けいいちの日記

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アルビ観戦記@湘南戦 H22.12.4 【J特】

2010-12-05 | アルビレックス新潟
リーグ最終戦の湘南戦をビッグスワンで見届けました。
最終戦は5年ぶりの観戦となりますが、湘南といえば反町監督をはじめ、ノザや寺川、松尾が在籍しており、さながら「アルビ同窓会」の雰囲気で、ノザや寺川が紹介されると、アルビサポからは大きな拍手が起こりました。
彼らの活躍があってJ1に昇格し今の地位にいるわけで、反町監督をはじめ湘南のメンバーはアルビにとってはレジェンドであることは否定できません。しかし勝負は勝負。キックオフ後は完全に「敵」として彼らを見ていました。

試合は前半2分にマルシオのクロス気味のFKをノザが目測を誤り、ボールは跳ねてゴールネットを揺らします。最初は何が起こったのか、一瞬理解できませんでしたがあまりの電光石火の先制点に喜びがイマイチ湧きませんでした
追加点は高徳のクロスをマルシオがトラップして、その落としをミシェウが落ち着いてゴールネットを揺らしました。高徳のクロス、マルシオのトラップともに質の高いものでしたが、今まで開始5分で2得点を奪ったアルビなんてJ1では目にしたことはありませんでしたし、あまりの電光石火の攻撃に目の前で起こっていることが信じられませんでした
ただその後はアルビが2点を奪ってからホッとしたのか集中力の切れたシーンが目につき、湘南にヒヤリとさせられるシーンがありましたが、湘南の拙攻に助けられました。(相手が個の能力の高い選手を揃える名古屋やガンバならば同点に追いつかれましたね)
後半になってもアルビが主導権を握るも徐々に湘南ペースとなり1点を返され、ビッグスワンがざわつき始めます。しかし31分に三門のクロスから亜土夢が頭で落とし、フリーのマルシオが冷静にゴールネットを揺らして、3‐1と勝負は決しました。

大島OUT、三門INでマルシオと亜土夢の2トップとなりましたが、それはマルシオに得点王を取らせようとする黒崎監督の意図でしたが、前田とケネディが1得点を挙げ、得点王まであと1点足りませんでした
2度PKを外したことをマルシオは悔やんでいるようですが、それでもMFのマルシオが得点ランキング3位というのは驚異的ですし、MVPは厳しいでしょうがおそらくリーグのベストイレブンには選出されますね。(もしそうなればアルビからは初めてのベストイレブンとなりますね)

ところで自分も含めてアルビサポが最も気にやんでいるのはマルシオの去就です。浦和への移籍が決定的という報道が複数のスポーツ紙に載っていますが、昨年も移籍報道があり、それは誤報ではありました。
しかし試合後のヒーローインタビューで見せたマルシオの表情はアルビが勝ったからとは言えども沈痛な表情を浮かべていました。



今にも泣きそうな表情でしたが、個人的には「今日がマルシオとの別れの日だな…」と感じました。
自分は当然マルシオには残留してほしいですが、プロスポーツの世界はチーム愛だけではやっていけないもの。どのような決断を下すかはいずれは判明しますが、自分はマルシオの決断を尊重したいと思います。

浦和が神戸に大敗し、今年は9位でフィニッシュしました。
昨年は8位と一つ順位を下げましたが、今年のリーグ戦初勝利が5月だったことを思い返せば9位でシーズンを終えたことは良しとすべきだと思います。
貴章がドイツに移籍しなければACLはおろか優勝争いにも顔を出せたのではないかと、欲張りに思いにも駆られますしかし黒崎監督に「上位との差は何か?」と問われ、「監督の力の差」と答えていましたが、監督業ルーキーの黒崎監督は合格点をはるかに上回る働きだったと思いますよ
今年ほどジェットコースターなシーズンはありませんでしたが、選手や黒崎監督をはじめスタッフの皆さんは英気を養ってもらいたいですね。そして勝夫部長を筆頭にフロントの奮闘に期待しています!(しかしシーズン中よりもドキドキするんですよね…)


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