稜線つなぎ

2012-05-06 18:55:26 | 山のアレコレ
今日はとっても変化の激しいお天気でした。昨日は満月で月が大きく、テント泊したらさぞ夜空が
きれいだろうと一瞬思ったので、今朝起きての晴れは、ちぇ!という感じではありましたが、
そうこうしているうちに日が突然陰り、11時頃には、突然雷に土砂降り。10分くらいで
サクッと通り過ぎていき晴れ間が出ましたが、甲府ではあまりない珍しいくらいの激しい気象
現象でした。九州を思い出します。

■ 稜線つなぎ

今日は一日地図とカシミール、さらにGoogleの地形図をにらめっこしている間に一日終わりそうです(笑)
 
かろうじて図書館と買い物には行きました。 なんて贅沢な休日の過ごし方でしょう。

登山のイメージというのは、山”登り”でした。山頂と山ろくをつなぐイメージ。

しかし、尾根と尾根を歩くほうがうんと楽しいですね♪ 縦走です。

昨日、大菩薩嶺付近でもそれが可能なことに気がつき(笑)…この山域、大菩薩嶺から滝子山くらいまで
縦走できそうです。大菩薩嶺、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ原摺山、黒岳、雁ヶ腹摺山、ハマイバ丸、大谷ヶ丸、
滝子山の8座。

なぜなら…甲斐大和駅と上日川峠をつなぐバスがあるんですよね♪ 途中エスケープも数は多くないものの
取れそうです。中間点になる湯ノ沢に避難小屋がある。距離にしても17~18Kmくらいと大して長くなさそうで春や秋には楽しいかな~と想像をたくましくしてしまいました。高山じゃなくても景色がいい山はありますね。

ちょっと地質を調べてみました。

大菩薩嶺:    中生代、白亜紀の砂岩
小金沢山:    新生代、古第三紀の砂岩
牛奥ノ雁ヶ原摺山:新生代、古第三紀の砂岩
黒岳:      新生代、古第三紀の砂岩
雁ヶ腹摺山:   新生代、古第三紀の砂岩
ハマイバ丸:   新生代、中新世の花崗閃緑岩
大谷ヶ丸:    新生代、中新世の花崗閃緑岩
滝子山:     新生代、古第三紀の変成岩や堆積岩

引用: 産総研 http://www.gsj.jp/geology/mountains/tview-mt/m20kofu-.html

つまり4グループに分けれますね。歩いて分かるとは思えませんが、山の石の違いを見るのも楽しいのかも?

■ ロングトレイルだらけ?

先日は御坂山塊の稜線を少し(1時間ほど)歩きましたが同じようにピークとピークをつなぐのは楽しい。
ピーク同士が近いというのは、日本だけの特権かもしれません。気分の良いピークが連なる稜線まで林道が近距離にある。
後はずっと稜線を歩いてつなぐ。

最近はロングトレイルを歩こう!みたいな運動がありますが、古いワインを新しい皮袋に入れているってわけですね。

名前はなくても、昔からそうしたスタイルで歩いていた人はいたんだろうな…。衣食住一式背負ってヤドカリみたいに歩いていた人はたくさんいたんだろうなと想像しました。下山すれば温泉があるし(笑)

そこにその歩き方をピッタリと表現する良い名前をつけ、その歩き方をあらゆる手段でサポートする仕組みを作る…

そういうトータルでのデザインが…企業に対して行われるとマーケティングと呼ばれます。

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