欧場のひとりごと。

ヘタレゲーマー欧場 豪(おうば ごう)による音楽、パソコン、ゲーム、マンガなどなどの気ままな話題のブログ。

デバッグコスト軽減?

2006-07-10 18:21:35 | ゲーム
CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が、記者懇談会を開いたそうです。

CESA主催の記者懇談会でメーカートップがざっくばらんに語った(ファミ通.com)

その記事に、聞き捨てならない一節がありましたのでピックアップ。

> また、オンラインへの常時接続によって、ソフトのアップデートが可能になることを取り上げ、
> 「ゲームメーカーはこれまで、ソフトの開発時に膨大なコストをかけてデバッグ(バグを発見し、
> 取り除く作業)をやってきたが、このコストが軽減されるのではないか」(和田氏)とも語っていた。
> 発売まえに、通常ではあり得ないような状況を想定してバグを見つける必要性は薄れるからだ。

何 で す か ?
こ の 本 末 転 倒 っ ぷ り は 。


じゃあ、そのアップデートが必要なバグをレポートする人って誰?
普通に読めば、これって
コストを浮かせた分はユーザにデバッグしてもらえばいい
って言ってるようにしか見えないんですけど。

一応ソフトウェア製作(ゲームではありませんが)の仕事をしている人間として言わせていただきますが、デバッグに必要なコストを軽減したところで決してバグ発生率の軽減につがるわけではありませんし、むしろ「細かいバグの対処はユーザから文句が出てからでいいよ(笑)」などという企業姿勢はユーザの信用を失うばかりか致命的なバグの発生率を増やすだけです。

和田さん、まずはあなた様の脳ミソをデバッグされることをオススメいたします。


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