮、みつまた等々)を重ねて模様を作ります。いろいろな素材を使ってみたくて、なんだかゴチャゴチャしてしまいました。圧縮機で水分を絞り、乾かして、表紙は完成です。水分がなくなると表情がずいぶん変わります。色は浅くなりますが、繊維がはっきりして面白い。赤や灰色の泥を混ぜて色を付けた部分も作りました。泥のザラザラがいい感触です。ノートの中身となる紙と一緒に和綴じにし、完成です。

ロギールさんは、紙漉きとともに紙にまつわるいろんな話をしてくれました。紙の歴史の日本と西欧の違いや、それぞれの良いところ、良くないところ、高知での生活の話など。

ものを作るのって楽しいな!と子どものころの図工を思い出すようなひと時でした。このノートに何を描こうか、もったいないのでしばらくながめていようと思います。

ロギールさんについて↓
http://kamikoya-washi.com/index.html

あまいかたち

2009-02-05 | お気に入りのあれこれ
デザイナーが和菓子のデザインに挑戦、という企画。参加しているのは、今村創平さん(建築家)、西森陸雄さん(建築家)、橋本夕紀夫さん(インテリアデザイナー)、松下計さん(グラフィックデザイナー)、皆川明さん(ファッションデザイナー)。ひとつひとつが素敵でした。どんな味なのかなー。見た目の素敵さもあるけど、食べたときの甘さが溶けていく感じが良いよね。和菓子って、口福です。

和菓子のかたち展 5人のクリエーターによる新しい和菓子のデザイン
2009/02/03~02/05
柿傳ギャラリー
ここの建築は、近代美術館なども設計された谷口吉郎さんのものだそうです。