猛暑が続くなか、皆様おかわりございませんか?
7月 ひと月は店の整理にあけくれていましたが、7月31日、ビルのオーナに店の鍵を渡し、とうとう29年にわたる<おうさか苑>の幕をおろしました。
長いようで短く感じられた29年。おばちゃんにとって、この29年間本当に最も楽しかったこと、それは お客様とたくさんのお話が出来たことでした。
おしゃべり好きなおばちゃんが大阪弁で話したこと、それは <大阪の本当のお好み焼き>について その焼き方について説明し、ついには<おうさか苑大学>の学位のない<お好み博士>と自負するほどでした。本当に、本当に楽しかったですね。おばちゃんが<おうさか苑>に勤しむことができたのは 「美味しかった」とおっしゃる皆様のお言葉でした。 「美味しかった」が原動力となり バネとなっていました。そのバネにのり今後の人生を処したいと思っています。
4月1日、ブログで閉店のお知らせ後、お客様からのご予約の殺到、たくさんの励ましのお言葉そして身にあまるほどのかぞえきれない贈り物をいただきました。本当にありがとうございました。
6月30日。営業最終日には閉店を惜しまれて夜中までご来店いただいた多くのお客様方。(7月1日の午前3時まで大騒ぎ)<おうさか苑>は本当にお客様方から可愛がっていただいていたんだと心からつくづく思いました。
29年、この地で営業できたのは皆様がご来店くださったおかげです。 これは大将、おばちゃんにとっては大きな大きな財産です。この財産を大事に心の中に秘め 残り少ない人生を歩んでいきたいと思っております。
お客様方には<おうさか苑>を忘れず<おうさか苑>で過ごされて時間を糧に一歩一歩前進なさってください。またどこかでお会い出来ることを楽しみにしております。どうか健康にご留意なさって、ご自愛ください。