おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

美の壺

2008年02月09日 | 徒然
今日は鼓のお話しだったので(それだけではないだろう)

とても素晴らしい鼓が見られるというので(そうじゃないだろう)

谷Kさんが出るので(全く違うだろう)

鞍馬天狗Part4録画チェックは後回しにして!

源次郎さんが出るので(そうだろうとも)

美の壺を見ます。

ミーハーめっ!と言われそうですが、見たいものは仕方がないじゃありませんか←誰に話しとる?

キリリと姿勢よく端座され、真っ直ぐと前を見つめる双眸は涼やかに煌めいて、お話される時の物腰の静かな言葉遣いなどは上流な気品にあふれておられる…
ってアタシ、言葉使い可笑しくないかい?
に、しても由緒正しき御家の、能楽師小鼓方大倉流宗家アズカリ(…アズカリってなんだろう)

…って長っ!(苦笑)
とにかく、なんだかとっても大変な家の宗家なんだね、って感じで
黒紋付姿、格好良いです。←馬鹿(馬鹿ついでに、手が超綺麗)

さて源次郎師、イワク
「(間によって)人の中に眠っているイメージ、自然の中で日本人が培ってきたイメージを喚起する」

うーん、間(ま)の大切さ、鼓から出る音と同じくらいに間は大切だと。
間の中には音の余韻なんかも含まれるんだろね。
間が音をいかす、かぁ~。
谷啓さんも言ってたけど日本の伝統芸能、武芸武術なども間ってとても大切にされてるよね。

間は音(動き)がある以上必ずあるもので、だから意識しなければ流されてそれで終わりな訳で。
その音と音の間の暫くの瞬間にも、何かを感じる事の意味をとても大切にする、日本人の繊細な感性って素晴らしいと思う。

でも、はたして自分にその間の伝わってくる瞬間がうまく聞き(利き)取れているのかどうかは微妙~~~~ではあるのですが(苦笑)
でも最近和楽器を実際手にする事が叶う様になってからは多少でも間の取り方(長さや次の音への入り方)の意味合いというか…
感覚的に面白ささが分かってきた。

今いう、間から日本的情緒のイメージを膨らますって話しからはズレてるかもしれないけど。
笛(小鼓)を習い出した事によって能の舞台が面白く観る事が出来るようになったのは、これに繋がる話しだと思うんだけどなぁ~

そうそう、胴の蒔絵がどれもとっても綺麗でした。
私ももっともっと、もーっと笛が上手になったら筒に獅子と牡丹の絵を入れたいなぁ♪
まだまだ先の夢だけどね。
それを楽しみに頑張るじょー!




…と
また夜更かししながら考えてみたりするから、たまに脳みそショートして失神するんだね(笑)

そーいえば、ホントにあんな高い所から落ちたくせに打ち身もないなんて不思議でならんのです。

今日売り場で話してたんだけど「てれぽーてーしょんみろく?」って訳で、アタクシ超能力者だという事になってしまいました。

どーせなら、彼の方の側に飛んでみたいものだけど…ね♪←さぁ、どこでしょう(笑)
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4 コメント

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Unknown (テラ)
2008-02-09 02:20:08
私も一緒に、彼の方の側に飛ばしてくださいな♪

昨日国立博物館で、大昔(いつだよっ)の
鼓と横笛を見てきたとこです。
誰かが素敵な音色を奏でていた頃が
あったんだろうなぁと ガラスケースの前で妄想♪

そんでもって、職人展で仏像彫刻を体験して
きましたよ♪
へたっぴながらも 愛おしい菩薩さまができました。
テラさん (ミロク)
2008-02-09 02:34:59
ハハハ~♪

ナチュラルハイなこの時間にお越しはテラさんっ!アナタ(笑)



ほー!マイ・ブツを!?(罰あたり)

私もいつかは彫ってみたいのがあるんですよ~。

東大寺の八角燈の音声菩薩!

いつか必ず!(オイオイ熱くなるなよな)



昔~の鼓と笛ですか。

これもいいなぁ。

それこそ由緒正しいお家元にはそれこそ、いつのだよ!ってくらいの年代モノがあるのでしょうね。

笛なども古管といわれるモノは、古管にしか出せない音がするとか。

自分で吹けなくても(当たり前)聞くだけでいいから、耳を傾け昔々の音色を感じてみたいですね~。
Unknown (笛ねぇちゃん)
2008-02-09 13:51:09
古管は今も現役で、寺井先生とか一門の方が舞台で
使っておいでます。
一昨年、国立能楽堂で拝聴しましたが、
バズーカ砲のような響きでした。
KUEN-SANBO.で検索してみて義明先生のページです。

私も、笛筒にいずれ蒔絵を入れたいと思っています。
(地元の蒔絵教室で習えます。)
テラさん「石橋」ファンだから、獅子と牡丹なんですね。私は、色々、悩んでいます。
私のお印は何がいいか?
笛ねぇさん (ミロク)
2008-02-09 23:03:00
ほほーっう。

バズーカですかあ、迫力ありそうですねぇ!

ぜひ今度HP見せていただこっと♪

きっと古管と言われる能管、由緒あるお家の方々が舞台で使われてたりするんでしょうね~。

私は一度も「これが古管だあぁ!(←なんか変ですね)」って認識して聞いた事がないので是非聞いてみたいのです。

今度、同明会能を観に行ってきます。

お師匠のお師匠も当然出られるのでどうなのかなぁと思っているのですが、そう簡単に出してこられるものではないのですかねぇ~?



蒔絵、自分で描けるのですか!?

いいなぁ。私も自分で描いてみたいのです。

機会があったらご紹介下さい!

大好きな石橋バージョンに仕上げます♪

って、いつの事になるやら(笑)

ねぇさんの、出来たら見せて下さいね。

楽しみにしています。

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