4日。 古いお馴染みのお客様のご紹介で、はじめてみえたお方。
おうさか苑のお好み焼きを召し上がり、いつの間にか ほほを涙で濡らしておられました。 八歳と四歳の娘さん二人と奥さんを奈良に残し、今春より東京に単身赴任中のお客様。
その方のご家族のことはいうまでもなく、お好み焼きの対する思い入れ、そのことをお聞きし、おばちゃんは身の引き締まる思いとなりました。
幼き頃より慣れ親しんできたお好み焼き、その心に焼き付いている味に出会うことなく残念に思っていた、その念願を今日はらすことが出来たということでした。 幼心に焼き付いていた、その味におうさか苑にて再会。その感激のあまり、そして家族と食したい思いで、自然と涙されました。
おばちゃんはその涙を大切に、大事にうけとめ、お好み焼きの礎とすることを誓うものです。
皆様のご来店をおまちしております。