チビのおしゃべり日記

お星さまになったチビへ
どんぐり母ちゃんが語りかけます。
ねえ、チビ・・・聞こえる?

一年の感謝をこめて、どんぐり家族のご挨拶

2015年12月31日 | 日記
なあ、母ちゃん、今年は俺の出番が少なかった気がするぞ。
 え??そうですか?   
確か、去年はもっと出番が多かったような気がするけど……
そうですね~今年はチビに自由に書かせてましたからね。
     
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えッ??ホントに自分の事を書くのか?
うふッ、あのね、いつもみんなに褒められるの、
チビちゃんって可愛いね~って、


今年もカウントダウンが始まったでしょ。だからね最後に少しだけ、
赤ちゃんの時の事を書くことに決めたの。

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        【3年前、ある小鳥のショップでの出来事】

まだ、赤ちゃんだったあたしは、小鳥のショップの保温器の中で
スヤスヤと眠っていました。
周りからは時々、ギャー、ギーーッ、ヴェーッと甲高い声が……少し怖かったです。
お顔は見えなかったけど、たぶん大きな声の持ち主はオウムくん達だったと思います。 

他の小さな小鳥たちは、チチーッピイピイ…と小さな声なので
あまりうるさくはありませんでした。、

あたしが入れられてた保温器も、最初の頃は小さなヒナでいっぱいでしたが、
何日かすると、私一人が置き去りのように取り残されてしまいました

そんな時、今の父ちゃんと母ちゃんがこのお店に現れました。
最初のうちは、父ちゃんも母ちゃんも大きなオオムくんに興味津々でしたが、
絶叫に近い鳴き声と、寿命の長さを聞き、敢え無く諦めたようです。
オウムの寿命は30年~50年……どう考えても、どんぐり夫婦のほうが先に逝きそうです。

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 ねえ、父ちゃん、このコにしませんか?
文鳥なら私達の年齢でもまだ十分に飼えますしね。最後まで面倒見てあげられます。
おおそうだな、そうしよう。文鳥なら飼いやすいからな。
ヒナちゃん、こんにちは~♪
今日からうちの子よ。一緒にお家へ帰りましょうね。

それまで、あたし一人が取り残され、寂しい思いをしていましたが、
あたしにも、ようやく父ちゃんと母ちゃんが出来ました。

……っと、言う事で、めでたしめでたしでした。



  【あの時の事を考えると、今でも悲しくなってくる】

小鳥のショップの保温器の中で、ポツンと取り残されてたあたしには、
定価の上に赤の値引きシールが張られていました。
白文鳥のヒナ(性別不明)定価4.500円⇒⇒通常価格より2.000円引き!お買い得セール!!
ヒナ一羽がたったの2.500円。
(今どき、夫婦二人でランチしてもこの値段では食べられないでしょう)

他のコたちは、定価の値段でも喜んで引き取られて行くのに、
あたしだけは、値引きシールを張られたまま、たった一人ぽっちで、
迎えられる日を夢見て待っていました。

そして、やっと父ちゃんと母ちゃんの目に留まり、どんぐり家に迎え入れようとする二人に
店員さんが言った言葉が……
文鳥はとても人に懐くので可愛いですよ~(ここまでは良いとして後の言葉が)
でも、ここに居る何十種類もの鳥の中でも、文鳥は人一倍キカンボウで、喧嘩っ早く、
怒りん坊のヤキモチ焼き、独占力が強く、そして寂しがり屋の甘えん坊…
時にベッタリと甘えるので、ウザイ時が有るんですぅ
(ウザイは煩わしくなると言う意味だそうです)

どうです?この並べよう…
今まさに、やっと養女に行こうとしているヒナを目の前にして、
何と言う事を言ってくれるのッ!
これで、父ちゃんと母ちゃんの気が変わってしまったら、
今度は本当に売れ残ってしまうではないのッ!

でも、そこは父ちゃんと母ちゃんの器の広い所(少し褒めすぎた)
『なお一層愛おしくなります』っと言って、あたしはどんぐり家の娘になりました。


  
    


っと言う訳で、今年はここまでにしたいと思います。

そして……あの店員さんが言った言葉がまんざら嘘では無い事を、
後になって、父ちゃんと母ちゃんは知る事になります。

この続きは来年へ

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皆様こんばんは~☆
今年も既にカウントダウンが始まり、残り数時間となりました。
ご覧の通り、お恥ずかしい限りの拙いブログにもかかわらず、
多くの皆様が、お忙しい中をお時間を割いてお立ち寄り下さいました。
感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

また、今までどんぐり家族を支えて下さいました、ブロ友さん。
皆様の支えがあればこそ、ここまで続けることが出来ました。
温かいコメントを頂き感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

そして今年、新たに読者登録をして下さいました皆様。
ブログを続けていく上でこれ以上の励みはございません。
嬉しい気持ちでいっぱいです。心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

皆様にとりまして、来年もより良いお年であります心よりお祈り申し上げます。

今年一年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。