派遣という商売自体は江戸時代からあったそうですが、企業という組織体系ができあがったのはたぶん明治以降だったりします。
まぁ、企業以外でも派遣という形で仕事をする例はあったということですね。
で、現在は21世紀。
派遣先は個人ではなく企業というケースがほとんどだったりします。
では、どういう企業が派遣で人材を求めているのでしょうか?今回はその辺りを言及してみたいと思います。
まず、人手が足りてない企業であることが推察されます。
当たり前ですね、人手が足りていれば人材を求める理由もないので。
ではどういう状況で人手が足りなくなり、派遣会社を求めるのでしょうか?多いのは、忙しい時期があるケースです。
年末年始だとかお盆だとか、普通の人が休む時期に限って人が必要になるケースもありますし、年度末などはどこの企業も大忙しだったりしますからね。
「猫の手も借りたい！」ってなった時、猫ではなく派遣される人材の手を借りる、というわけです。
こうして日夜派遣される人材がいるわけですが、この商売、経済的、長期的に見てみるとあまりいいものでもありません。
何しろ忙しい時だとか人手が足りない時にちょっとだけ頼むわけですからね。
そうして派遣される人材は、経験として+にならないのですよ。
それは、最終的に日本、あるいは世界レベルでの人材不足をもたらしかねません。
できれば、ちゃんとした正社員を増やしたいところですね。
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