1回目のIETLTSのスピーキングでは、わたしを見るなり、試験管は
”Let's talk about what you do”(あなたの仕事について話しましょう)と
言いました。
”Well...I am a housewife.”というと彼は少し驚いた顔をして、料理の話題をふってくれました。
ああいう試験では、主婦です、というと易しいテーマで会話ができるのかもしれません。
2回目は、スピーキングはショッピングとマスメディアの広告の話だったので
まぁなんという得意分野。マーケの話させるなら話長いわよ(笑)
とりあえず人を見て得意そうな話題を振ってくれるようですが、二回とも試験管が
好感度大!でした。
■ 家事は例えるなら、出張旅費清算
家事はわたしに言わせるなら、出張旅費清算、みたいな仕事です。
出張に行くなら絶対しなくてはいけないもの・・・。めんどうで嫌だけれど
不可欠なこと。費やす時間が短ければ短いほど良いもの。
生活があれば家事が付きまといます。生活のできるだけ多くの割合を自分の夢を
実現する活動に費やすべきなので、働いていれば家事の時間は短い程よい。
私にとって結婚して誰かの分の家事をするというのは、自分が出張行くついでに
後輩の分の領収書ももらっておいてあげる、程度の話です。
いまどき全自動の洗濯機もあれば、スイッチポンでご飯も炊け、計って入れるだけでパンが焼ける時代。
一体何が家事が大変、なんてことがあるでしょう?子供だってできます。
自分の分の家事は自分でやるべきだというのが私の意見です。
自分のパンツは自分で洗い、自分の晩御飯は自分で作ってもたいしたコストも時間もかからない。
特に手作りの食事に意義を見出せず、コンビニで満足という人にとっては、現代はどこにでもコンビニがあるいい時代です。
そうした食事で栄養が偏り、病気になるのは主婦がいないためでも、家事スキルがないためでもなく、”栄養学の知識”がかけているのです。
■ 主婦になるとは 出張旅費清算を仕事にすること
想像してください。出張旅費清算だけが唯一の仕事ってどうですか?
それもあなたは一切出張に行かないのに、人の旅費清算だけが仕事・・・。
今の時代の主婦とはそういうことです。 仕事がtoo trivial… しょーもなさ過ぎるんです。
■ じゃあいったい何やってんの?
でもうちの嫁は、色々と忙しそうだし、洗濯も掃除の僕がやろうとすると違うっていうし。
手伝おうとしてもいちいち叱られるから、怖くて手伝えないよ。
・・・と嘆き?反論?が聞こえてきそうですね?
実際その答えは、夫の無知にあるのです。妻は単なる”家事”をしているのではなく、
洗濯 = 高級ランドリーサービス
掃除 = 心地いい空間を提供するインテリアコーディネイター
料理 = 栄養士&フードコーディネイター
買い物 = バイヤー兼 購買担当
子育て = 教師
という専門特殊技能を提供しているのです。
夫が手伝おうとすると、「違う!そうじゃない!」と言われるのは当然なのです。
だって 高級ランドリーサービスがカチコチのバスタオル出してきたら、高級じゃないでしょう?
じゃどうするべきなの?って、そんなの頭使って考えるんです(笑)!そのために頭はついている!
そうしないと、清潔になった以外のどんな付加価値があるんです?
掃除も同じです。男性はブーンと掃除機かけて手伝った気になる。風呂も掃除したよ~と
ママに褒めてもらった少年時代をそのままリプレイするかのようです。
ここで妻はぐっとこらえて夫を育てると思って「ありがとう」。
もう甘えるのは辞めましょう。実際はブーンと掃除機かけるのとかバスタブをごしごしするのは、
その空間を心地よくするためのほんの一要素に過ぎません。その空間自体がどう改善しましたか?
あら!なんか部屋がくさいわね? 窓開けないで掃除したでしょう?そろそろ冬だから
観葉植物はこっちがじゃないの? クッションは整えて要らないDMは整理して
ゆがんだラグはまっすぐに直して・・・クッションカバーっていつ洗ったっけ?
ブーンで終わりなんて、脳みそは何のためについているの?ってなります・・・(汗)
ボトルに湯垢がついてる?みっともない?じゃあどうする?
その空間がどうしたら、心地よくなるか、自分の目で観察して、必要だと判断したことをやってください。
・・・とまぁこんな感じです。 分かります?この違い・・・
■ プロデューサー vs 出張旅費清算
家事といっても生活を成り立たせるためにしなくてはならないものと、
生活そのものの質を向上させるものでは意味合いが違います。
より快適な空間で生活することはクオリティオブライフを高めます。
おいしい食事はおいしくない食事より幸福感が高い。
質の高い眠りなど、快不快の感覚に直接訴えるものは高い価値で取引されています。
高級ホテルが同じ面積でも並みのホテルより高額な宿泊料を取るのと同じです。
結局のところ、快空間、快感覚のプロデューサーであるのが現代の主婦、ということになります。こういうプロデューサーが予算の管理から企画、運営まで
全部やってくれるから、普段はおしっこが便器の外に飛んでいても
自動的にキレイになる、という感覚な訳ですね(笑)
人は高級ホテルにはかなりの額を払います。
同じ額を家庭の主婦に払う人は少ないですね?
しかし結局やっていることは、ホテルの支配人から、コンシェルジェ、
料理長、ルームサービス、果ては運転手役まで全部一人でやって、小さなInを経営するのと同じです。
そのあたりの理解の差が、世の中の夫には欠けており、妻の仕事の内容が
イマイチつかめないのだと思います。
基本的にこの家庭という小さなInにはゲスト役は要らないのです。ところが
日本の夫ときたら、”ただいまと帰ってきてから行って来ます”まで、単なる
ゲストです… なら通い婚で十分なんですよ。
出張旅費清算する程度の内容だと頭から思っているなら、まぁ各自やることですね。
各自やったところでたいした時間もコストもかかりませんから。
プロデューサーはクリエイターですから、どのような生活を求めているのか?
そのターゲット像が分からないと作り出すべき生活が分かりません。
そこにいったいどういう青写真を入れるか…それがその人らしさ、となります。
日本の男性が女性に甘えているのは企画からしてお任せコースだからなのです。
この姿勢は家事から始まって”生き方””子供の教育”まで、人生の
ほとんどの領域に広がっているようです。
それで相応の対価を妻に支払わないのは、高級ホテルにタダで泊まるような
ものですよね?
”Let's talk about what you do”(あなたの仕事について話しましょう)と
言いました。
”Well...I am a housewife.”というと彼は少し驚いた顔をして、料理の話題をふってくれました。
ああいう試験では、主婦です、というと易しいテーマで会話ができるのかもしれません。
2回目は、スピーキングはショッピングとマスメディアの広告の話だったので
まぁなんという得意分野。マーケの話させるなら話長いわよ(笑)
とりあえず人を見て得意そうな話題を振ってくれるようですが、二回とも試験管が
好感度大!でした。
■ 家事は例えるなら、出張旅費清算
家事はわたしに言わせるなら、出張旅費清算、みたいな仕事です。
出張に行くなら絶対しなくてはいけないもの・・・。めんどうで嫌だけれど
不可欠なこと。費やす時間が短ければ短いほど良いもの。
生活があれば家事が付きまといます。生活のできるだけ多くの割合を自分の夢を
実現する活動に費やすべきなので、働いていれば家事の時間は短い程よい。
私にとって結婚して誰かの分の家事をするというのは、自分が出張行くついでに
後輩の分の領収書ももらっておいてあげる、程度の話です。
いまどき全自動の洗濯機もあれば、スイッチポンでご飯も炊け、計って入れるだけでパンが焼ける時代。
一体何が家事が大変、なんてことがあるでしょう?子供だってできます。
自分の分の家事は自分でやるべきだというのが私の意見です。
自分のパンツは自分で洗い、自分の晩御飯は自分で作ってもたいしたコストも時間もかからない。
特に手作りの食事に意義を見出せず、コンビニで満足という人にとっては、現代はどこにでもコンビニがあるいい時代です。
そうした食事で栄養が偏り、病気になるのは主婦がいないためでも、家事スキルがないためでもなく、”栄養学の知識”がかけているのです。
■ 主婦になるとは 出張旅費清算を仕事にすること
想像してください。出張旅費清算だけが唯一の仕事ってどうですか?
それもあなたは一切出張に行かないのに、人の旅費清算だけが仕事・・・。
今の時代の主婦とはそういうことです。 仕事がtoo trivial… しょーもなさ過ぎるんです。
■ じゃあいったい何やってんの?
でもうちの嫁は、色々と忙しそうだし、洗濯も掃除の僕がやろうとすると違うっていうし。
手伝おうとしてもいちいち叱られるから、怖くて手伝えないよ。
・・・と嘆き?反論?が聞こえてきそうですね?
実際その答えは、夫の無知にあるのです。妻は単なる”家事”をしているのではなく、
洗濯 = 高級ランドリーサービス
掃除 = 心地いい空間を提供するインテリアコーディネイター
料理 = 栄養士&フードコーディネイター
買い物 = バイヤー兼 購買担当
子育て = 教師
という専門特殊技能を提供しているのです。
夫が手伝おうとすると、「違う!そうじゃない!」と言われるのは当然なのです。
だって 高級ランドリーサービスがカチコチのバスタオル出してきたら、高級じゃないでしょう?
じゃどうするべきなの?って、そんなの頭使って考えるんです(笑)!そのために頭はついている!
そうしないと、清潔になった以外のどんな付加価値があるんです?
掃除も同じです。男性はブーンと掃除機かけて手伝った気になる。風呂も掃除したよ~と
ママに褒めてもらった少年時代をそのままリプレイするかのようです。
ここで妻はぐっとこらえて夫を育てると思って「ありがとう」。
もう甘えるのは辞めましょう。実際はブーンと掃除機かけるのとかバスタブをごしごしするのは、
その空間を心地よくするためのほんの一要素に過ぎません。その空間自体がどう改善しましたか?
あら!なんか部屋がくさいわね? 窓開けないで掃除したでしょう?そろそろ冬だから
観葉植物はこっちがじゃないの? クッションは整えて要らないDMは整理して
ゆがんだラグはまっすぐに直して・・・クッションカバーっていつ洗ったっけ?
ブーンで終わりなんて、脳みそは何のためについているの?ってなります・・・(汗)
ボトルに湯垢がついてる?みっともない?じゃあどうする?
その空間がどうしたら、心地よくなるか、自分の目で観察して、必要だと判断したことをやってください。
・・・とまぁこんな感じです。 分かります?この違い・・・
■ プロデューサー vs 出張旅費清算
家事といっても生活を成り立たせるためにしなくてはならないものと、
生活そのものの質を向上させるものでは意味合いが違います。
より快適な空間で生活することはクオリティオブライフを高めます。
おいしい食事はおいしくない食事より幸福感が高い。
質の高い眠りなど、快不快の感覚に直接訴えるものは高い価値で取引されています。
高級ホテルが同じ面積でも並みのホテルより高額な宿泊料を取るのと同じです。
結局のところ、快空間、快感覚のプロデューサーであるのが現代の主婦、ということになります。こういうプロデューサーが予算の管理から企画、運営まで
全部やってくれるから、普段はおしっこが便器の外に飛んでいても
自動的にキレイになる、という感覚な訳ですね(笑)
人は高級ホテルにはかなりの額を払います。
同じ額を家庭の主婦に払う人は少ないですね?
しかし結局やっていることは、ホテルの支配人から、コンシェルジェ、
料理長、ルームサービス、果ては運転手役まで全部一人でやって、小さなInを経営するのと同じです。
そのあたりの理解の差が、世の中の夫には欠けており、妻の仕事の内容が
イマイチつかめないのだと思います。
基本的にこの家庭という小さなInにはゲスト役は要らないのです。ところが
日本の夫ときたら、”ただいまと帰ってきてから行って来ます”まで、単なる
ゲストです… なら通い婚で十分なんですよ。
出張旅費清算する程度の内容だと頭から思っているなら、まぁ各自やることですね。
各自やったところでたいした時間もコストもかかりませんから。
プロデューサーはクリエイターですから、どのような生活を求めているのか?
そのターゲット像が分からないと作り出すべき生活が分かりません。
そこにいったいどういう青写真を入れるか…それがその人らしさ、となります。
日本の男性が女性に甘えているのは企画からしてお任せコースだからなのです。
この姿勢は家事から始まって”生き方””子供の教育”まで、人生の
ほとんどの領域に広がっているようです。
それで相応の対価を妻に支払わないのは、高級ホテルにタダで泊まるような
ものですよね?