うそうそ季節(とき)のなかで何かが生まれる…

ザワザワと心が揺れる日々の中で、coffee片手に感じることを… by orangepeko

資格があれば良かったのかも…

2017年07月12日 16時06分14秒 | 介護保険と施設

      

まだ梅雨明けは訪れないのでしょうか…
先週中半で雷雨…予報ではその後一週間は連日の雨で…これが過ぎたら梅雨明け宣言が出されるものと…
しかし雨はなく蒸し暑い日々(*´Д`*)ハァ~

先週末「認知症カフェ」に参加して帰宅した途端に雷雨…
翌日こそ集中豪雨で激しい雷…ランの会から帰る頃…天気図は真っ赤な状態Σ(゚口゚;!
だけど週明けは再び雨もなく(・・?)…完全に天気予報は外れています(;´▽`||A``アッセ!

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早いもので…母を見送って5ヶ月が過ぎようとしています…まだまだ介護は続くはずでしたが…それは静かに終わりを告げました…
父の介護に始まり母の介護…10年の月日が流れていました…この歳月の経験は資格を取っていたら専門職にでもなれたのかも(´∀`*)

昨年の秋頃から母の体力は急激に落ち…一人では起き上がる事も出来ない状態になっていました…
週に一度の帰宅時は大変でしたが…何を作っても「美味しい、美味しい」と食べてくれてはいました…
しかし、年末から年明けの帰宅後は、天候(降雪)の影響もあり…帰宅出来ないままでした…

中旬過ぎに発熱し…一日で熱は収まりましたが…食欲がかなり落ちていました…
おかゆ(三分がゆ)をお願いして様子を観ていただくことにし…食べやすいものを用意して通いましたが、食欲は戻りませんでした…

一月末に医者に連れて行き…入院をお願いしましたが…検査結果を見ないと…と断られました…
しかし、検査結果はCRP値が異常に高く(肺炎の疑いが強い)…即入院ということになってしまいました…
一月の最終日に入院したのですが…ここでも、病室に入るまで検査漬け…3時間くらいは待たされました・゚・(ノД`)・゚・

レントゲン写真を見せられ…両肺は真っ白Σ(゚口゚;!…食べられないはずだと思いました…_| ̄|〇|||
最初の医師の説明は「ご高齢ですので、いつどういう事が起きても可笑しくありません…」から始まり
最後は「覚悟を決めて下さい…」で終わりました…(;-_-) =3…当然の説明なのでしょうが…責任逃れにも聞こえました…

その上でペースメーカーを埋め込む事を提案されましたが断りました…
母は、治療そのものを拒否して…暴れて点滴の針も刺せない状態…
吸入器具は外す…食べて無いのに何処からあんなに抗う力が出るのか不思議なくらい…

兼ねてから「何もしなくて良い…」と言っていましたし…無意味な延命は避けたかったのかも知れません…
何をされているのか解っていましたし…少なくとも認知症は影を潜めているように感じました…

インフルが流行していて館内全て面会禁止になっていたのですが…
後日、許可を得て様子を見に行ったら若い医者が点滴をしようと格闘していました(;´▽`||A``アッセ!
漸く点滴が終わった後…吸入器具がずれていたので直そうとしたら、弾かれて…恨みがましい目で睨まれました…
病院に入れたことを怒っているようでした…

治療を受けながらも…食事は殆ど食べられない状態だったようです…
二月の初めの土曜日には、朝から立て続けに病院から何度も電話…鼻から管を通して栄養を採らせたい…
チューブを抜くと危ないので断ると喉を切開して…それも断ると足の太い血管に管を…(;-_-) =3
抜く可能性があり危険が高く痛い思いをさせたくないので自然の摂理に委ねたいと…全て断ると…
もう何もしなくて良いということですね…とダメ押しの確認!_| ̄|〇|||…電話を受ける度に落ち込みました…
これで治療方針が確定されたのかも知れません…

入院から2週間…通院から帰宅した後…病院から容体が急変したのですぐ来てくださいの電話…
すぐに駆けつけましたが、間に合いませんでした…誰にも看取られることなく一人で旅立ちました…
今まで見たこともない安らかな寝顔で…父や祖母が迎えに来ていたのかも知れません…

良いと思って入れた施設でしたが…今回も施設の対応には幻滅させられました…
一月末に退所した3名の利用者たちは…母以外の方たちも帰らぬ人となられたようです…
亡くなった母の年に不足はありませんが…施設に入れたことで寿命が縮まったようにも思えます…
施設を利用したことで体力的には助けられましたが…精神的には正直疲れました…
先月末…最後の話し合いに行ったのですが…馴染みの方たちも依りお年を召されていて寂しく感じました…