大切な見ること。

見ることに関するすべてについて

レンズのどの位置でみても良く見える遠近両用メガネ

2015-03-21 18:11:17 | レンズ

残念ながら、そのような遠近両用レンズはありません。

遠近両用」 だから、自分が見ようとした位置で、即見えるものだと思ってらっしゃる方、

結構おられると思います。

車は横になって運転しないと思いますが、テレビは楽な恰好、横になって見たいですよね。

でも基本的には遠近両用は正しい姿勢でなくては良く見ることができません。

正しい姿勢で見るという前提での設計になっています。

このような方、以前、近くの小さい文字を見るのには少し弱いといういわゆる「老眼」を

使用していた方に多いと思います。

弱めの「老眼鏡」ですので、遠くもなんとか見えてしまいますので「常用」してしまいます。

ですのでその方にとってはいわば、「遠近両用」だったんです。

でも、その「遠近両用」では、すべて中途半端で、それでは完全に満足ができないので

"正式"な「遠近両用」の出番となりますが、それに慣れてらっしゃいますので、

近くの細かい文字を見るのには、目を下におろす(回旋)という眼の動きを

マスターしなければなりません。

このように使い方というのが必要ですが、使い慣れた時の爽快感は格別だと思います。

この遠近両用メガネで行う仕事の内容、趣味の内容、見方のクセ、重視したい見え方等を

よくお聞きして、度数、アイポイント位置などを決定していくのが私達の仕事です。

もちろん、それに対する、使い方のコツもしっかり伝授させて頂くのも大事なことです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする