新川土手に咲いていた茅（ちがや）浅茅原つばらつばらに物思えば故りにし郷し思はゆるかも ・・・・大伴旅人
“しみじみとものを思っていますと、若い日をすごした故郷の事が思い出されます。”という意味らしい。
私が知っていたわけではありません。
たまたま昨日の山陰中央新聞に出てました。
子供の頃 河原に群生しているこのつば（ちがや）で遊んだ記憶がある。
花穂が茎の中にある時、真っ白い綿穂を抜き出してかむとガムみたいになり、おやつのないときよく食べた。
柔らかくて、青い匂いがしたよねぇ。
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週刊誌に「ミセス通信」というページがあり、時たま笑ってしまうのだが、毎回出される「お題」に沿ったコラムを募集し掲載してある。
今回のテーマは「ぼやき」だったのだが、「ぼやき」と「グチ」って似ているようでニュアンスは違う。ため息がついて回るのはどっちだろう。
この記事を見て思ったのだが、ぼやきにはなんとなしにユーモアがある。例えば楽天の野村監督の試合後のぼやき、あのドアの向こうから顔を出す瞬間、スポーツ記者も我々も期待している。
姿勢、表情、言葉の選び方、すべてが瞬時に出てくるのか、面白い。ぼやき名人だと思う。
そして選手時代から名言の名手でもあった。
昭和５０年、６００号本塁打達成後の「長嶋、王が太陽に向かって咲くひまわりなら、俺はひっそり野に咲く月見草」はあまりに有名な名言だ。
そうそう「長所を伸ばすより、短所を直せ。」これもいい言葉だけど、中々難しい。
それに比べて、巨人の原監督のは、通り一遍のコメントでグチっぽい。苦悩の表情が多いせいか、ため息交じりが多い。
グチの名人は福田総理なんじゃないかな？
いつぞやの党首討論の時（日銀総裁が中々決まらない時）「かわいそうなくらい苦労している・・」云々と言ったのは、答弁ならぬグチのように感じた。おまけに 「物価高も仕方ない」と言ったのはぼやきだろうか？
かく言う私も、ぼやきの域には達する事が出来ず、グチのレベルで毎日ため息ばかりついている。
１００％ありえないけど、ロト６でも当たったら「どうして使おうか？死ぬまでに使い切れないよ～・・」と言うようなぼやきが出るかな？
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