君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

C3-シーキューブ- 第10話「嗜虐者は何処にもいない」 感想

2011-12-04 01:14:44 | 2011年 秋アニメ






知る事といたわり。




委員長は一人で苦しみを請け負って、悩んで、その結果倒れて・・・と
自己犠牲の塊のような人だった。
あの例の呪いのボンテージですが、脱ぐまで死なない代わりに、道具の持つ呪いも自ら浴びて
受け皿としての日々も同時に送っていた、
能力が使える代わりに
諸刃的な役割も同時進行だった、と。それを本当は隠しておきたかった気持ちと、知って欲しかった気持ち。が両方あったんだと思う。
一人で抱え込むのは楽だし、迷惑も掛けないけど、その代わり孤独を味わうという欠点もある訳で
自ら見せた、って事は、やっぱり信頼する春亮にはそんな自分を知って欲しかった、曝け出したかったんじゃないかと。
それに対する春亮の反応は当然、
優しい人だね、と。
引くのではなく、肯定。これぞ主人公としての役割ですね。
人には誰にでも隠してる苦しみや痛みがある、それを人に伝える事で解放される思い――、が今週は主に表現されてました。
一方で、独特のエロさも健在ですね(笑)。
そのまま情欲コースに突入するのかと思うくらい官能さはありました。
それがシリアスの中の癒しになってるのは言うまでもない。

フィアに関して言えば、良い具合に使命感が出てきた。
初期と比べると
勇気も優しさも、自分の能力に対する引け目も感じさせずに、真っ直ぐに目標に向かう感じが観てて心地良いですね。
前はおしかけヒロイン感覚だったのが、今はみんなを引っ張って行ってるように感じられて
こうやってシリーズの中で如実に成長を感じられるのはいいなあ、と。
気になる引きもあったので、来週もまた楽しみです。




しかし「淑乳」ってキーワードには流石に笑いましたね。確かにつつましさはありますけど。言い方って凄いねえ。




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